11月27日(木)AndTech「使用済みリチウムイオン電池からの資源分離・高純度回収とリサイクル技術の最新動向」WEB講座を開講予定
(株)GSユアサ 鹿島 理 氏、(株)エマルションフローテクノロジーズ 長縄 弘親 氏、LiSTie(株) 星野 毅 氏に「リチウムイオン電池リサイクル・分離回収」についてご講演いただきます。

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せるリチウムイオン電池リサイクル・分離回収での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「リチウムイオン電池リサイクル・分離回収」講座を開講いたします。
使用済みリチウムイオン電池からの資源分離・高純度回収とリサイクル技術の最新動向について解説する講座である。
本講座は、2025年11月25日(火)開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1f0aff76-0c0a-6374-893a-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:使用済みリチウムイオン電池からの資源分離・高純度回収とリサイクル技術の最新動向~法制度・経済性の課題、エマルションフロー法によるLIB水平リサイクル、イオン伝導体リチウム分離法(LiSMIC)~
開催日時:2025年11月27日(木) 11:00-15:45
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1f0aff76-0c0a-6374-893a-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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ープログラム・講師ー
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第1部 使用済みリチウムイオン電池のリサイクルの現状と課題
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講師 株式会社GSユアサ 産業電池製造部 品質管理Gリーダー 鹿島 理 氏
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第2部 エマルションフロー法による廃LiBからのNi/Coの分離精製と水平リサイクル
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講師 株式会社エマルションフローテクノロジーズ 取締役CTO 長縄 弘親 氏
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第3部 超高純度リチウム回収技術LiSMICによる資源循環と安定調達
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講師 LiSTie株式会社 代表取締役 星野 毅 氏
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本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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・蓄電池リサイクルに関連する法令の基礎知識
・蓄電池のリサイクルシステムと実績、処理工程の基礎知識
・リサイクル技術の基礎知識
・市場実態と対応する制度の施行状況に関する基礎知識
・溶媒抽出の革新的新技術“エマルションフロー”に関する基礎知識
・レアメタルの湿式リサイクル(特に、溶媒抽出)
・LIBリサイクルの課題と現状
・世界のリチウム市場の現状と将来予測
・最新のリチウム回収技術
・LiSMICの競合技術との比較。持続可能なリチウム調達の最新動向とビジネスチャンス
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
株式会社AndTech 技術講習会一覧
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一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
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選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
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本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部 使用済みリチウムイオン電池のリサイクルの現状と課題
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【講演主旨】
高い性能を持つリチウムイオン蓄電池は、ドローンやEV等、その用途を飛躍的に拡大させている。一方で、多様な金属原料を使用するため、レアメタル価格の高騰や国際的な資源争奪と言う課題も浮かび上がっており、それを解決するためにも国内での資源循環の確立を求める声も高まっている。本セミナーでは、リサイクルに関する法制度や経済性の課題、回収量や回収技術の実態について解説を行う。
【プログラム】
1.蓄電池の処理工程の概要
2.リサイクル技術の現状
3.蓄電池の生産量と回収量
4.LIBリサイクルの経済性
5.リサイクル市場の実態と課題
6.リサイクル関連法令とEU電池規則
【質疑応答】
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第2部 エマルションフロー法による廃LiBからのNi/Coの分離精製と水平リサイクル
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【講演主旨】
カーボンニュートラルの実現に向けてEVの急激な普及が見込まれる昨今、リチウムイオン電池(LIB)などでは、レアメタルのリサイクルは不可欠である。このような現状を踏まえ、廃LIBに含まれるCo、Ni、Liなどのレアメタルを、再度、LIBの素材として高純度 (たとえば、99.9%) で再生する、いわゆる、水平リサイクルが強く求められているが、レアメタルの分離精製における技術的な課題が、これを阻んでいる。
本講演では、レアメタル分離精製の要となる溶媒抽出を革新する新技術、エマルションフローによるLIB水平リサイクルなどに向けた取り組みを紹介する。
【プログラム】
1.レアメタルリサイクルの社会的背景
1-1 解決したい社会問題(世界の問題)
1-2 解決したい社会問題(世界の中の日本の問題)
1-3 脱炭素社会でのレアメタル問題
2.リチウムイオン電池(LIB)リサイクルでの理想と現実
2-1 レアメタルの水平リサイクル(理想)
2-2 レアメタルリサイクルの理想と現実
3.ブラックマスからのCo/Ni分離精製のコア技術 〜エマルションフローによる技術革新〜
3-1 溶媒抽出の原理
3-2 従来の溶媒抽出技術の課題
3-3 溶媒抽出技術の課題を解決するには
3-4 溶媒抽出技術の革新=エマルションフロー
3-5 エマルションフローの技術的な優位性
4.リチウムイオン電池(LIB)の水平リサイクルに向けた取り組み
5.エマルションフローがもたらす新しいコンセプト
6.集中型リサイクルと分散型リサイクル
7.レアメタルを取り巻く最近の情勢
【質疑応答】
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第3部 超高純度リチウム回収技術LiSMICによる資源循環と安定調達
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【講演主旨】
リチウム資源の需要が急速に拡大する中、持続可能な調達とリサイクルの確立が求められています。本講座では、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)が発案した超高純度リチウム回収技術であるイオン伝導体リチウム分離法(Li Separation Method by Ionic Conductor;LiSMIC)を紹介し、その技術的優位性と社会実装への取り組みについて解説します。
LiSMICは、様々なリチウム含有源からワンパスで超高純度リチウムを回収できる技術で、リチウム資源を循環させてエネルギー問題の解決に貢献するものです。この超高純度リチウムは、EV用の大型リチウムイオン電池(LIB)だけでなく、核融合の燃料製造にも必須なものですが、2030年には需要と供給のバランスが崩れると予測されています。本講座ではLiSMICの社会実装を通じ、リチウム資源循環に貢献するだけでなく、究極的には海水からのリチウム回収による国内での安定資源調達の可能性についても考察します。
【プログラム】
1.リチウムイオン電池市場の動向と課題
2.超高純度リチウム回収法LiSMICの原理と特徴
3.社会実装を目指すリチウム回収装置【LiSMICユニット】
4.今後の展望
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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