12月4日(木)「ポリプロピレン(PP)樹脂の特性・構造とリサイクル ~海洋汚染問題に対応する自然分解~」Zoomセミナーを開講予定
【山形大学 グリーンマテリアル成形加工研究センター/産学連携教授:小林 豊 氏】に、ご講演をいただきます。

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)はR&D開発支援の一環として「ポリプロピレン(PP)」の「高機能化・環境対応」について解説します。
樹脂メーカー・成形加工業の方必見!
ポリプロピレン(PP)の物性・混合・劣化のメカニズムから高機能化、環境対応など、材料開発からESG対応までPPの全てを解説します。プラスチックやPPフィルム製造の手掛かりとして、基礎から学び直せる再入門としても最適な内容です。また、環境問題として分解しないPPをどう活用すべきか今後の展望を説明します。
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:ポリプロピレン(PP)樹脂の特性・構造とリサイクル ~海洋汚染問題に対応する自然分解~
開催日時:2025年12月04日(木) 13:00-17:30
参加費:45,100円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
URL:https://andtech.co.jp/seminars/1f07ca0e-f4cc-6c42-948d-064fb9a95405
WEB配信形式:
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
セミナー講習会内容構成
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山形大学 グリーンマテリアル成形加工研究センター/産学連携教授:小林 豊 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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①ポリプロピレンを事例としてプラスチック全般が分かる
②プラスチックの劣化と安定化
③サーキュラーエコノミーに向けたプラスチックの動向
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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【講演のポイント】
本講座では、ポリプロピレンを事例として、高分子の製造、加工、構造、物性の全般を説明します。そのうえで、何故リサイクルできなかったのか、これからどのような将来になるのかを説明します。
【プログラム】
1. ポリプロピレンの歴史
1-1 おいたち
1-2 樹脂改良の足跡
1-2-1 低温における衝撃強度の改良
1-2-2 剛性の改良
1-2-3 透明性の改良
1-2-4 難燃化
1-2-5 耐候性の改良
1-2-6 耐銅害性グレード
1-2-7 帯電防止
1-2-8 二次加工性の改良
1-2-9 染色性の改良
2. ポリプロピレンの化学
2-1 プロピレン
2-2 プロピレンの重合
2-2-1 重合触媒
2-2-2 重合反応
2-3. ポリプロピレンの製造法
2-3-1 ホモポリマー
2-3-1 ランダム共重合体
2-3-1 衝撃グレード
3. ポリプロピレンの構造と物性
3-1 分子最と分子量分布
3-1-1 分子量
3-1-2 分子量分布
3-2 分子構造と結晶構造
3-2-1 一次構造
3-2-2 立体規則性
3-2-3 二次構造
3-2-4 高次構造
3-3 熱的性質
3-3-1 ガラス転移温度と融解温度
3-3-2 PVT
3-3-3 緩和
3-3-4 結晶化速度と結晶化度
3-4 溶融物性
3-4-1 メルトマスフローレート
3-4-2 溶融粘度の測定
3-4-3 密度と表面エネルギー
3-5 固体物性・機械的性質
3-5-1 降伏強度,伸び
3-5-2 弾性率
3-5-3 衝撃強度
3-5-4 表面硬度
3-5-5 摩耗抵抗、スクラッチ性
3-6 耐久性
3-6-1 耐クリープ性
3-6-2 耐疲労性
3-7 その他性質
3-7-1 ヒンジ特性
3-7-2 比熱、熱伝導率
3-7-3 電気的性質
3-7-4 耐薬品性、耐ストレスクラッキング性
4. ポリプロピレンの劣化と機能化
4-1 劣化の全体像
4-1-1 外的な要因
4-1-2 内的な要因
4-2 ポリプロピレンの劣化機構
4-2-1 自動酸化反応
4-2-2 β切断による分子量の低下
4-2-3 劣化による構造物性の変化
4-3 安定性を付与する添加剤
4-3-1 酸化防止剤
4-3-2 光安定剤
4-3-3 中和剤
4-3-4 分散剤
4-3-5 架橋剤、分解剤、発泡剤
4-3-6 難燃剤
4-4 機能を付与する添加剤
4-4-1 造核剤
4-4-2 帯電防止剤
4-4-3 滑剤
4-4-4 防曇剤
4-4-5 離型剤
4-4-6 アンチブロッキング剤
4-4-7 抗菌剤
4-4-8 蛍光増白剤
4-5 分析法、試験法
4-5-1 前準備
4-5-2 定性分析
4-5-3 定量分析
5. 調色とコンパウンド
5-1 調色
5-1-1 色材
5-1-2 凝集と分散
5-1-3 工業的な混合方法
5-2 コンパウンド
5-2-1 二軸押出機
5-2-2 フィラー充填
5-2-3 ガラス強化
5-2-4 エラストマー変性
5-2-5 反応混練
6. ポリプロピレンの加工法
6-1 延伸加工
6-1-1 無配向と延伸による構造形成
6-1-2 キャストフィルム
6-1-3 BOPP
6-1-4 インフレーションフィルム
6-1-5 溶融紡糸
6-1-6 延伸テープ
6-2 射出成形
6-2-1 射出成形品の構造形成
6-2-2 構造と物性
6-3 その他
6-3-1 中空成形
6-3-2 不織布
6-3-3 シート成形
6-3-4 回転成形
7. 環境対策の状況
7-1 環境対策の全体像
7-2 サーキュラーエコノミーの課題
7-3 ケミカルリサイクル 分解しないPPの分解とは
7-4 マテリアルリサイクル 再生の方法
7-5 展望
【質疑応答】
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。

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本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
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