TOPPANエッジ、スマホで撮影するだけで高品質な証明写真がコンビニでプリントできる「スマートコンフォト™」を提供開始
日本初、AIによる自動品質チェック機能や美肌加工により、証明写真機以上の利便性を実現
「スマートコンフォト™」では、証明写真機に備わっているトリミング/背景色変更機能に加え、美肌加工機能を搭載しています。さらに、AIによる自動品質チェック機能も搭載しており、明らかな不備のある写真はその場で再度撮影ができるため、利用者による品質確認や写真不備による申請書再提出などの手間や、企業・団体での証明写真の審査業務における差し戻しによる負荷の軽減に寄与します。
これによって、スマートフォンで撮影した写真を、マイナンバーカードや運転免許証などの公的書類の申請、履歴書、受験票などさまざまなシーンで活用可能な高品質の証明写真をプリントすることができます。さらに、一般的な証明写真機の約4分の1の価格で利用することが可能。簡単かつ気軽に証明写真を用意することが可能になります。
なお、コンビニでの証明写真プリントサービスにおいて、品質チェック機能・美肌加工機能を有するサービスは「スマートコンフォト™」が初めて(当社調べ)となります。
■ 背景
近年、マイナンバーカードの普及促進を背景に、証明写真の需要は増加傾向にあり、2022年度時点で証明写真市場は約960億円(※2)となっています。
証明写真市場において最もシェアの高い証明写真機は高機能で高品質な写真を撮影できる一方、1枚当たりの金額が高く、設置場所も限られているため利用者にとって利便性が低く、管理者にとってもメンテナンスや設置のための諸経費などが負荷になっています。
スマートフォンで撮影・登録し、コンビニでプリントするサービスの利用は増加傾向にある一方、利用者自身で品質を確認する手間が発生していました。同時に、企業・団体での証明写真の審査業務においては、マスクの着用や、スマートフォン上での過度な加工などに起因する基本的な不備により、多くの差し戻し・再申請が発生しており、確認者の負担が大きい業務となっています。
このような中でTOPPANエッジは、長年培ってきたIDカードにおける顔写真収集や顔認証技術を活用して「スマートコンフォト™」を開発。スマ-トフォンの写真だけで、証明写真機の約4分の1の価格かつ、高品質な証明写真を実現し、利用者と企業・団体の負荷軽減に貢献します。
■ 「スマートコンフォト™」の特長
① AIによる自動品質チェック機能を搭載
TOPPANエッジが提供している、顔写真収集・認証サービス「CloakOne®」でも用いられているAIを活用し、20以上の項目で証明写真としての品質が担保されているかをAIが自動でチェック。
明るさやピンボケ、顔のサイズなどをチェックすることで公的書類の申請などにおける撮影不備を軽減し、高品質な証明写真の撮影が可能です。「スマートコンフォト™」の品質チェック機能によって、通常5%~10%発生する写真撮影・収集時の不備を1%未満に削減することが可能です。(当社調べ)
② 時間や場所を選ばずに証明写真がプリント可能
全国約30,000店舗のファミリーマート、ローソンに設置されたマルチコピー機にて、24時間365日プリントが可能。今後も利用可能なコンビニエンスストアを順次拡大予定です。
③ 会員登録や専用アプリのインストール不要
「スマートコンフォト™」のサービスサイトにアクセスし、証明写真を撮影、または画像を登録するだけで利用可能。撮影・加工後はプリント予約番号に加えてQRコードが表示されるため、コンビニのマルチコピー機にQRコードをかざすことで簡単にプリントできます。また、顔写真データはコンテンツ番号発行後、14日間で自動削除されます。
④ トリミング・背景色変更・美肌加工が可能
スマートフォンで撮影した写真をトリミングし背景色を変更することができるため、場所を選ぶことなく撮影が可能。それに加え、画像認識技術によって写真の中から顔の領域を高精度で特定し、美肌加工を実施する機能(※3)も搭載しています。美肌加工機能では、証明写真として使用可能な範囲で、顔のシミやしわの除去などの自然な加工を行うことができます。
■ 料金
・写真L判(1シート1~3面付): 200円、写真2L判(1シート2~4面付):300円
・オプション: シール紙(L判):+100円/シール紙(2L判):+200円、美肌加工:+100円
・対応サイズ
縦40mm×横30mm | 履歴書 |
縦30mm×横24mm | 免許証 |
縦45mm×横35mm | マイナンバーカード |
その他各種試験・資格・ビザにも対応。縦15mm~70mm、横15mm~60mmでサイズ指定が可能。
※写真用紙印刷ができない一部店舗ではご利用いただけません。
■ 今後の展開
TOPPANエッジは今後「スマートコンフォト™」の対応店舗拡大や機能拡張などによりサービス利用者を拡大し、検定協会や地方自治体・公共団体の証明写真撮影の推奨サービスとしての定着を図ることで、2028年度までに15億円以上の売上を目指します。また、各システムとのWebAPIによる機能連携により、顔写真の電子化と本人性を担保した電子申請の実現を目指します。
※1 写真用紙印刷ができない一部店舗ではご利用いただけません。
※2 証明写真機、写真店、コンビニプリントサービスの合計。日本フォトイメージング協会「2023年フォトイメージング市場動向」
より。URL:https://jpia.jp/category/fromjpia/pi-market/
※3 美肌加工機能はオプション料金が発生します。
* QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
* 本サービスについては関連特許出願中です。
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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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