JCB、デジタルガレージ、りそなHD、実店舗におけるステーブルコイン決済の実証実験を開始
~マイナウォレットとBase Appを活用し、JPYC/USDC決済を実施~
株式会社ジェーシービー (本社: 東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長: 二重 孝好、以下: JCB)、株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO: 林 郁、以下: デジタルガレージ)、株式会社りそなホールディングス(東証プライム: 8308、本社: 東京都江東区、取締役兼代表執行役社長兼グループCEO: 南 昌宏、以下: りそなHD)は、マイナウォレット株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役: 橘 博之、以下: マイナウォレット)とともに、2026年2月24日(火)から3月2日(月)の期間にて、「USDC(米ドル建てステーブルコイン)」および「JPYC(日本円建てステーブルコイン)」を活用した、実店舗におけるステーブルコイン決済の実証実験を実施します。

実店舗におけるステーブルコイン決済の実証実験について
JCB、デジタルガレージ、りそなHDの3社は、2026年1月16日に発表したプレスリリースの通り、ステーブルコイン決済の社会実装に向けた協業を開始しました。本実証実験ではその端緒として、セルフカストディ型ウォレット等(※1)の技術基盤を持つマイナウォレットと連携し、実店舗におけるステーブルコインを用いた決済の概念検証を行います。
決済時のユーザー体験から、ブロックチェーン上の処理、決済後の業務に至るまでの一連の決済プロセスを実施・検証し、実務上の課題等を洗い出すことで、将来的なステーブルコイン決済の社会実装に向けた知見を共同で蓄積します。
なお、マイナウォレットは、デジタルガレージが運営するweb3領域のアクセラレータープログラム「OnLab web3(オンラボ ウェブスリー)」でも採択しており、実績ある国内発のweb3スタートアップです。
(※1)セルフカストディ型ウォレット:秘密鍵をユーザー自身が保有し、第三者に依存せずにステーブルコインを管理可能なウォレット
実証実験の概要
本実証実験では、店舗向けに開発された専用アプリを用いて、消費者が自身のセルフカストディウォレットで実店舗においてステーブルコイン決済を行うスキームを検証します。店舗側は最終的に日本円で売上を受け取るモデルを想定しております。

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実施期間 |
2026年2月24日(火)から3月2日(月)の期間中、平日14時以降限定で実施 |
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実施店舗 |
Pangaea Cafe & Bar(パンゲア カフェ アンド バー) (東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコDGビル 10階) |
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対象アセット |
・米ドル建てステーブルコイン「USDC」(Baseブロックチェーン) ・日本円建てステーブルコイン「JPYC」(Polygonチェーン) |
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ウォレット |
・Base App(USDC決済) ・マイナウォレット(JPYC決済) |
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対象参加者 |
一般個人 |
実証実験における各社の役割
本実証実験において、各社はそれぞれの事業基盤と強みを活かし、以下の役割を担います。

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会社名 |
役割 |
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JCB |
クレジットカードをはじめとするキャッシュレス決済の知見や事業ノウハウに基づき、加盟店決済・精算スキーム等を検討します。 |
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デジタルガレージ |
web3領域の知見や暗号資産交換業の事業ノウハウを提供しつつ、プロジェクトの全体企画・統括・調整を担当します。 |
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りそなHD |
国内有数の伝統的金融機関での事業ノウハウをもとに、当該領域の事業化に向けて検討します。 |
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マイナウォレット |
本実証実験の中核となる決済用インターフェース「マイナペイ」を提供します。店舗が利用する金額入力・QRコード(※2)表示・決済受入などの機能を有するUIに加えて、ユーザーが利用する任意のウォレット選択・ウォレット接続のUIを実装します。また、セルフカストディウォレット「マイナウォレット」を通じたステーブルコイン決済環境を提供します。 |
(※2)QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
今後の展開
参画各社は、今後、本実証実験を通じて得られた技術面・運用面の実データを分析・精査することで、日本におけるステーブルコイン決済の新たなビジネスモデル構築と社会実装に向けた検討をさらに加速させます。将来的には、訪日外国人を含むあらゆるユーザーが、日常的な買い物や飲食においてステーブルコインをシームレスかつフリクションレスに利用できる社会の実現を目指してまいります。
コメント
橘 博之(マイナウォレット株式会社 代表取締役)
マイナウォレットは、マイナンバーカードと公的個人認証サービスを活用し、デジタル資産を誰もが安心・安全かつ直感的に使える形で社会実装することを目指しています。本取り組みは、ステーブルコインという新しい決済手段を、実証に留めず日常の業務や生活で使われる基盤へと進化させる重要な一歩です。デジタルガレージ様、JCB様、りそなグループ様と連携し、そしてBase様の展開するインフラを活用することで、日本市場に適したステーブルコイン活用のスタンダード構築に貢献してまいります。今後も、年齢やリテラシーに関わらず、幅広い層の方々が新しい価値交換を安全に利用できる社会基盤の構築に貢献してまいります。
Xen Baynham-Herd
(Head of Global Growth at Base / Base App および Base チェーン開発運営)
ステーブルコインは、プロダクトマーケットフィットを達成しました。そのスピード、透明性、そしてコスト効率の高さから、ステーブルコインを導入する企業は日々増え続けています。デジタルガレージ、JCB、りそなグループ、マイナウォレットが、この強力なテクノロジーを自社業務でいかに活用できるかを模索する中で、私たちがその基幹インフラとサポートを提供できることを大変光栄に思います。
<以下、2026年1月16日発表のニュースリリースより再掲>
二重 孝好(株式会社ジェーシービー 代表取締役会長 兼 執行役員社長 )
JCBグループは、総合決済サービス企業として、お客様のニーズに応える商品・サービスの開発や、より安全・安心な決済環境の開発・提供に取り組んでおります。現在グローバルで市場が急速に拡大しているステーブルコインは、お客様に新たな価値をご提供できうる基盤ですが、その社会実装には、安全・安心の実現と持続的なビジネスモデル構築が必要です。この課題解決に向けて、デジタルガレージ様、りそなホールディングス様をはじめとした参画各社様とともに取り組んでまいります。
林 郁(デジタルガレージ 代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO )
デジタルガレージは「New Context」を創造し続けるとともに、グループ戦略 「DG FinTech Shift」のもと、様々な戦略パートナーと連携し、日本の決済インフラの進化に取り組んできました。このたびのステーブルコインを活用した新たな決済サービスへの挑戦は、web3を実需や実業に結びつける「New Context」そのものです。当社グループが保有するブロックチェーン技術と、JCB様の強固な加盟店決済網、りそな銀行様が保有する広大な顧客基盤の融合により、キャッシュレス社会の新たな決済基盤を構築してまいります。
南 昌宏(株式会社りそなホールディングス 取締役 兼 代表執行役社長 兼 グループCEO )
りそなグループは、『金融+で、未来をプラスに。』というパーパスのもと、デジタル技術を活用した新たな価値創造に積極的に取り組んでいます。今回のステーブルコイン決済における3社協業の開始は、国内外のお客さまに、より便利で安全な決済環境を提供するための重要な一歩です。伝統的な金融機関として培ってきた信頼性と、革新的なテクノロジーを融合させることで、日本市場に適した新しい決済モデルを創出し、これまで以上にお客さま・地域社会に貢献してまいります。
会社概要
<株式会社デジタルガレージ>
デジタルガレージはパーパスとして「持続可能な社会に向けた “新しいコンテクスト” をデザインし、テクノロジーで社会実装する」を掲げ、社会インフラを担う国内最大級の決済代行事業者として、多様な総合決済プラットフォームを提供する決済事業を展開しています。またデジタル・リアル領域においてワンストップでソリューションを提供するマーケティング事業、国内外の有望なスタートアップやテクノロジーへリーチするスタートアップ企業への投資・育成事業などを展開しています。
<株式会社りそな銀行>
りそなグループは、りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行・みなと銀行の4銀行を中心に、首都圏・関西圏をはじめ全国へ広がる店舗網を持ち、相続・不動産・事業承継・年金などの信託機能に加え、SX・DX支援等の多様なサービスを通じて、中堅・中小企業および個人のお客さまに幅広いソリューションを提供する金融グループです。「金融+で、未来をプラスに。」をパーパスに掲げ、従来の金融サービスの枠に捉われず、新たな価値の創造を通じて、お客さまのより良い未来の実現を目指しています。
URL: https://www.resona-gr.co.jp/
<マイナウォレット株式会社>
マイナウォレットは、「誰一人取り残すことなく、デジタル資産を活用できる世界を」をミッションに掲げ、マイナンバーカードと公的個人認証サービスを活用したデジタルウォレット「マイナウォレット」を開発しています。
新しい価値交換を支えるインフラとして次の時代のスタンダードを築くことで、子どもからお年寄りまで、すべてのひとが複雑な操作や技術を意識することなく、ステーブルコインやNFTを始めとしたブロックチェーン技術を活用したサービスにアクセスできる世界を目指します。
<Base>
Baseは、イノベーション、創造性、そして自由を促進するグローバルな経済を構築することをミッションとしたオープンな技術基盤です。Baseは10億人のユーザーと100万人の開発者をオンチェーンに導くことを目指しており、Baseの基盤によって、誰もが簡単に構築、取引、そして収益を得ることが可能になります。Base Chainは、安全・高速・低コストなイーサリアムL2(レイヤー2)であり、1セント未満の手数料と1秒未満の処理速度によって、オンチェーン経済の拡大を支えます。Base Appは、ソーシャルネットワーク、アプリの発見、チャット、決済、取引を一つに統合した「everything app」です。そしてBase Buildは、オンチェーンでビジネスを繁栄させるために必要なすべてを開発者に提供するハブとなります。Baseは新しいグローバル経済を築き上げています。
<株式会社ジェーシービー>
1961年に設立し、日本発唯一の国際カードブランドを運営する企業としてJCBカードを利用できる加盟店ネットワークを展開するとともに、アジアを中心に国内外のパートナー企業とJCBカードの発行を拡大しています。また、総合決済サービス企業の実現を目指し、お客様やパートナー企業の皆様の期待にお応えする様々な事業を展開しています。
URL: https://www.global.jcb/ja/
JCB は、「おもてなしの心」「きめ細かな心づかい」でお客様一人ひとりのご期待に応えていきます。そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、お客様にとっての世界にひとつをめざし続けます。
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