JTBが新サービス「らくらくオーダー修学旅行」の提供を開始
~持続可能な修学旅行の実現を目指す~
株式会社JTBは、6月10日より小規模公立中学校向けに、新サービス「らくらくオーダー修学旅行」の提供を開始します。本サービスにより、これまで煩雑だった修学旅行の手配をスムーズにし、小規模校における修学旅行の手配や準備における課題を解決し、持続可能な修学旅行の実現を支援します。

■ 背景
修学旅行は、実体験を通じて判断力や問題解決力を育む貴重な学びの機会として、ますます重要性が高まっています。一方で、特に小規模校においては、教職員の業務負担が大きく、旅行計画に十分な時間を割くことが難しい状況が続いており、手配や準備に課題を抱えるケースが増加しています。
さらに、観光地の混雑(オーバーツーリズム)や、2024年4月から施行された「働き方改革関連法」の改正により、バス運転手の労働時間が制限されたことで、いわゆる「2024年問題」としてバスや宿泊施設の予約が困難になる傾向が強まっています。これにより、観光事業者においても受け入れの分散化や調整が求められています。
こうした状況を踏まえ、本サービスでは、学校現場の負担軽減と観光事業者が抱える課題の解決にも貢献し、持続可能な修学旅行の実現を支援します。
■持続可能な修学旅行の実現に向けて

■ サービス概要
本サービスでは、第一弾として関西方面(京都・奈良)の修学旅行を対象とし、1学年30名以上~50名以下の公立中学校を想定しています。事前準備における打ち合わせはオンライン限定で実施し、効率的な準備を可能にします。
従来は対面で一から計画を立てるスタイルが一般的でしたが、本サービスでは、オーダーメイドとしつつもJTBがお薦めするモデルプランをベースに最小限のアレンジで済むような新しいアプローチを採用。これにより、打ち合わせや手配の効率化を図り、学校担当者の負担を大幅に軽減します。
■ 期待される効果
1. 小規模校の修学旅行機会の確保
2. 教職員の負担軽減と手配業務の効率化
3. 最繁忙期以外での実施による、地域社会への貢献、宿泊施設や貸切バス等の稼働率平準化と販売機会の拡大
■モデルコースとポイント (モデルコース内容の日程は2026年度を想定)


■ 今後の展開について
本サービスは公立中学校を対象に試験運用を開始し、市場の反応を見ながらさらなる拡大を検討します。JTBは、教育機関との連携を強化し、持続可能な修学旅行のあり方を提案していきます。
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■ 学校関係者からのお問い合わせ先
JTB法人サービスサイト お問い合わせフォーム https://www.jtbbwt.com/education/contact/
JTB西日本仕入販売部 TEL:06-6260-5252 (9:30~17:30 ※土日祝休)
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