日本の米づくりの課題を解決し、サステナブルな経営体制の創造を目指す新会社を設立します

〜米づくりを通じて「豊かな日本」の創出に取り組みます〜

東日本旅客鉄道株式会社

○JR東日本グループは、「勇翔2034」で掲げる「地域に活力をもたらし豊かな日本に」の実現に向けて、当社事業エリアの主要産業である稲作の担い手不足、耕作放棄地の増加という地域課題の解決に取り組みます。

○このたび「JR東日本豊里(とよさと)創生(そうせい)㈱」※1を設立し、後継経営者の不在により事業承継に課題を抱える農業法人等への資本参画及び事業提携を行います。そして、農業法人等への経営支援として総務、財務業務などのコーポレート業務の一元管理や最新農法・IT技術の導入、また当社グループで展開する列車荷物輸送サービス「はこビュン」などを活用し、産地とマーケットをつなぐことを通じて地域内の農地承継、生産基盤安定化に取り組みます。

○米づくりの生産力向上や収益力強化を通じた付加価値増強を実現し、当社事業エリア全体、さらには日本全体に展開することで日本の食料自給率向上への寄与を目指していきます。

※1 JR東日本豊里創生㈱は、当社内公募制の新事業創造プログラム「ON1000」から設立される初めての会社となります。

1.新会社設立の背景、目的 

 JR東日本の事業エリアは、国内の稲作における作付面積の約半数を占めながら、生産者・経営者の高齢化に伴う廃業リスクを起因とした耕作放棄地の増加が大きな地域課題となっており、10年後には当社事業エリア内の1都16県だけで田畑を含む農用地等の約67万ha (日本全体では約134万ha)※2が耕作者不在になる可能性が指摘されています。このたび、こうした地域課題の解決に取り組む新会社を設立し、規模の集約化や新技術の導入により生産性の向上を図ることで農業のサステナブルな生産体制を創出し、日本の食料自給率向上に取り組みます。

※2 出典:農林水産省 「地域計画の策定状況(令和7年4月時点)」。農用地等には畜舎・共同利用施設などの農業用施設面積を含む。

2.「JR東日本豊里創生㈱」の事業について

 新会社は、一定の生産規模を持つにも関わらず、高齢化に伴い事業継続に課題を抱える農業法人等への出資及び経営支援を行うことで、地域内農業法人の事業継続に取り組みます。そして、この出資先農業法人を拠点として、同様に廃業や耕作放棄リスクのある周辺農地からの賃貸借・生産受託を担うことで、農地集約による規模拡大を通じたサステナブルな経営体制を構築し、今後の作付面積として1,500ha規模を目指していきます。

【事業モデル】

3.設立会社の概要(予定)

会社名

JR東日本豊里創生株式会社

設立

2026年4月

代表者

代表取締役社長 髙橋 大輔 ※3

資本金等

4億円

出資者

東日本旅客鉄道株式会社、他

所在地

東京都港区高輪2丁目21-1 THE LINKPILLAR1 NORTH 6F 

TAKANAWA GATEWAY Link Scholarsʼ Hub(LiSH)Studio1

※3 本プロジェクトの提案者の一人であり、共同提案者も出資予定

 JR東日本豊里創生㈱が取り組む耕作放棄地の増加という、米づくり農家・農業法人が抱える地域の課題解決に向けて、新会社と共に協力いただける食品、卸、小売、インフラ、金融機関など事業者からの出資や事業連携を今後、継続的に募っていきます。また、自治体を含む皆様との協力体制の構築も進めていきます。

※新会社のお問合せについては、こちらをご参照ください。(URL: https://www.jreast.co.jp/life/nogyo-singaisya/)

4.当社ネットワークと連携させた目指すエコシステム

 JR東日本豊里創生㈱は、100年先の未来の心の豊かさを実現していくため、多様で先端的な知や企業組成スタートアップが共創する高輪ゲートウェイシティにある当社ビジネス創造施設「LiSH(TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub)」に設立します。JR東日本グループに集まる農業の最先端テクノロジーや新技術、生産方式などを実装、実行する機能として新会社を位置付け、農業の生産性向上と東日本エリアの主要産業である稲作のイノベーションを通じた地方創生を目指します。

【参考】 

1.農業関連技術を持ち、連携を検討しているLiSH会員企業 

(1)株式会社WAKU

・猛暑などの環境ストレス耐性向上、生育改善に寄与することが見込まれている抗酸化物質「グルタチオン」を活用した液状肥料「WAKUFUL®︎(ワクフル)を展開し、新しい農業基盤の確立を目指すスタートアップ企業。

(2)株式会社Teraform

・完全自然由来の土壌保水材である「SuperSponge」を開発し、乾燥地農業の持続可能化に取り組むスタートアップ企業。

・生分解性で環境負荷が低く、灌漑頻度を減らし、乾燥下でも作物の生育促進が見込まれる。

2.新事業創造プロプラム「ON1000」

(1)「ON1000」とは(URL:http://www.jre-on1000.jp

 「ON1000」は、JR 東日本グループ全社員を対象とした新たな事業の発掘とその事業化を目的とした社内公募制の新事業創造プログラムです。

 JR東日本豊里創生㈱は「ON1000」から起案者自らも出資して設立される初めての会社です。社員発意によるビジネスアイディア提案は累計で約4,800件にのぼり、これまでローンチされたサービスは8件に及びます。引き続き社会課題の解決に向けて社員自らが果敢にチャレンジする企業風土と起業家精神の醸成を行っていきます。

(2)「ON1000」から生まれた主なサービス

(3)関連プレス

 新事業創造プログラム「ON1000」は新たなステージへ!

~JR 東日本グループから社会に大きな価値をもたらす新規事業創出を目指します~

(URL:https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240723_ho01.pdf

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

東日本旅客鉄道株式会社

318フォロワー

RSS
URL
https://www.jreast.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区代々木2-2-2 JR東日本本社ビル
電話番号
-
代表者名
喜㔟陽一
上場
東証1部
資本金
20億円
設立
1987年04月