出社回帰で現役世代の8割超が朝食に「タイパ」を重視! 〜「朝食の喫食実態と意識」調査〜

朝食の簡素化や「1品化」が顕著、20代の8割超が「栄養に不安」

森永乳業株式会社

 森永乳業は、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)に住む20〜60代の現役世代を対象に「朝食の喫食実態と意識」に関する調査を実施しました。本調査によって、昨今の出社回帰の流れが現役世代の朝食の「タイパ(タイムパフォーマンス)意識」を高めたが、「時短志向」への偏りが生じ、結果として朝食の簡素化や「1品化」が進み、栄養への不安が高まっている実態が明らかになりました。

<調査結果サマリー>

  • 現役世代の約7割、特に出社回帰層では8割超が朝食でタイパを重視。準備時間は「10分未満」が半数以上に。

  • 時短志向の結果、現役世代の約8割、特に出社回帰層では9割弱が朝食の簡素化を体感。食事内容も主食・主菜のみといった「1品化」が半数以上に。

  • 現役世代の6割以上、20代の8割以上が朝食の栄養に不安を感じている。

  • タイパ重視層の8割以上が「たんぱく質」と「カルシウム」の重要性を認識しながらも、十分摂れていないと感じている人が半数近くに。

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1.出社回帰層の8割超が朝食でタイパを重視。「準備は10分未満」が半数以上

今回の調査では、現役世代の70.4%が「朝食にタイパを重視している」と回答し、特に、出社回帰層*では83.9%にのぼりました。限られた朝の時間内で、時間を無駄にせず、効率よく満足のいく食事を済ませたいと考えている現役世代が多いことが分かります。また、出社回帰層の結果から、通勤時間の増加により、朝の支度時間が限られることで、タイパ意識が強化されることが推測されます。

また、朝食の準備にかける時間は「10分未満」が53.6%と半数を超え、15分未満では78.2%と全体の約8割にのぼる結果となりました。多くの現役世代が「忙しい朝」に朝食の準備に多くの時間を割くことができていない現状が明らかになりました。

*出社回帰層:本調査において「1〜2年前と比べて出社頻度が増えた」と回答した層

2.現役世代の約8割が「朝食を簡素に済ませることがある」。「1品化」も半数以上に

 「タイパ」重視の一方で、現役世代全体の78.8%が「朝食を簡素に済ませることがある」と回答しました。さらに、出社回帰層では86.9%が簡素化を体感しています。

朝食を簡素化する理由のトップは「忙しくて時間がないから」(57.0%)。2位は「調理や準備が面倒だから」(39.9%)、3位は「朝に火や油を使いたくないから」(24.5%)という結果に。出社回帰層では、「出社頻度が増えて食事を準備する時間がない」(33.7%)が上位に入りました。

この簡素化は食事内容にも影響を与えており、朝食を「主食や主菜など1品のみ」で済ませることが最も多いと答えた人が全体の54.8%にのぼり、「朝食の1品化」が生じていることが明らかになりました。さらに、出社回帰層では64.6%「朝食の1品化」が生じており、出社回帰が朝食の簡素化に影響していることが示唆されます。食事内容で最も多いのが「主食のみ」で、全体の39.8%を占めました。内訳を見ると、「主食のみ」と回答した人のうち「パンのみ」の割合が50.7%と最大で、手軽に食べられる主食で済ませる傾向が見られます。

すなわち、「タイパ」の良い朝食を多くの人が望みながらも、実際は「時間短縮」や「手軽さ」を優先し、朝食を簡素に済ませてしまう人が多いことが明らかになりました。

3.20代の8割以上が「栄養に不安」。タイパ意識も「たんぱく質」「カルシウム」の不足を自覚

簡素化の結果、現行の朝食で栄養に不安を感じている人は全体の65.6%に達しました。特に、20代では81.2%、30代は70.3%と、若い世代ほど栄養の偏りへの懸念が高いことが判明しました。出社回帰層では82.5%が栄養に不安を感じているという結果になりました。

併せて、朝食にタ

併せて、朝食にタイパを重視する層の栄養意識を探ったところ、8割以上が朝食での「たんぱく質」(82.9%)と「カルシウム」(83.1%)の摂取を重要だと考えていることが分かりました。しかし、その重要性を認識しながらも、実際には半数近くが「十分に栄養を摂れていない」(たんぱく質51.5%、カルシウム48.2%)と感じています。朝食時間の短縮と効率的な栄養摂取の両立、つまり「タイパ」の良い朝食を摂ることに苦慮していることが推察されます。

また、朝食でたんぱく質が不足する理由として、出社回帰層では「忙しくて食事や調理の時間がないから」(40.7%)、「主食中心で主菜が不足しがちだから」(33.6%)に次いで「何を食べればたんぱく質が摂れるかよく分からないから」(28.2%)が上位に入っており、単なる時間不足にくわえ、栄養に関する知識不足も課題となっていることが示唆されます。

4.まとめ

 本調査により、現代の現役世代は、出社回帰を背景に朝食のタイパを意識しつつも、時短志向に偏ってしまった結果、朝食の簡素化や「1品化」が進み、栄養の偏りや不足に不安を抱えていることが判明しました。特に、朝食のタイパを重視している層は、「たんぱく質」と「カルシウム」の重要性を認識しながらも、十分に栄養を摂れていないと感じている人が多いことが明らかになりました。

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<調査概要>

調査タイトル: 現役世代の朝食の喫食実態と意識に関する調査

調査対象: 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に居住する20代~60代男女

有効回答数:1075サンプル

調査期間: 2025年9月5日~2025年9月10日

調査方法: インターネットリサーチ

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会社概要

森永乳業株式会社

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URL
https://www.morinagamilk.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区東新橋1-5-2
電話番号
03-6281-4680
代表者名
大貫陽一
上場
東証1部
資本金
218億2100万円
設立
1949年04月