ホームロジスティクス、XYZ Robotics株式会社と代理販売契約を締結
物流現場の自動化・省人化に向け、ニトリグループが新たな事業をスタート
株式会社ホームロジスティクス(注1、以下ホームロジスティクス)、XYZ Robotics株式会社(注2、以下XYZ Robotics)は、XYZ Roboticsが提供するデバンニング(注3)ロボット「Rockyone(ロッキーワン)」の代理販売を開始することをお知らせします。
ホームロジスティクスは、親会社である株式会社ニトリホールディングス(注4)の物流子会社として物流センター運営で蓄積してきた現場知見と改善ノウハウをもとに、物流ロボットの導入企画から運用定着までを一貫支援する新たなビジネスを立ち上げました。今回のデバンニングロボットの取り組みは、その第一弾となります。

【背景】
物流業界では、物流2024年問題に象徴される労働力不足の加速、荷下ろし工程における重労働作業・高温環境負荷、物量変動への対応、庫内作業の属人化など構造的な課題が顕在化しています。これらの課題に対し、ロボットを活用した省人化・自動化は効率化だけでなく、安全性向上や職場環境改善の観点からも急速に注目が高まっています。
ホームロジスティクスでは、これまでニトリグループ全体の物流機能を支える中で、現場の課題抽出、改善、設備導入、運用最適化といった取り組みを継続的に行い、豊富な知見を蓄積してまいりました。こうした経験を活かし、物流現場が抱える課題に対して、より広くソリューションを提供するため、ロボティクス領域での販売事業を開始するに至りました。
【代理販売の概要】
・取扱製品 :XYZ Robotics株式会社製 デバンニングロボット「Rockyone」
・提供内容 :①実機確認サービス・・・実際に稼働しているロボットの見学会の実施
②機器導入サポート・・・要件整理やPoC(注5)立ち合いで顧客の導入判断を手助け
③機器導入後サポート・・・検収後の問い合わせ対応で導入後の不安を解消
・対象 :荷主企業、物流企業をはじめ、荷役作業や搬送業務を有するあらゆる企業
・販売開始日:2026年2月16日(月)
・販売エリア:関東エリアから開始し順次拡大予定
【デバンニングロボット「Rockyone」について】
当社が実証実験を経て正式導入し、今回の販売開始の第一弾となるRockyOneは、人工知能(AI)技術の一種のディープラーニング(注6)による画像認識と、ロボットへの動作教示(ティーチング)を不要にするロボットモーションプランニング(注7)技術により、自動で最適な動作を実現しています。荷台への積み付けもでき、独自のアルゴリズムにより積み付けプランの自動生成も可能です。最大可搬重量は30kg。1〜4箱の同時搬送が可能で、時間あたり400〜1,200ケース(メーカー公表値)の荷積み・荷降ろしに対応します。軽量化とコスト低減を実現しつつ、高速作業に必要な強度も保持しています。
これらの機能により、RockyOneはデバンニングにおける人手不足の解消や作業効率の向上に大きく貢献します。当社では、実運用で得た知見をもとに、同様の課題解決に向けた取り組みとして、仙台・名古屋・福岡DCの各物流センターへの導入拡大を進め、現場の生産性向上と安全性向上に取り組んでまいります。
【今後の展望】
当社は、Rockyoneに加え、これまで導入してきた多様なマテハン設備やロボティクスの活用をさらに進め、ホームロジスティクスの物流現場における課題解決を加速してまいります。また、その取り組みを通じて得た知見を活かした代理販売事業を行うことで、物流業界全体の課題解決にも貢献してまいります。
(注1)株式会社ホームロジスティクス:本社 札幌市北区 代表取締役社長 丸橋雄一
(注2)XYZ Robotics株式会社:日本法人 東京都千代田区岩本町1丁目12-4 TAIYOビル7階代表取締役 蘇 詠善
(注3)デバンニング:コンテナやトラックに荷物を積み込む作業
(注4)株式会社ニトリホールディングス:本社 札幌市北区 代表取締役社長 白井俊之
(注4)Proof of Concept:概念実証の略称。新しいアイデアや技術の実現可能性を検証すること
(注5)ディープラーニング:深層学習
(注6)モーションプランニング技術:ロボットや機械が安全かつ効率よく動くための動き方や経路を、あらかじめ計画する技術
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