「ベネッセ高等学院 中等部」が開校式を開催 全国11キャンパス/オンラインで学ぶ中学生向けフリースクールが10/1スタート

初日はオンラインキャンパス上で高等部の先輩・学院スタッフと交流

 株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役会長兼社長:岩瀬大輔、以下:ベネッセ)が運営する中学生向けのフリースクール※1「ベネッセ高等学院 中等部」(以下:中等部)は、2025年10月1日(水)に開校しました。当日は、開校時入会生とその保護者など約150名が参加しての開校式を行いました。生徒たちは、全国11キャンパスへの通学またはオンラインにて、中等部の学院スタッフのサポートのもと、一人ひとりに合ったペースと安心できる環境で学びに取り組んでいきます。

 なお、中等部への現中学生の入会申し込みは10月2日時点で200名超となっており随時入会をお受けしていくほか、10月からは新たに現小学6年生の2026年度4月入会受付もスタートしました。今後も引き続きオンライン説明会を開催するとともに、個別相談や入会申し込みに対応してまいります。

 ※1:不登校の子どもに対して学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設のことをさします。
(文部科学省:https://www.mext.go.jp/march_lion/torikumi_futoukou.htm

■開校式開催レポート

 開校式は、ベネッセ高等学院のオンラインキャンパスで開催しました。このオンラインキャンパスは、先行して4月に開校した高校生向け通信制サポート校「ベネッセ高等学院」(以下、高等部)と共通の生徒・学院スタッフの交流の場となります。このため、当日は高等部の在校生代表も参加して新入生を歓迎しました。

 式典は、上木原学院長の挨拶に続いて、高等部在校生4名からの歓迎のスピーチや、生徒会主催によるキャンパス生活のオリエンテーションも行われ、年代を超えた交流が行われるベネッセ高等学院らしい開催内容となりました。そして、最後に参加者がそろっての画面をスクリーンショットする形式での記念撮影で締めくくられました。

<左画像:参加者の交流、右画像:整列しての記念撮影>

 上木原学院長は、開校挨拶のなかで、学院生活において生徒に大切にしてもらいたい3つのキーワードとして、『見つめる』『つながる』『決める』を伝えました。

<上画像:オンラインで語る学院長>

 「誰かの物差しではなく、自分自身の物差しで自分を「見つめる」ことから始めてください。不安や迷いを一人で抱え込まず、仲間や先生に「つながる」ことを大切にしてください。そして、日々の小さな「決める」が、やがて大きな未来へとつながります」

 また、保護者に向けては、「私たちは保護者の皆さまにとっても伴走者でありたいと考えています。一緒に見守り、支え合いながら、お子さまが安心して歩んでいける環境を作っていきましょう」と呼びかけました。

【ご参考情報:中学生向けフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」について】

 ベネッセは、子どもたちの多様化する“学びの場”ニーズに応えるため、通学とオンラインの両方に対応した「学びのサードプレイス」を提供する新たな事業に取り組んでいます。

 今年4月1日にスタートした高校生向けの通信制サポート校「ベネッセ高等学院」に続き、このたび10月1日に中学生向けにフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」を開校しました。中等部は、高等学院に併設する形で展開します。全国11か所で展開するキャンパスへの通学、またはオンライン学習が選択でき、全国からの入会が可能です。今回の開校式以降も随時、新入生を受け入れてまいります。

 生徒には、「進研ゼミ」をはじめとする、ベネッセがこれまでの教育事業で培ってきた各種オンライン教材・プログラムのほか、ベネッセ高等学院専用の“さかのぼり専用AI教材” 「進研ゼミRouteBe」を提供します。さらに、クラス担任・赤ペンメンターの“W先生サポート”体制により、日々の学習と将来の進路のサポートを行います。

 なお、義務教育段階でフリースクールを選択した場合に課題となる在籍校での出席認定については、学習教材の取り組み履歴などのデータを活用し、生徒が現在の中学校に在籍しながら「出席扱い制度」※2に申請できるようサポートも行います。

※2:文部科学省は、不登校生徒の学校復帰や進路選択のための支援として、令和元年に「出席扱い制度」を発表しました。ICT等を活用した学習活動を行う場合、一定の要件を満たすことで出席日数を認められる場合があります。令和4年度には11,541名の認定がありました。

 本事業を通じて、子どもたち一人ひとりが自分らしい学びの場と学び方を選び取り、将来の可能性を大きく広げていくことを支援してまいります。

■「ベネッセ高等学院 中等部」概要

名称

ベネッセ高等学院 中等部

対象

中学生(1年生~3年生)
※10/1より現在小学6年生のかたの2026年度4月入会受付スタート。

ウェブサイト

https://gakuin.benesse.co.jp/chu/

設置コース

以下の2つのスタイルから選択できます。

▶通学スタイル(週3または週5)

キャンパスに通いながらも、体調が悪い日はオンラインに切り替えられるスタイル

▶オンラインスタイル(週1~週5自由)

オンラインで自宅学習・人のサポートが受けられ、自分のペース進めるスタイル

設置キャンパス

以下の5都府県11か所に設置しています。

 東京都(水道橋・亀有・武蔵境・府中・町田)、神奈川県(横浜・辻堂)、

 埼玉県(大宮)、千葉県(船橋)、大阪府(千里中央・天王寺)

学費

(税込/2025年10月時点)

▶通学スタイルの場合

週5回通学:59,100円(月あたり)、週3回通学:45,100円(月あたり)

▶オンラインスタイルの場合

32,300円(月あたり)

※上記に加え入学金がかかります。オプションは別料金になります。

※自治体により,独自の助成金が受けられる場合があります。例えば東京都内の小中学生のかたには、東京都フリースクール等利用者助成金が活用できる場合があります(助成が認められると、東京都より最大2万円/月が支給されます。

■学院長メッセージ

ベネッセ高等学院 学院長・中等部 学院長 上木原孝伸(かみきはら たかのぶ) 

 本日、ベネッセ高等学院中等部の入学式をバーチャルキャンパスで開催し、多くの新入生が参加してくれました。場所は異なっても、同じ空間を共有し、学びのスタートを共に迎えられたことに、大きな喜びを感じています。

 私たちが大切にしているのは、通学かオンラインかという形式ではなく、一人ひとりに合ったペースと場所で安心して学べることです。子どもたちが「ここなら自分らしく学べる」と思えること、そして保護者の皆さまが「ここなら任せられる」と安心できることを何より重視しています。

 これから始まる日々が、一人ひとりの可能性を広げる確かな一歩となるよう、私たち教職員一同、心を込めて伴走してまいります。

(プロフィール)

教育企業で講師として17年間教壇に立ち、教科指導や教室運営に携わった後、通信制高校の開校準備から参画、同校の副校長を4年間務める。その後、発達に特性があるお子さまとそのご家庭にマッチする環境のコンサルティングサービスの責任者を務めた後、ベネッセコーポレーションに入社。2025年4月よりベネッセ高等学院学院長に就任。

■「ベネッセ高等学院 中等部」のオンライン説明会開催について

学院長・上木原より、中等部の仕組み、カリキュラム、学費や助成金などをご説明するオンライン説明会を10/8(水)、10/18(土)、10/30(木)に開催予定です。詳細は以下のページよりご確認いただけます。

▶「ベネッセ高等学院 中等部」オンライン説明会日程: https://gakuin.benesse.co.jp/chu/#chu_seminar  

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会社概要

URL
http://www.benesse.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
岡山県岡山市北区南方3-7-17
電話番号
086-225-1165
代表者名
岩瀬 大輔
上場
未上場
資本金
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設立
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