『マネーフォワードクラウド契約』、AI-OCRによる一括アップロード機能を提供開始

紙の契約書を一括で電子化し、契約管理の効率化とコスト削減を実現

株式会社マネーフォワード

2025年3月5日 15時30分

株式会社マネーフォワードは、『マネーフォワードクラウド契約』において、「AI自動入力機能」※1をアップデートし、AI-OCR技術を活用した「AI自動入力一括アップロード機能」の提供を開始しました。

※1「AI自動入力機能」に関するプレスリリース：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001264.000008962.html

本機能は、最大1,000枚の契約書のPDFを一括でアップロードでき、AI-OCRが契約書の種類や項目名などの契約情報を自動で読み取り、契約台帳を作成します。過去に書面で締結した契約書もスキャンして一括アップロードすることで、効率的に電子化し、契約書の一元管理が可能になります。これにより、契約書の検索性が向上するとともに、紙の契約書の保管にかかるコストを削減できます。

また、本機能は、他サービスからのリプレイス時におけるデータ移行にも活用でき、スムーズな移行をサポートします。

本機能の詳細はこちらをご確認ください。

URL：https://biz.moneyforward.com/support/contract/news/new-feature/n087.html

■提供背景

直近のリモートワークの浸透をきっかけに、法務部門におけるDXが進み、電子捺印サービスが急速に普及しました。しかし、新規で締結する契約書の電子化が進む一方で、過去に書面で締結した契約書については電子化が進まないという声が数多く寄せられていました。電子契約書と紙の契約書の混在は、業務を煩雑にし、工数増加の要因となります。これらの課題を解決するため、紙の契約書を効率的に電子化し、一元管理を可能にする「AI自動入力一括アップロード機能」を開発しました。

今後も『マネーフォワードクラウド契約』は、契約書締結前の作成から締結後の管理まで、すべての業務フローをワンストップで提供します。契約書管理によって発生する負荷やコストの削減だけでなく、審査・締結・検索などの契約業務において、生成AIなどのテクノロジーを取り入れながら、より良いユーザー体験の提供を目指してまいります。

■AI-OCR搭載の「AI自動入力一括アップロード機能」について

1. 締結済み契約書のPDFデータを『マネーフォワードクラウド契約』にアップロードします（最大1,000枚）。

2. AIが「社名」「氏名」「契約に関する日付」「自動更新の有無」「契約金額」などの基本項目を自動で読み取ります。

3. 読み取った画像データと管理項目が『マネーフォワードクラウド契約』に保管されます。

■『マネーフォワードクラウド契約』について

『マネーフォワードクラウド契約』は、契約書についての法務相談から作成、申請・承認、契約締結、保存、管理までクラウド上で完結できる電子契約・契約書管理サービスです。紙の契約書を発行する際に必要な印刷・製本・押印・郵送などの手間や時間、コストを削減できるだけでなく、紙の契約書や複数の電子契約サービスで締結した契約書の一元管理を実現します。また、契約データを債務管理や人事管理に連携させることで、契約書管理にまつわる業務を効率化し、バックオフィス全体の生産性向上を実現します。

URL：https://biz.moneyforward.com/contract/