JTBとLEAPSが、世界中の富裕層に向けた新サイト「anyBOUND」のティザーサイトを本日公開

Pacific Metaと連携し、オンチェーンの世界へ進出する

株式会社JTB

 株式会社JTB(以下、「JTB」)と株式会社LEAPS(以下、「LEAPS」)は、「希少性の高い、世界中の着地型体験コンテンツ」を全世界に向け販売する新サイト「anyBOUND(以下、「新サイト」)」を今秋立ち上げます。新サイト立ち上げを前に、本日5月29日(木)に、サービス全体の紹介と特典の付く事前登録フォームを実装したティザーサイトを公開します。

 

新サイトはブロックチェーンの技術を利用した販売スキーム(暗号通貨決済やNFTの販売)などを有しており、Web3(*1)マーケティング界をリードする株式会社Pacific Meta(以下、「Pacific Meta」)とも共創し、顧客とのコミュニケーションやニーズ把握に努め、新しい価値の創造に取り組んでいきます。

 新サイトを通して、世界発・世界着で人流を創出し、世界中のコンテンツに光を充てるべく発信を行っていきます。同時に、日本国内においては特に訪日インバウンド市場の強化に向けて、地方自治体・DMO(*2)・企業などと共創し、日本文化の新たな価値を掘り起こし、日本の文化・経済の活性化を目指していきます。

(Webサイト:https://anybound.jp/ja)

◆新サイト開発の背景

 日本政府観光局(JNTO)の訪日外客数統計によると、2024年の訪日外客数は3,600万人を超え過去最高を突破しました。JTBは、お客様を観光地や観光施設に送りこむ「送客(ツアーや宿泊などの予約手配)」、そして、観光地の魅力を高めお客様を観光地や観光施設に呼び込む「誘客(コンテンツ企画・開発)」両方の視点で戦略を策定し、実行してきました。

 また、デジタル庁による「デジタル社会の実現に向けた重点計画」(令和4年6月7日閣議決定)などにおいて、「ブロックチェーン技術を基盤とするNFT(非代替性トークン)の利用など、いわゆるWeb3.0の推進に向けた環境整備」が盛り込まれたことを踏まえ、日本政府にWeb3.0研究会(*3)が発足し、新たな経済成長の柱にすべく官民一体で動いています。

 そうした中、JTBは革新的なトークン経済の事業活用に着目すると同時に、訪日インバウンド市場、特に富裕層セグメントにおける成長機会を認識し、ニーズ把握とサービス提供の検討を進めてきました。LEAPSは、Web3技術を活用した事業運営に取り組む中で、エンドユーザー視点の実感価値に焦点を当て、サービスの検討を進めてきました。そのような状況のなか、Pacific Metaをメンバーに迎え入れ、ともにWeb3のマーケットリサーチをしていく中で「訪日外国人観光客をはじめ、世界中の富裕層が、まだまだ希少な体験コンテンツへの情報取得や手配に対し課題感があるのでは」との仮説に至りました。

 そうした顧客に接触し、顧客ニーズを把握する際の課題と、顧客が希少コンテンツに接触する際における課題、その双方を解決するため「今までにない新しい旅行提案の形、新しい購入・決済の形」が必要であると考えました。さらにそれを実現するため、ブロックチェーンの技術が必要との見解に至り、結果として、新サイトの開発を通してトークン経済の事業活用をともに行っていくこととなりました。

◆検討・企画している取り組み

1.世界発・世界着でのボーダーレスな販売とオペレーションスキームの開発

日本人の国内・海外旅行や外国人の訪日旅行などの方向が決まったサービス形態ではなく、発着の縛りがない、現地集合・現地解散をメインにしたコンテンツの販売。

および、前後の移動手段や現地の交通手段・宿泊などのオーダーメイド販売とオペレーションスキームの開発。

2.世界中にある希少コンテンツの掘り起こしと企画・開発

旅や体験に限らない世界中にある希少コンテンツ、酒樽の権利販売なども含めた企画・開発。

3.ブロックチェーン技術を利用したサービス展開

従来の法定通貨(クレジットカードなど)による決済だけではなく、暗号通貨(ETH,USDCなど)による決済の導入と、旅行を申し込める権利や物理的なモノの所有権をNFT化し販売するなどの新たな販売手法の導入。

※1 Web3.0:経済産業省より「ブロックチェーン上で、暗号資産などのトークンを媒体として「価値の共創・保有・交換」を行う経済」 https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/Web3/index.html

※2 DMO:Destination Marketing/Management Organizationの略で、観光地域づくり法人のこと。

※3 Web3.0研究会:デジタル庁が開催した研究会 https://www.digital.go.jp/councils/web3

◆各社の役割

JTB

日本国内の354拠点(個人・法人)と海外35ヵ国・地域、79都市での154拠点というネットワークを生かした希少コンテンツの掘り起こしや商品開発。および富裕層のお客様の旅行をオーダーメイドで手配するノウハウとおもてなしの提供。

LEAPS

長年培ったブロックチェーンの技術を利用した新サイトの開発・NFT販売・決済含めたサイト運営。更にWeb3の事業会社とのコネクションを利用したコラボやマーケティング活動全般。旅行商品以外のNFTコンテンツの企画・開発・販売。

Pacific Meta

築き上げてきた世界中のWeb3界のファウンダー、CEOなどとのネットワークやコミュニケーションを武器にしたリサーチ、マーケティング全般。

3社それぞれが持つネットワーク、強みを生かし、企画段階から連携を行うことで、これまでになかった新しい価値の創造・発信を行っていきます。

 

◆今後の展望

世界発・世界着というボーダーレスな事業領域と、国境を越えて行われる取引や事業(クロスボーダー)を基本とし、旅行商品だけではなく、酒樽の権利、不動産の共同所有の権利、デジタルアートなど希少コンテンツを開発、販売していきます。

また訪日インバウンド市場において、3社に閉じた取り組みではなく、地方自治体・観光協会・DMO・民間企業などあらゆるステークホルダーの皆様とも共創しながら、日本文化の新たな価値を掘り起こし、日本の文化・経済の活性化を目指していきます。

◆株式会社JTB

JTB は「交流創造事業※」 を事業ドメインとし、全国に広がるネットワークを生かし、さまざまな人流・物流・商流の創造による交流人口の拡大を通じて、地域や観光事業者の課題を解決するお手伝いをしています。人と人、人と場所、人とコトをつなぎ、新たな価値を創出、デジタル&ヒューマンの力で地域に新たなイノベーションを起こすことを追求します。

※「交流創造事業」は(株)JTB の登録商標です。

JTB コーポレートサイト:https://www.jtbcorp.jp/jp/

JTB ホームページ:https://www.jtb.co.jp/

◆株式会社LEAPS

LEAPSはブロックチェーンを軸にプロダクト開発および新規事業支援を手がける企業です。企業向けのブロックチェーン事業開発支援、  Multi-RedeemableNFTソリューションの提供、コンシューマー向けのプロダクト開発を行っています。旅行業界をはじめ、さまざまな産業に対し、ブロックチェーンの実装と普及を推進しています。事業内容にご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。

LEAPS コーポレートサイト:https://leaps-inc.com/

◆株式会社Pacific Meta

Pacific Metaは「Web3領域のアクセラレーター」として、Web3事業に挑戦する国内外のWeb3プロジェクトを一気通貫で支援しています。世界40か国以上との取引実績を持つグローバルチームとして、国内プロジェクトの海外進出、海外プロジェクトの日本(および東アジア)進出サポートも得意としています。資金調達/コンサルティング/事業開発/マーケティング支援などの幅広い領域において、豊富なアセットおよびノウハウを活かし、お客様の事業成長を実現します。

Pacific Meta コーポレートサイト:https://pacific-meta.co.jp/

■  本件に関するお問合せ先

株式会社JTB ロイヤルロード銀座 メールアドレス:rrg_web3_pjt@jtb.com 

株式会社LEAPS 問い合わせフォーム:https://leaps-inc.com/contact

株式会社Pacific Meta 問い合わせフォーム:https://pacific-meta.co.jp/contact/

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会社概要

株式会社JTB

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URL
https://www.jtbcorp.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都品川区東品川2-3-11 JTBビル
電話番号
03-5796-5833
代表者名
山北 栄二郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1963年11月