韓国・Z世代の心を掴み、25万人を動員した話題の展覧会「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」 東京・天王州「寺田倉庫G1ビル」で4月5日開幕
AWAとは、《Accidentally Wes Anderson》の略称で、世界の実在する風景から、ウェス・アンダーソン監督の映画に出てきそうな場所を撮影し投稿する人気Instagramコミュニティ。2017年にアメリカのブルックリンで、ワリーとアマンダ·コーヴァル夫妻が旅行計画のバケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)を構想したことから始まり、いまや172万人のフォロワーを誇っています。
世界各地の秘密の場所を訪れる人々の旅を疑似体験できるよう構成された本展は、AWA Instagramコミュニティに投稿された写真の中から、ウェス・アンダーソンの映画の1シーンを切り取ったような世界観を持つ300点余りを、旅に関する10のキーワードで、各々の興味深いストーリーと共に紹介します。ポップなパステルカラー、シンメトリー(左右対称)な構図、時には偶然に配置されたAWAの「冒険者」たちの作品世界は、しばらく遠ざかっていた旅の魅力を体感させてくれることでしょう。
●ウェス・アンダーソン監督公認の公式ブックに寄せられた本人コメント
ここに紹介された写真は、僕が出会ったこともない人々が(わずかな例外をのぞいて)僕が見たこともない場所や物を撮ったものだが――実際僕が撮りそうな写真だ。偶然に僕であるとはどういうことか、よく理解できた。どうもありがとう。じゃあ意図的に僕であるとは、どういう意味なのだろうか。きっと僕自身のことを指すのだろうが、いまだによくわからない。けれどそれは大したことじゃない。ほかにはない魅力的な風景を発見し、共有してくれたことに、心からの祝福と大きな感謝を伝えたい。
〈プロフィール〉1969年5月1日生まれ、アメリカ・テキサス州出身の映画監督。独特の世界観、センス、構図、ユーモア。唯一無二の作品世界。一般の観客から映画関係者まで、年齢、性別、国籍問わず世界中に熱狂的ファンを持つ映画監督。その「おしゃれ」で「個性的」な世界観は映画ファンの枠を超えてファッションや流行に敏感な若者も虜にする。代表作に『ダージリン急行』(07)、『ファンタスティック Mr.FOX』(09)、『ムーンライズ・キングダム』(12)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)、『犬ヶ島』(18)、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(21)など。
●公式ブック『ウェス・アンダーソンの風景』
書籍化され、NYでベストセラーに。ウェス・アンダーソン[序文]、ワリー・コーヴァル[編]、樋口武志[訳]、B5、並製、オールカラー368ページ、発行元・DU BOOKS、発売元・ディスクユニオン、本体3,500円+税
【開催概要】
展覧会タイトル:「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」
会期:2023年4月5日(水)~5月26日(金) ※休館日なし
会場:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2-6-4)
開館時間:11時~19時 ※入館は、閉館の30分前まで
※毎週金・土曜、GW(4月30日~5月4日)、最終週(5月22日~25日)は、11時~20時
※状況により、会期・開館時間等が変更となる場合がございます
※本展は予約不要ですが、状況によりオンラインによる事前予約が必要となる場合がございます
入館料《税込》:一般2,000(1,800)円、大学生1,500(1,300)円、高校生以下1,000(800)円
※()は前売の料金。※未就学児は無料。※学生券購入時は、学生証のご提示要。(小学生は除く)
※障がい者手帳のご提示でご本人様とお付き添いの方1名様は半額(一般1,000円、大学生750円、高校生以下500円)
主催:ドリームスタジオ、Bunkamura、産経新聞社、WOWOW
公式SNS(Twitter・Instagram):@awa__tokyo
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