TIS、仕様書・研究論文・設備点検報告書などの紙文書をデジタル化できる「文書アーカイブDXサービス」を提供開始
AI OCRを活用して文字をテキスト化し、キーワード検索が容易にできる企業資産の活用を実現
「文書アーカイブDXサービス」は、過去の仕様書・研究論文・設備点検報告書などを紙で活用しているお客様向けに、紙のデジタル化からAI OCRで記載されている画像・文字をテキスト化するサービスです。アーカイブ文書として紙で保存・保管している資産をデジタル化することで、今まで文書捜索に要していた時間の短縮と、過去に実施した研究結果の活用や重複研究の防止、情報共有による技術伝承などに役立てることができます。
当社グループが提供する紙文書のスキャニングプロセスをアウトソーシングできる文書スキャンBPOと、あらゆるフォーマットから文字箇所を定義せずにOCRすることが可能なTISのPaperoid®の「ドキュメントAI-OCRサービス」を組み合わせ※1一気通貫でご提供します。
通常、大量に書庫に眠っている紙帳票のスキャン作業には膨大な工数がかかりますが文書スキャン BPOを使ってアウトソーシングし、Paperoid®の「ドキュメントAI-OCRサービス」でシームレスに文書画像のテキスト化を図ることで、企業資産として活用するのに時間を要していた文書画像などのアーカイブデータを効率的にデジタル化し、業務での有効活用が可能になります。
※1 「ドキュメントAI-OCRサービス」単体でのご提供も可能です。
<「文書アーカイブDXサービス」のイメージ>
■背景
企業ではこれまで新たな実験や研究などを行う際に紙で保管してある過去文書から類似・重複・引用・参考にできる内容が無いか、更改時に整合性が合うかなど、ナレッジの確認に向け、書庫やファイルサーバに保管している文書ファイルから捜索する作業が発生していました。
そこでTISはPaperoid®の「ドキュメントAI-OCRサービス」を活用して画像・文字のテキスト化を行ってきましたが、大量に書庫に眠っている紙帳票のスキャン作業には膨大な工数がかかるとのご意見を頂き、グループ会社で提供している文書スキャン BPOを組み合わせ「文書アーカイブDXサービス」の提供を開始しました。
■文書アーカイブDXサービスの特長
① 紙文書の電子化(PDF化)から対応が可能
・文書の画像化に向けたホチキス外しやファイル取り出し、裁断などのスキャン作業をアウトソ
ーシング可能
②文書画像の文字箇所をAIが自動認識
・読取箇所の定義をAIが自動で認識するためOCR化する文字の範囲を手動で指定する必要がな
く、対象の原本PDFに含まれる文字をすべてテキストデータ化することが可能
③キーワード検索が可能
・Paperoid®上だけでなく、読み取った文書画像データを出力するとPDFに透明テキストとして埋
め込まれるため、ファイル自体から直接キーワード検索することが可能
サービスの詳細は以下 URL をご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/Document_Archive_DX
■今後について
今後は、紙文書のデジタル化だけでなく、NLP(自然言語思慮)と組み合わせて項目や文章が異なる類義語を同様の趣旨として理解させて抽出したり、テキスト解析による要約化や文章構造を理解して原因分析に使うなど、お客様の用途に合わせた高度な文書活用を提供していきます。
■Paperoid®の「ドキュメントAI-OCRサービス」について
手書きや活字に関わらず、画像データでしか残っていない資料をテキストデータ化し、検索・データ活用を可能にするサービスです。紙資料や資料画像の保管はしているものの活用が行えずに眠ったままの状態からデータをデジタル化し有効活用を実現します。詳細は以下をご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/paperoid/doc-ai-ocr/
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
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※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 ビジネスイノベーションユニット
ビジネスイノベーション事業推進部 マーケティング窓口
E-mail:biu_marketing@tis.co.jp
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