中学受験ナビ「中学受験に関する調査」を実施

共働き世帯の方が、共働きでない世帯と比べて塾選びに「困っていることがある」と回答した人が18.4%多い

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)が運営する保護者向け受験情報サイト『中学受験ナビ』は、家庭教師紹介事業『東大家庭教師友の会』を運営する株式会社トモノカイと共同で、中学受験を検討する小学生以下の子どもがいる保護者と、中学受験を経験した現役大学生・大学院生を対象に実施した「中学受験に関する調査」を発表しました。

少子化が進む中、中高一貫校への受験者数は増加傾向にあります。国の中高一貫教育推進に加え(※1)、リベラルアーツ教育やICT教育など、より質の高い教育を受けさせたいという考えから、私立中学校に関しては一般的な公立中学校と比べて約3倍(※2)もの学習費用がかかっても、子どもの中学受験を検討・希望している親が増えています。子どもの中学受験は“親子の受験”とも呼ばれるほど保護者のサポートが必要であり、それだけ悩みや不安は尽きません。

※1:文部科学省『中高一貫教育』:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/main5_a2.htm
※2:文部科学省『平成30年度子供の学習費調査』:https://www.mext.go.jp/content/20191212-mxt_chousa01-000003123_01.pdf

 そこで今回は、中学受験を検討する子どもがいる保護者の不安や悩みを明らかにするとともに、すでに中学受験を経験した現役大学生・大学院生に対して、当時の中学受験の取り組み方などを調査しました。調査結果の概要(一部を抜粋)は以下の通りです。
 
  • TOPICS
◆子どもと過ごす時間を十分に確保できているかという問いに対して、共働き世帯・共働きでない世帯共に約7割以上が確保できていると回答し、大きな差は見られなかった【図1】

◆中学受験の塾選びについて、共働き世帯の方が共働きでない世帯と比べて「困っていることがある」と回答した人が18.4%も多い【図2】

◆子どものサポートに関する保護者の悩みは「やる気の引き出し方・モチベーション管理」が1位【図3-1】
 
  • 調査概要
【保護者向け調査】
◆子どもと過ごす時間を十分に確保できているかという問いに対して、共働き世帯・共働きでない世帯共に約7割以上が確保できていると回答し、大きな差が見られなかった。【図1】

子どもと過ごす時間が十分に取れているか尋ねたところ、共働き世帯は74.5%(「十分に取れている(21.8%)」+「まあまあ取れている(52.7%)」)、共働きでない世帯は72.2%(「十分に取れている(19.8%)」+「まあまあ取れている(52.4%)」)で大きな差はなく、共働き世帯の方が2.3pt多い結果となった。共働きだからこそ子どもとの時間をしっかり取るように意識していることがうかがえる。

【図1】



​◆中学受験の塾選びについて、共働き世帯の方が共働きでない世帯と比べて「困っていることがある」と回答した人が18.4%も多い。【図2】

中学受験の塾選びで困ることがあるか尋ねたところ、共働き世帯は71.6%、共働きでない世帯は53.2%が「ある」と回答し、その差は18.4%だった。
共働き世帯は仕事があるため、塾に関する情報収集や、子どもと相性の良い塾をじっくり見極めること、塾への送迎時間の確保が難しい、などに起因すると考えられる。送迎については、それを必要としない通信教育や家庭学習を選択するケースもあるが、通信教育や家庭学習で中学受験を乗り越えられるのかという新たな不安や困りごとが発生していることも想定される。

【図2】



◆子どものサポートに関する保護者の悩みは「やる気の引き出し方・モチベーション管理」が1位【図3-1】

子どもへのサポート方法についてどのようなことに悩むか尋ねたところ、共働き世帯と共働きでない世帯共に「やる気の引き出し方・モチベーション管理」が1位となった(自由回答を集計)。
一方、中学受験を経験した大学生・大学院生に対して、中学受験のモチベーションを維持するためにしていたことや親がしてくれたことを尋ねると、「息抜き・気分転換(9.3%)」が1位となり、次いで2位が「ご褒美(7.4%)」、3位が「中学の情報をみる(6.9%)」となった。
全体の傾向として、親の日々の寄り添いや、明るい未来を想像して自身を鼓舞するという意見が多く見られた。

【図3-1】

【図3-2】

 
  • 総括
中学受験は保護者による子どものサポートが必要で、「親子の受験」とも評されます。塾選びで困る共働き世帯が、そうではない世帯と比較して多い背景には、家庭学習のサポート量や送迎の問題等があると思われます。共働き世帯がどのような工夫をしてこうした悩みを乗り越えているのか、塾側はどのような働きかけや助言をしているのか、塾選びの際はそうした情報収集もポイントのひとつです。
(株式会社マイナビ 未来応援事業本部 学生の窓口事業部 中学受験ナビ編集部 古澤良憲)

「親の心子知らず」とは言いますが、現役大学生のモチベーション維持の回答結果では、「ご褒美」や「文化祭見学」など親のサポートに対しての感謝がにじみ出ているようにも見えます。中学受験において保護者の方の悩みは尽きませんが、こうして大学生になった5年・10年後でも記憶に残る保護者のサポートをもって乗り越えた経験は、きっと将来の財産になるのではないでしょうか。
(株式会社トモノカイ 取締役 原口 陽一郎)


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【調査概要】中学受験ナビ「中学受験に関する調査」
〇調査期間/2020年10月6日(火)~12月17日(木)
〇調査方法/インターネット調査
〇調査対象/中学受験を検討する小学生以下のお子様をお持ちの保護者、およびトモノカイ会員のうち中学受験を経験した現役大学生・大学院生
〇有効回答数/970名(保護者:401名、大学生・大学院生:569名)
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※調査結果の詳細は中学受験ナビ(https://gakumado.mynavi.jp/gakumadolab/e-booklist/research/juken/juken/)からご確認いただけます。


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社マイナビ
未来応援事業本部 学生の窓口事業部 中学受験ナビ編集部
Tel:03-6636-0717 Email:gakumado-juken-info@mynavi.jp

【報道機関お問い合わせ先】
株式会社マイナビ
社長室 広報部
Tel:03-6267-4155 Email:koho@mynavi.jp

 
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