【「もっと話そう!ハローフェムテック」プロジェクト】 第1回:企業向けセミナーレポート「女性の就労における生理・妊娠妊活・男性理解」
SHELLYさんをゲストに迎えた読者向けインスタトークライブも3/14開催決定!
ファッション雑誌販売部数11年連続トップシェア(※)の株式会社宝島社(代表取締役社長:蓮見清一 本社:東京都千代田区)のフェムテック啓発プロジェクト「もっと話そう!Hello Femtech(ハローフェムテック)」は、「女性の就労における生理・妊娠妊活・男性理解」をテーマとしたオンラインセミナーを3月4日(金)に開催しました。
※日本ABC協会雑誌発行社レポート2021年上半期(1~6月)より
- 第一部:日本の女性の健康課題とフェムテックの可能性~フェムテックで企業が変わる、社会が変わる~
市場について解説していただきました。日本は世界一の不妊治療大国であり、出生数の約14人に1人が体外受精
によって誕生している身近なことながら、不妊治療と仕事の両立ができず、女性の23%が離職、10%が雇用形態
を変え、10%が不妊治療を断念しているとのデータを紹介。同様に月経や更年期によって仕事のパフォーマンス
が半分以下になると約45%が答えたアンケート結果もありました。そういった健康課題を個人の我慢に委ねるので
はなく、テクノロジーを用いて対処するツールとして、フェムテックを推進する重要性をお話ししていただきました。また経済産業省だけではなく、企業のビジネスや媒体社との取り組みを通して社会的なムーブメントを作っていきたいとのお言葉もありました。
- 第二部:もっと話そう! 読者の声からひもとく働く女性の健康とフェムテック
感じることがあると回答。「生理痛やPMSで具合が悪いときに、職場ではどうしていますか?」という問いには「ひたすら耐える」「我慢する」といった声が多く、梅田は、我慢しないために知ってほしい情報を雑誌からどんどん発信していきたいと話しました。丸山は、PMSについて話すことに男女ともに抵抗がない人が約4割という結果から、以前に比べて徐々にではあるが話しやすい世の中に向かっている実感があると述べ、奥家からも男性管理職の心がけとして、話しやすい環境づくりが重要という意見が上がりました。その他、吸水ショーツのハウツーや膣ケアアイテムなど、反響があった誌面特集の紹介や参加者からの質疑応答を行いました。
「女性の就労における生理・妊娠妊活・男性理解」をテーマにした本セミナーには、事業会社や広告会社など
約150名が参加。終了後のアンケートでも「我慢を求めるのではなく、話し合いを通して社会全体で解決策を模索していくことの大切さを改めて感じた」「数年前とは異なるフェーズにきていることがわかり興味深かった」といった感想が集まり、フェムテックへの社会的な関心の高まりを感じさせました。
宝島社は「for INDEPENDENT GIRLS」をテーマに掲げ1989年に創刊した『CUTiE(キューティ)』を皮切りに、「大人カワイイ」という価値観を広めた『sweet(スウィート)』、「30代・40代女子(大人女子)」を生み出した『InRed(インレッド)』『GLOW(グロー)』、「暮らし系」市場を開拓した『リンネル』など、常に新しい価値観を提案してきました。10~60代までの幅広い世代の女性誌および男性誌を発行する強みを生かし、世代・性別の垣根を越えて情報を発信することで、女性の健康を取り巻く価値観のアップデートを今後も目指してまいります。
- 「もっと話そう! Hello Femtech」プロジェクトとは?
プロジェクト始動後、日本経済新聞、朝日新聞、繊研新聞など各メディアで取り組みが紹介されました
10~60代の各世代の女性誌11誌・男性誌2誌の計13誌合同によるフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう! Hello Femtech(ハローフェムテック)」。本プロジェクトは、フェムテックの認知度向上を通して、長らくタブー視されてきた女性の健康問題について具体的に話す機会を増やすことで、女性がより活躍でき
る社会に繋げ、ひいては男女に関係なくヒトが生きやすい社会を目指すための活動です。
https://fashionbox.tkj.jp/femtech
- 「もっと話そう! Hello Femtech」プロジェクト読者向けイベントのお知らせ★
■日時:3月14日(月)19:00~開始予定
気になった方はどなたでも事前登録なしでご視聴いただけます!
※詳細は各誌Instagramアカウントにてお知らせします
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