『マネーフォワードクラウド』、「証憑自動取得機能」を大幅アップデート

『Amazonビジネス』にも対応、『マネーフォワードクラウド会計Plus』でも新たに機能提供開始

株式会社マネーフォワード

2024年12月20日 10時00分

株式会社マネーフォワードは、『マネーフォワードクラウド』の「証憑自動取得機能」をアップデートし、『Amazonビジネス』に対応しました。また、新たに『マネーフォワードクラウド会計Plus』で機能提供を開始しました。

「証憑自動取得機能」は、ECサイト等のサービスと『マネーフォワードクラウド』※1を連携することにより、取引明細データに加えて、電子領収書や電子請求書等の証憑データを自動で取り込む機能です。対象となるECサイト・クレジットカードの「証憑自動取得設定」を有効化すると、『マネーフォワードクラウド』※1上で仕訳登録を行う際に、取引明細データと同時に取得した証憑データが自動添付されます。

自動取得した証憑データは、電帳法対応ストレージサービス『マネーフォワードクラウドBox』上に保存されるため、タイムスタンプ付与等の電帳法（電子取引区分）の保存要件に則って保管されます。なお、当社は、本機能に関する特許を取得しています。

※1 対象サービスは『マネーフォワードクラウド会計』、『マネーフォワードクラウド確定申告』、『マネーフォワードクラウド会計Plus』です。

今回、本機能のアップデートを行い、『Amazonビジネス』への対応を開始しました。また、すでに本機能を提供していた『マネーフォワードクラウド会計』『マネーフォワードクラウド確定申告』に加え、『マネーフォワードクラウド会計Plus』においても、本機能の提供を開始しました。

「Amazonビジネス」の連携については、こちらをご確認ください。

『マネーフォワードクラウド会計』URL：

https://biz.moneyforward.com/support/account/news/new-feature/20241218.html

『マネーフォワードクラウド確定申告』URL：

https://biz.moneyforward.com/support/tax-return/news/new-feature/20241218.html

『マネーフォワードクラウド会計Plus』URL：

https://biz.moneyforward.com/support/ac-plus/news/new-feature/20241218.html

『マネーフォワードクラウド会計Plus』の、「証憑自動取得機能」に関する詳細はこちらをご確認ください。

URL：https://biz.moneyforward.com/support/ac-plus/news/new-feature/20241211.html

■「証憑自動取得機能」の対応サービスについて※2

・『UPSIDER』

・『Amazon』、『Amazonビジネス』

⁠・『MISUMI-VONA』

・『Yahoo!ショッピング』

・⁠『楽天市場（my Rakuten）』

・『マネーフォワード Pay for Business』※3

※2 対応サービスは、2024年12月20日現在のものです。

※3『マネーフォワードクラウド会計Plus』は今後連携予定です。

■背景

インボイス制度の開始により、EC事業者などが発行する適格請求書を各ECサイトから取得し、保管することが求められるようになりました。さらに、令和3年度および令和4年度の税制改正により、電子取引の場合は電子帳簿保存法の保管要件に従い、証憑の電子保管が必要になりました。そのため、ECサイトなどで取得した領収書や請求書の証憑データを紙に出力して保存することは認められず、電子データのまま保管しなければなりません。

こうした法改正を受け、当社では電子証憑の受領・保管をワンストップで行える機能を提供してきました。ECサイトで物品を購入した際の領収書や、クレジットカードの利用明細を自動で受領できることで、各種サイトから手動で証憑をダウンロードし、明細に対象の証憑を1つずつ紐付ける作業が不要になります。また、人的ミスの削減にもつながることから、企業のガバナンス向上にも寄与します。今後も対応サービスを増やし、利便性の向上を進めてまいります。

『マネーフォワードクラウド』は今後も、バックオフィスの業務効率化と、その先の事業成長を支援するため、機能開発を進めてまいります。