議事録作成支援ソリューション「eAssistant Minutes」に新機能を追加
独自のエッジAI技術「CE-LLM(※1)」でセキュアに処理外出先での打ち合わせや過去の会議の録音データからも議事録作成が可能に
シャープは、独自のエッジAI技術「CE-LLM」を活用した議事録作成支援ソリューション「eAssistant Minutes(イーアシスタント ミニッツ)」に、録音データから議事録を作成できる新機能を追加しました。アップデート版は、本年8月29日(金)より提供を開始します。(※2)

「eAssistant Minutes」は、当社独自のエッジAI技術「CE-LLM」により、外部ネットワークに接続することなく議事録の作成が可能な法人向けのソリューションです。会議での会話を即座に文字起こしするほか、一定量ごとに要約も生成します。「文字起こし」から「話者分離」、「要約生成」まで、すべて本体に搭載のエッジAIで処理するため、ネットワークを介した情報漏洩のリスクを低減します。本年3月の発売以降、機密情報や個人情報を扱う企業、自治体などから高い関心をいただいています。
今回、お客様からのご要望が多かった、録音済みのデータから議事録を作成できる機能を搭載しました。外出先での打ち合わせや過去の会議などの録音データを本体に取り込むことで、外部ネットワークを介さず簡単に議事録が作成できます。1時間の録音データであれば、文字起こしから要約までを約10分で完了。音声ファイルだけでなく動画ファイルにも対応し(※3)、利用回数やデータ量の制限なくご利用いただけます。
また、発話後に文字起こし結果が表示されるまでの時間が約半分になり、音声認識の精度も向上。小さな声の短い返答など、従来はノイズと認識されていた部分の取りこぼしが減少しています。加えて、生成AIモデルの性能向上により、要約の正確性と表現力も進化しました。より自然で滑らかな文章で要約されるほか、会議の流れや発言の中で重要なポイントをより正確に要約します。
■ 主なアップデート内容
1.録音データから議事録を作成できる機能を新たに追加
2.発話後文字起こし結果が表示されるまでの時間が約半分に短縮。音声認識精度も向上
3.生成AIモデルの性能向上により、要約の正確性と表現力が向上

※1 CE-LLM(Communication Edge - Large Language Model)は、シャープ独自のエッジAI技術の総称です。
※2 現在ご利用中のお客様は、無償でアップデート版をご利用いただけます。
※3 対応ファイル形式は、動画ファイル(WMV / AVI / MP4 / M4V)、音声ファイル(WAV / MP3 / WMA / M4A / AAC)です。
※ ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。
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【ニュースリリース全文】
https://corporate.jp.sharp/news/250821-a.html
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