シリア北西部:またも市民への攻撃、子ども7人死亡 - ユニセフ事務局長声明【プレスリリース】
今年に入って、子ども140人犠牲に
【2019年7月7日 ニューヨーク 発】
シリア北西部における最近の暴力激化により、また子どもが犠牲になったことを受け、ユニセフ(国連児童基金)事務局長ヘンリエッタ・フォアは、子どもを保護するよう求める以下の声明を発表しました。
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昨日、シリア北西部のMhambel村が攻撃され、少なくとも7人の子どもの死亡が確認されました。報告によると、今回の犠牲者のほとんどは、これまでの度重なる武力衝突により、暮らしていたコミュニティを後にすることを余儀なくされた国内避難民でした。
今回の残虐行為は、この数週間にAl Wadihi、イドリブ南部、アレッポ北部およびハマ北部を含む地域で暴力が激化し、子どもの犠牲が増えている中で起こりました。今年に入ってシリア北西部で犠牲になった子どもは少なくとも140人にのぼります。
子どもたちの安全や幸福をあきらかに無視していることが明白なこれらの攻撃は非道そのものです。失われた幼い命と今も危険な地域に暮らすすべての子どもたちのことを思うと胸が痛みます。
すべての紛争当事者ならびに彼らに影響力を持つ者に対して、シリア北西部および全土の子どもたちを、これらの暴力から保護するよう強くそして明確に求めます。
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。( www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。( www.unicef.or.jp )
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