恋愛リアリティー番組制作においてキヤノンの「CINEMA EOS SYSTEM」と「リモートカメラシステム」が大規模マルチカメラ収録と制作効率化に貢献

キヤノンMJ

キヤノンの「CINEMA EOS SYSTEM」および「リモートカメラシステム」が、恋愛リアリティー番組ABEMA「ラブパワーキングダム2」(2026年2月11日放送開始)の制作に活用され、30台超の大規模マルチカメラ収録における高画質撮影と省スペース設置、柔軟な遠隔操作を実現することで、番組制作の効率化に大きく貢献しました。出演者の自然な表情や突発的なドラマが生まれる現場において、高い映像表現力と効率的な制作ワークフローを両立し、番組の没入感向上に寄与しています。

CINEMA EOS SYSTEM
リモートカメラシステム
マルチカメラ撮影の様子

リアリティー番組の制作では、出演者の自然な表情や、その場で突発的に生まれるドラマを逃すことなく捉えることが求められます。一方で、撮影現場では、カメラ台数の増加や限られた撮影スペース、スタッフの動線確保など、制作上の課題が年々多様化しています。

恋愛リアリティー番組「ラブパワーキングダム2」では、男女各8名、計16名のキャストがセット内を自由に移動しながら自然なコミュニケーションを展開します。出演者の予測不能な動きや会話を漏れなく記録するための高度な撮影体制が求められ、30台以上のシネマカメラとリモートカメラにより各所で発生するドラマを同時にモニタリングしながら収録する、大規模なマルチカメラ運用の撮影となりました。

こうした現場のニーズと課題に対し、高画質と機動力を兼ね備えた「CINEMA EOS SYSTEM」と、遠隔操作で設置場所を選ばない「リモートカメラシステム」が活用されました。「CINEMA EOS SYSTEM」は、省スペース性と豊かな色再現性を生かし、番組の世界観やストーリー性を際立たせます。さらに、大口径のRFレンズとの組み合わせにより、飽きのこない多彩なカメラワークとシネマクオリティーの映像表現で視聴者に高い没入感を提供しています。また、「リモートカメラシステム」による遠隔操作の柔軟なカメラワークは、演者がカメラを意識することなく自然な表情を捉えるとともに、限られたスペースへの設置によりスタッフの省人化やオペレーションの効率化にも貢献しています。

これらのシステムを組み合わせることで、制作現場における表現の自由度と運用効率を両立し、リアリティー番組ならではの「瞬間を逃さない映像制作」を力強く支えています。キヤノンは今後も、映像制作の最前線に寄り添いながら、放送・映像業界の多様なニーズに応える製品・ソリューションの提供を通じて、映像表現のさらなる可能性を広げていきます。

■使用機材

カテゴリ

製品名

CINEMA EOS SYSTEM

EOS C80、EOS R5 C

リモートカメラシステム

CR-N700、CR-N500、RC-IP1000、RC-IP100

RFレンズ

RF24-105mm F4 L IS USM、RF70-200mm F2.8 L IS USM Z(BK)、RF15-35mm F2.8 L IS USM、RF10-20mm F4 L IS STM、RF24-70mm F2.8 L IS USM
※一部抜粋

■番組制作者のコメント

回答者:有限会社ドラゴンエンタテインメント ディレクター岡部永寛氏、チーフカメラマン真田光氏

Q1. 今回のリアリティー番組の撮影では、どんな点を一番大切にして映像づくりをされましたか?

岡部氏:出演者の表情の変化をなるべく自然に捉えることを意識しています。その意味では、リモートカメラ(CR-Nシリーズ)はリアリティー番組にとても相性がいいと感じました。カメラの存在感が前に出すぎないので、出演者の素に近い部分を引き出しやすかったと思います。

真田氏:マルタの美しい景色や歴史ある建造物の魅力を、ただの背景としてではなく、空気感や光を切り取り、出演者の感情やストーリーと自然に重なり合うような映像づくりを意識しました。マルタならではの世界観が、番組全体の雰囲気をより深めてくれるよう心がけています。

Q2. シネマカメラ「EOS C80」を「EOS R5 C」を実際に使ってみて感じた点を教えてください。

岡部氏:まず感じたのは、機動力と画のバランスの良さです。リアリティー番組は予測できない瞬間の連続なので、すぐに動けるサイズ感は本当に助かりました。それでいて、画が重たくなりすぎず、抜けのいい鮮やかな質感が出せるのが印象的でした。個人的には、どっしりしたシネマ感よりも、少し軽やかで色が自然に立つ感じが好きなので、その点はすごく相性が良かったです。肌のトーンもきれいで、作り込みすぎなくても自然に整う感覚がありました。

真田氏:「EOS C80」を使ってみて特に良いと感じたのは、4KのままフルフレームからSuper35に切り替えられる点です。画質を落とさずに画角を柔軟に変えられるので、現場での対応力がとても高いと感じました。シーンごとに最適な見せ方を選べる自由度の高さが魅力だと思います。

Q3. RFレンズについてはいかがでしたか?

岡部氏:個人的には背景のボケ感がすごく好きでした。人物の後ろがやわらかくボケることで自然と被写体に集中できますし、雰囲気のよい画が出るな、という印象でした。

真田氏:今回の撮影では「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」を使うことが多かったです。描写の美しさがとても印象的でした。シャープさはもちろん、色のりやボケの質感もきれいで、被写体をしっかり引き立ててくれるレンズだと感じました。リアリティー番組の撮影で大切な「感情のニュアンス」を丁寧に切り取れる一本だと思います。

Q4. リモートカメラ(CR-Nシリーズ)を使うことで、撮影現場や出演者の雰囲気に変化はありましたか?

岡部氏:現場のカメラマンの存在感が減ることで、出演者がより自然体になった印象があります。特に感情が動くシーンでは、カメラを意識しない距離感が作れたことは大きかったです。リモートで動かせるので、人の動きに瞬時に対応できました。パン・チルト・ズームの動きもすごくスムーズで、「今そっちを抜きたい」という瞬間にすぐ応えてくれました。リアリティー番組は予想外の動きが多いので機動力にかなり助けられました。

真田氏:リモートカメラは遠隔で操作できるため、カメラマンが常に近くにいなくても撮影が可能でした。その分、出演者に与える心理的な影響が少なく、より自然な雰囲気を保てたと感じています。恋愛の繊細な空気感を壊さずに収められる点が大きなメリットでした。

Q5. 撮影や制作の中で、「この機材があって助かった」と感じた具体的な場面があれば教えてください。

岡部氏:リモートカメラ(CR-Nシリーズ)には本当に助けられました。一番良かったのは、やっぱり画質ですね。正直、これまでのリモートカメラに対しては「無人だから仕方ないよね」と画質がトレードオフになるイメージがどこかにあったんですが、その印象は完全に払拭されたと思います。恋愛リアリティー番組はスマートフォンで視聴されることが多く視聴画面が小さいので演者に寄ったカットが必要になります。撮影した映像をトリミングして使うことも多いのですがCR-Nシリーズはトリミングにも耐える画質で驚きました。加えて、レンタル料金が比較的リーズナブルなことにも助けられました。価格が高いとリアリティー番組のように多くの台数のカメラを使いたい現場であっても台数を絞らざるを得ません。画質とコストのバランスがすごく現実的で、現場目線でとてもありがたいと思いました。

Q6. この番組の映像について、視聴者の方にはどんなところに注目して見てほしいですか?

岡部氏:内容自体はもちろん楽しんでもらいたいですが、映像の質感にもぜひ注目してほしいです。今回はログで撮影して編集時に色味やトーンを作りこんでいます。リアリティー番組ではありますが、記録映像ではなく作品としての質感を目指しました。派手に見せるというよりは、その場の空気や温度が伝わるような色づくりをしています。ストーリーを追いながら、そういった映像の雰囲気も感じてもらえたらうれしいです。

真田氏:視聴者の皆さんには、出演者のリアルな感情の揺れと、それを取り巻くロケーションの空気感に注目していただけたら嬉しいです。表情や距離感の変化を、カメラワークや構図で丁寧に切り取っています。マルタの景色や光が、登場人物たちの感情とどのように重なっていくのかも含めて、物語として楽しんでいただけたらと思います。

■番組概要

ABEMA「ラブパワーキングダム2」

”モテNo.1”を決める頂上決戦、開幕ー
モテなければ生き残れない…
「爆モテ自慢」の美男美女16名がハイクラスな恋の駆け引き
最後までモテ続け、『モテキング』&『モテクイーン』の称号を
手にするのは誰だ!?

毎週水曜よる10時 ABEMAで配信中

■使用機材について

1.CINEMA EOS SYSTEMによるシネマクオリティー映像

メインカメラとして使用されたEOS C80およびEOS R5 Cは、キヤノン独自の色再現技術と豊かな階調表現を特長とするCINEMA EOS SYSTEMの中核モデルです。Canon Log 2/Canon Log 3に対応し、明暗差の大きいシーンでもディテールを保持した映像収録が可能です。
RFマウントを採用することで、高性能なRFレンズ群を活用でき、浅い被写界深度を生かした印象的な映像表現から、機動力を重視した手持ち撮影まで、番組演出の幅を広げます。リアリティー番組特有の「作り込まない映像美」を、シネマクオリティーで実現します。

EOS C80
EOS R5 C
多彩な映像表現を実現するRFレンズ群

2.リモートカメラによる省人化と多視点撮影

セット内の壁面などに設置される「CR-N700」および「CR-N500」は、4K対応の高画質PTZ(パン・チルト・ズーム)リモートカメラです。遠隔操作と設置自由度の高さを生かし、出演者やスタッフの動線を妨げることなく、さまざまなアングルからの撮影を可能にします。また、1型センサーを搭載し、Canon Log3に対応した高画質により、CINEMA EOS SYSTEMと併用しても、違和感のない映像を実現できます。IPベースの映像伝送やSDI出力(CR-N700/CR-N500)に対応し、スタジオシステムや収録システムとの高い親和性を実現。リモートカメラコントローラー「RC-IP1000」を使用することで、少人数オペレーションでも安定したカメラワークを行えます。

省スペースで撮影を行う「CR-N700」
マルチカメラコントロールを実現する「RC-IP1000」

3.システム連携による効率的な映像制作

CINEMA EOS SYSTEMとリモートカメラシステムを組み合わせたマルチカメラ構成により、映像トーンの統一と現場オペレーションの効率化を両立。メインカメラには「EOS C80」および「EOS R5 C」を、サブカメラにはリモートカメラのCR-Nシリーズを配置することで、臨場感のある映像の安定的な収録を可能にしました。

製品に関するお問い合わせ:https://canon.jp/support/contact

CINEMA EOS SYSTEM:https://canon.jp/biz/product/camera/pro-imaging/cinema-eos

リモートカメラシステム:https://canon.jp/biz/product/camera/pro-imaging/remotecam

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会社概要

URL
http://canon.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区港南2-16-6
電話番号
-
代表者名
足立 正親
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1968年02月