「憲法×アート」がみたび登場!!—2025年も日本国憲法を読んで、見て、考えてみませんか— 大反響の展覧会の続編「日本国憲法展feat. 黒木コレクション」を憲法記念日にあわせて開催
関連企画として、東京下北沢「本屋B&B」で5/3にトークショーも実施
このたび、憲法展実行委員会は2025年4月26日(土)~5月5日(月)に開催される「日本国憲法展 feat. 黒木コレクション」に協力、監修を担当いたします。

「日本国憲法展」は、書籍『日本国憲法』(TAC出版、松本弦人編、TOKYO TDC2021グランプリ受賞:国内外3750点の最高賞、出版後には「報道ステーション」「日曜美術館」などで紹介)の「条文×作品」というユニークな構成を展示空間に持ち込んだ「読む、見る」展覧会です。2023、24年の開催時にもその斬新なキュレーションは大きな注目を集め、「朝日新聞」「毎日新聞」「日経新聞」「TOKYO FM」「美術手帖」「Tokyo Art Beat(2023年ベスト展覧会に選出)」「ART iT」などのメディアでも大きく取り上げられました。
昨年に続き3回目の展覧会となる日本国憲法展は「日本国憲法展feat. 黒木コレクション」と題し、主催・展示ディレクターをアートコレクターの黒木健一氏が務め、今年も憲法と美術に焦点を当て、憲法記念日前後の6日間、東京都立川市にある旧司法書士事務所で実施します。
本展も書籍『日本国憲法』から着想を得て企画開催され、書籍の掲載作とは異なる新たな9作品を選出し、日本国憲法の条文と組み合わせて展示します。憲法を体験し、新たな角度から見つめ直す試みです。
日本国憲法はこの国の生活の根幹であり、あらゆる表現はその生活と密接に結びついています。本展で展示される「条文× 作品」の組み合わせが、現代社会の情勢、美術の動向、そして私たちの日常生活に新たな視点を提供することを願っています。
私たちのそばにあり、生きる土台である「日本国憲法」を、本展をきっかけに、ぜひ読んでみませんか。
本展の見どころ
2023年、24年の「日本国憲法展」にはアートファンだけでなく、初めて展覧会に訪れた親子連れや学生まで幅広い年齢層の方々が来場し、大きな反響がありました。「日本国憲法展feat. 黒木コレクション」の見どころは次のとおりです。
「9条」「24条」と8作家9作品を並べて展示!
本展では、憲法9条、24条をベースとし選出した8作家9作品を展示。会場の立川はかつてベトナム戦争時に拠点のひとつとなっていた米軍基地が存在していた街。その街を舞台に「憲法」と「美術」のふたつを並べて展示します。
ディレクションはアートコレクターの黒木健一氏。自身の所蔵作品の中から作品を選出
憲法とアートの新しい見方を提案する「日本国憲法展」。2025年は、主催・展示ディレクターにアートコレクターの黒木健一氏を迎え、憲法を身近に感じられる場を創出します。施行から78年目を迎え、時代が大きく変革する今、憲法をどのように読み、体験するか――? 今年も多くの方にご来場いただき、本展をお楽しみいただければ幸いです。
憲法記念日にあわせて開催
本展は初の日本国憲法サテライト展でもあり、日本国憲法の施行日である5月3日(憲法記念日)にあわせて開催します。本展の「条文×作品」という組み合わせは、法律、美術をそれぞれ単体で捉えるのとは異次元の鑑賞体験を提供します。1947年に施行された憲法の意義や内容、あり方をアートとともに考え直すきっかけの場となるはずです。
「日本国憲法展feat. 黒木コレクション」

開催概要
会期:2025年4月26日(土)〜28日(月)、5月3日(土・祝・憲法記念日)~5日(月)
展示ディレクター:黒木健一(アートコレクター)
観覧料:無料
会場:旧司法書士事務所
〒190-0022 東京都立川市錦町4-5-4 1階
※地図アプリの位置情報と実際の会場位置が異なる場合がございます。会場の外観は下記の写真をご参照ください(入口は立川南通り沿いです)。お間違えのないようご注意ください。
※建物付近に案内表示を設置してあります。ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。


kurokicollection@gmail.com
Instagram: @429pocky
開館時間:13:00-18:00
参加作家
第9条及び第24条
Kesang Lamdark
ミヤギフトシ
Tammy Nguyen
Danh Vo
小泉明郎
橋本聡
Oksana Pasaiko
Ryan Gander
出品作品例

Oksana Pasaiko/オクサナ・パサイコ
Short Sad Text (based on the border of two countries)
2024
hair on soap
2.2×8.3×5.9cm
Situation October22,1949
Courtesy of the artist, Keijiban
※作品詳細、展示場所などの最新情報はウェブサイトでご覧いただけます。
https://www.tac-kenpou-art.jp/exhibition2025
企画・主催:黒木健一
協力・監修:憲法展実行委員会
協力:TAC株式会社
Courtesy of Artist, Aoyama Meguro, Keijiban, MUJIN-TO Production, nichido contemporary art, Satoko Oe Contemporary, Take Ninagawa, Yutaka Kikutake Gallery
※今後の状況により、展覧会の中止、営業時間の変更、やむを得ず休廊となる場合があります。最新情報は随時ウェブサイトでご案内します。ご来場前に必ずご確認ください。
本展ディレクター 黒木健一氏について

黒木健一 KUROKI Kenichi
東京都出身。会社員。2011年直島でのアート体験をきっかけに同年アートコレクションをスタート。それ以降、独自のコレクションルールを軸に作品を選択し、毎年継続的に作品を購入するアートコレクターとなる。国内外の作家をコレクションしており、点数は約150点。幼少期より趣味にのめり込む傾向があり、15年以上継続の趣味としてはアートコレクションが自身3本目となる。毎年場所を変えてサイトスペシフィックなコレクション展を企画実施。また高井戸芸術祭を主催し総合プロデュースも手掛ける。
Instagram: @429pocky
展示会場紹介
旧司法書士事務所(立川)
会場はかつて米軍基地が存在していた立川にある旧司法書士の事務所。司法書士の国家試験では憲法が試験科目であり、日本国憲法の学習は必須である。そうした憲法とゆかりのある場所が今回の展示会場となる。
トークイベント開催
「日本国憲法サテライト展の話をしませんか」
「日本国憲法展 feat. 黒木コレクション」開催記念
「日本国憲法展feat. 黒木コレクション」の開催を記念して、東京下北沢・本屋B&Bでトークイベントを行います。
このイベントでは、次のようなテーマをお話しする予定です。
・書籍「日本国憲法」と「日本国憲法展」とは?
・書籍内容と展示事例の紹介
・25年開催の「日本国憲法展feat. 黒木コレクション」とは?
・憲法と美術の組み合わせが生み出すもの
・憲法を読む、体験するということ
・26年開催を目指す「日本国憲法26サテライト展」の概要や開催者の募集方法
憲法展開催、法律、アート、編集、デザイン、展覧会、クリエイティブに興味のある方は、ぜひご参加ください。
出演者
松本弦人
藤城里香(無人島プロダクション)
青山秀樹(青山|目黒)
開催概要
日時:2025年5月3日(土・祝・憲法記念日) 19:00~21:00 (18:30オンライン開場)
開催場所:本屋B&B 世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
入場料:
【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
【配信参加】 1,650円(税込)
【サイン入り書籍付き配信参加】1,650円+書籍『新帯版 日本国憲法』1,870円(いずれも税込)*イベント後発送
【サインなし書籍付き配信参加】1,650円+書籍『新帯版 日本国憲法』1,870円(いずれも税込)*イベント後発送
詳細とチケット申し込みは下記リンクより
https://bookandbeer.com/event/20250503_coj/
「日本国憲法展」のデザインワークがノミネートされたTDC2025も開催中
TDC2025(TOKYO TYPE DIRECTORS CLUB EXHIBITION 2025)
書籍『日本国憲法』のデザインを担当する松本弦人氏による「日本国憲法展」のデザインワークが、TOKYO TDC2025 にノミネートされ、「TDC2025」に展示されています。
毎年話題性にあふれる作品が勢ぞろいする場で「日本国憲法展」のデザインをご覧いただくこともできます。ぜひご来場ください。
TDC2025開催概要
会期:2025年4月4日(金)~5月17日(土)
開館時間:11:00-19:00 ※日曜日、4月29日、5月3日-6日休館
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル 1F/ B1F
Tel:03-3571-5206
入場無料
詳細は下記リンクより
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/jp/00000842
書籍『日本国憲法』東京TDC賞2021グランプリ受賞作
書籍『日本国憲法』(松本弦人編、TAC出版)は、2019年に刊行され、2021年に国際的なデザイン賞である「東京TDC賞2021グランプリ」(国内外3750点の最高賞、日本人の受賞は当時12年ぶり)を受賞しました。刊行から5年以上を経過してなお、息長く読み継がれている名著です。現在、新帯での展開が行われています。


『日本国憲法』*『日本国憲法展feat. 黒木コレクション』で販売!
定価:1,870円(税込)
憲法全103条を戦後美術のマスターピース69作品とともに味わえる、唯一無二の一冊。
●編集+デザイン+造本 松本弦人 ●仕様 A5判変形、224頁、オールカラー
●出版元 TAC出版(TAC株式会社出版事業部)
編者プロフィール
松本弦人(まつもと・げんと)
1961年生まれ。グラフィックデザイナー。東京TDC賞2021グランプリ、NEW YORK DISK OF THE YEARグランプリ、読売新聞社賞他受賞多数。デジタルメディアではゲームソフト「動物番長」(2002 ニンテンドーゲームキューブ)なども手掛ける。2021年1月から開催された展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫1989-2019」(京都市京セラ美術館)のグラフィックデザインを担当。
取材申込み窓口
展覧会開催に伴い、取材をご希望のメディアの方は、以下までお問い合わせください。本展ディレクター黒木健一氏、書籍『日本国憲法』(TAC出版)編者松本弦人氏の取材も受け付けます。
「日本国憲法展feat. 黒木コレクション」への皆様のご来場を心よりお待ちしております。
お問い合わせ先
憲法展実行委員会事務局(TAC株式会社 出版事業部内)
担当:藤明(ふじめ)
電話:03-5276-8909
FAX:03-5276-9674
メールアドレス:info@tac-kenpou-art.jp
ウェブサイト:https://www.tac-kenpou-art.jp/
最新の展覧会情報はウェブサイトで随時更新されますので、ご来場前に必ずご確認ください。
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