起業家創出拠点「HATSU鎌倉」で起業を目指す“チャレンジャー”の成果発表会を開催!

神奈川県

県では、起業家の創出拠点「HATSU鎌倉」において、起業を目指す“チャレンジャー”を募集・採択し、起業の実現に向けた約6カ月間の伴走支援集中支援を実施しています。

このたび、令和7年度に採択したチャレンジャーによる成果発表会を開催しますので、お知らせします。

令和7年度チャレンジャーの成果発表会について

日時:令和8年1月31日(土曜日)13時00分から16時00分まで(予定)

場所:鎌倉商工会議所会館地下ホール(鎌倉市御成町17-29)

発表人数:11名

詳細・参加申込:次のURLよりお申込みください。

https://peatix.com/event/4745645

取材について

当日は取材・撮影が可能です。希望される場合は前日までに問合せ先にご連絡ください。

問合せ先

神奈川県産業労働局産業部

ベンチャー支援担当課長 永井 電話045-285-0213

産業振興課新産業振興グループ 上野 電話045-210-5636

発表者(令和7年度チャレンジャー)【敬称略、五十音順】

【障がい者雇用の多様化に向けた働く場所の提供と次のステップへのサポート提供】淺香 樹希統(あさか じゅきと)

【事業の概要】

障害を持っていても、就業時間、職種などの働き方の選択肢を増加させることを目指し、雇用機会を創出したうえで、次のステップを提供し自身に合った働き方を選択できるサービスを提供する。

【取り組むきっかけ】

障害者雇用について企業、当事者の双方に対して支援した経験から、障害があることで当事者が選択できる働き方や職種に制限があると感じ、こうした選択肢が増えることが必要だと考えたこと。

【食物アレルギー対策として食の多様性に対応するウェルビーイングな飲食店と消費者のマッチング】石川 守道(いしかわ もりみち)

【事業の概要】

飲食店と、食物アレルギー対応を含めた食の多様性を求める利用者との間にある情報の非対称性を解消するため、飲食店における食の多様性の状況を表示するウェルビーイング・ダイニング・マークを飲食店に設置することで、利用者と飲食店をマッチングする。

【取り組むきっかけ】

子供の食物アレルギーにより外食できるお店を見つけられない自身の体験と、インタビューにより認識した飲食店が抱える課題から、情報の非対称性の解消が必要だと感じたこと。

【日々の体験や旅の思い出を記録するアプリケーション「Coholo」】

大間々 知輝(おおまま ともき)

【事業の概要】

体験の感動を楽しみながら写真に残すだけで、AIが1日の終わりに「振り返り」を自動作成し、自分だけのジャーナル(記録)が作れるアプリ「Coholo」を提供する。

【取り組むきっかけ】

苦しい時期に体験こそが人生であるという気づきを得た。しかし、情報が溢れ、競争が起きる現代社会では、それらの貴重な思い出が消費されるだけであると感じたこと。

【VR・AIを活用した建設機械の訓練・検証システムなど、現場作業の安全と技能承継を支える技術の提供】

纐纈 真啓(こうけつ まさひろ)

【事業の概要】

建設現場におけるクレーンや解体建機の事故防止に向けて、VR・AIを活用した建設機械の訓練・検証システムを開発する。将来的には、遠隔化・自動化の領域に発展させ、安全性と技能承継を支える技術として提供し、月面での開発事業などの宇宙領域への応用も目指していく。

【取り組むきっかけ】

クレーンの操作資格を取得した際、複雑で危険な作業が熟練者の経験に依存しており、人の判断や操作を段階的に支援・自動化する仕組みが必要だと考えたこと。

【会話ロボットを組み立てながら技術リテラシーを学べるワークショップの提供】

小林 尚輝(こばやし なおき)

【事業の概要】

3D印刷や小型のパソコン、生成AI技術を親子で体験できるワークショップの開催を通じて、技術への親しみと情報リテラシーを育む機会を提供する。

【取り組むきっかけ】

技術が完成品として消費され、構造やプログラムなどの仕組みへの疑問が生まれにくい現状に違和感を覚え、作る過程でしか見えない気づきを体験できる機会を創出したいと考えたこと。

【猛暑と熱中症に挑む:高効率身体冷却器の開発・販売】

サイファー 豪志(さいふぁー たけし)

【事業の概要】

夏の野外でも楽しく、快適、安全に過ごせるようにするための、身体冷却器を開発・販売する。

【取り組むきっかけ】

耐えられない暑さの中、外出するリスクを軽減するため、長年、自分が取り組んできた探求を技術化し、応用することでより多くの人を幸せにできるのではないかと気づいたこと。

【犬と人をつなぐコミュニケーション支援の提供】

佐々木 二愛(ささき にあ)

【事業の概要】

犬を通じた地域交流を促進することで、飼い主の孤立や多頭飼育崩壊などのペット関連の社会課題解決を目指すサービスを提供する。

【取り組むきっかけ】

愛犬に救われた経験から、犬がもたらす癒しの力を社会課題の解決に活かせると考えたこと。

【「子どもが学んだ内容を親に教える」ロボット・ハードウェア塾】

佐々木 勇輝(ささき ゆうき)

【事業の概要】

ロボットやハードウェアに関する「子どもが親に教える」授業によって、子どもは知識が定着するとともに勉強意欲が向上し、親は子どもが何を学んでいるかを知ることができ、子どもの成長を体感できる。こうしたイメージの親子で楽しく学べる塾を提供する。

【取り組むきっかけ】

大学在学時、自作ロボットで子供に工学を教えるボランティア団体「KAIT EDTC」を設立し運営する中で、現在の教育環境において変化が必要であると考えたこと。

【利用者の利益を最優先するAIエージェント「わたしの秘書」】

槌本 裕一(つちもと ゆういち)

【事業の概要】

日々の情報管理や返信をサポートするとともに、個人同士の信頼のつながりを可視化し、安心して自分の価値観に合う情報を探したり、相手に届けたりできるAIエージェントを開発し、提供する。

【取り組むきっかけ】

長年にわたりIT業界にいた中で、日常の中で相手に対する思いやりが欠落していると気づくとともに、広告などが溢れ人々が分断されている現状を何とかしたいと考えたこと。

【地域に開かれたコミュニティ酒蔵事業】

牧野 佑亮(まきの ゆうすけ)

【事業の概要】

地域の米やハーブなどを利用し、日本酒の技術をベースに自由な発想で醸す酒類を提供し、地域に開かれたコミュニティとなる酒蔵を開設する。

【取り組むきっかけ】

地域における酒蔵は、単にお酒を造る場所ではなく、人・文化・自然・経済がゆるやかに循環する“場”としての役割があると考えたこと。

【脳波によってデバイスを操作できる次世代インターフェース「NeumOS」】

山田 圭人(やまだ けいと)

【事業の概要】

ヘッドホンのように気軽に装着できる脳波計と専用アプリケーションにより、スマートフォンに代わり、誰もが直感的に操作できる、次世代型ウェアラブルデバイスの開発に取り組む。

【取り組むきっかけ】

4人に1人が脳卒中を発症し生涯、麻痺を抱えるという課題を、脳波で機械を動かすインターフェースを開発し、エンタメ領域と連携した新規市場を形成することで解決したいと考えたこと。

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会社概要

神奈川県

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URL
https://www.pref.kanagawa.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
神奈川県横浜市中区日本大通 1
電話番号
045-210-1111
代表者名
黒岩 祐治
上場
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資本金
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設立
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