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株式会社世界文化ホールディングス
会社概要

猫と少女と軽井沢。「かわいい」フジタ大集合! 『藤田嗣治 安東コレクションの輝き』発売

株式会社世界文化ホールディングス

株式会社世界文化社は10月4日(火)に書籍『藤田嗣治 安東コレクションの輝き』を発売しました。藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作品だけを展示する個人美術館として、日本のみならず世界で初めて、この10月に開館する軽井沢安東美術館。そのコレクションの魅力を伝える一冊です。

軽井沢のギャラリーで偶然出会った一枚の版画。そこに描かれた猫に対してコレクターの安東泰志氏は、えもいわれぬシンパシーを感じたそうです。この出会いが日本を、そしてエコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治(1886-1968)の180点におよぶ一大コレクションへとつながっていきました。
出発点は「かわいい」──。当初、猫、少女、そして猫を抱いた少女といった「かわいい」絵に情熱を注いでいた蒐集はさらに加速していきました。その理由を「作品だけでなく、藤田の人生にも興味を持ったことが大きかった」と安東氏は語ります。金融マンとして多くの荒波、修羅場を潜り抜けてきた自らの半生と、時代に翻弄された藤田の激動の人生とが、どこかシンクロしたのでしょう。
本書は軽井沢安東美術館に収蔵されている作品を網羅したいわば「紙上美術館」。安東コレクションの中核をなす、かわいい「少女」や「猫」たち、また初期のものから晩年の宗教画まで必見の作品ばかりです。
 
  • 少女の絵は藤田にとって代表的な画題の一つ

藤田は「私には子どもがない。私の画の子どもが私の息子なり娘なり一番愛したい子どもだ」と述べています。藤田はその生涯の中で多くの子どもの絵を描いていますが、本書で紹介するものはおもに藤田が1950年にフランスへ戻ってからの作品たち。どの絵もみずみずしい生命力に溢れ、画家が子どもに向けた深い慈愛に満ちたものばかりです。
 
  • 茶トラに三毛猫、黒猫……藤田が描く猫はどれも愛らしい

猫もまた藤田の代表的な画題です。茶トラに三毛猫、黒猫……藤田が描く猫はどれも愛らしい。「奥さんがかわいい、と言ったら購入」してきたと、安東氏。どんなものにも言えることだが、買うか買わないかは意味や意義によるものではなく、本能的に欲しいか欲しくないかのジャッジ。余人が云々することではありません。
かわいい猫に出会い続けたコレクター宅の2階は、猫だらけ、猫まみれとなりました。毛先の一本一本にまで藤田が愛情を込めて描いた猫たち。無類のかわいい、です。

<本書目次・刊行概要>
●“かわいい”から始まった美術館建設への道 水野昌美
●少女と猫
少女/「猫と少女」と藤田 林 洋子/猫/少女と猫
●軽井沢安東美術館の輝き
設計者の言葉 武富恭美/軽井沢安東美術館の開館に寄せて キャロル・ボワヴィノー
●渡仏
スタイルの模索~パリへ/素晴らしき乳白色の下地の完成/「乳白色の肌」について 内呂博之/親しき者へつづる絵手紙/藤田嗣治とエコール・ド・パリ 深谷克典/『タブロー・ド・パリ』と画家たち/小さき者へのまなざし/藤田嗣治年譜[1886–1931]
●旅する画家
藤田とマドレーヌの旅立ち/中南米・南米へ/藤田とマドレーヌの旅 原田久美子/日本にて/ニューヨークからパリへ /藤田嗣治年譜[1932–1948]
●ふたたびフランスへ
ふたたびパリで/少女から聖女へ/信仰への道/藤田嗣治の宗教画 佐藤幸宏/平和の聖母礼拝堂について 佐藤幸宏/平和の聖母礼拝堂/藤田嗣治年譜[1949–1968]
●挿画本の世界
本を装うひと、藤田 林 洋子/『エロスの愉しみ』/『イメージとのたたかい』/『朝日のなかの黒鳥』『日本昔噺』『ポーゾル王の冒険』/『芭蕉とその弟子の俳諧』『お梅が三度の春』/『お菊さん』『芸者のうた』/『千の黄金の花弁をもつ花』/『海龍』/『魅せられたる河』/『しがない職業と少ない稼ぎ』/『四十雀』/藤田の手仕事

手仕事の家 メゾン゠アトリエ・フジタ/エピローグ 安東邸の記憶/あとがき 安東泰志
 





『藤田嗣治 安東コレクションの輝き』
軽井沢安東美術館・編

■発売日:2022年10月4日(火)
■定価:3,190円(税込)
■発行:株式会社世界文化社




 
  • 10月8日(土)オープン「軽井沢安東美術館」

藤田嗣治の作品だけを展示する初めての個人美術館。コレクター安東泰志氏の「眼」を通して蒐められた約180点の作品が収蔵されています。その展示室はコレクターが自邸に藤田作品を飾っていた雰囲気を再現したもので、いわば個人の邸宅に招かれて絵画を鑑賞するようなコンセプトで建てられた美術館です。
写真は、安東コレクションの中核をなす赤い展示室。この部屋を彩るのは「猫」「少女」たち。バカラのシャンデリアに、座り心地の良いソファがしつらえられたこの展示室は、さながら安東邸のリビング。心が“かわいい”で満たされていく──。




 

●軽井沢安東美術館
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43番地10
☎0267-42-1230
https://www.musee-ando.com/

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段北4-2-29
電話番号
03-3262-5111
代表者名
鈴木美奈子
上場
未上場
資本金
-
設立
1946年02月