業界初(※1)、新FIT制度に対応したエネルギーマネジメントサービスを提供開始
本年10月1日に開始される新FIT制度(固定価格買取制度)にいち早く対応
シャープは、クラウドHEMSサービス(※2)「COCORO ENERGY(※3)」において、本年10月1日に開始される新FIT制度(固定価格買取制度)に業界で初めて対応したエネルギーマネジメントサービスとして、当社独自のAIを活用した蓄電池制御を、同日より提供開始します。

FIT(Feed-in Tariff)は、再生可能エネルギーの普及促進を目的に、太陽光発電システムなどで発電した電気を、電力会社が一定期間、固定価格で買い取ることを国が保証する制度です。住宅用の太陽光発電システムにおいては、10年間の買取期間が定められています。今後のさらなる普及促進に向け、本年10月1日に制度改定が予定されており、新制度では、設置後4年間は従来より高単価での電力買取を行うことで初期投資回収を支援し、5年目以降の6年間は市場価格相当での買取に移行する「2段階制」となります。
当社は、新制度の「2段階制」に合わせた蓄電池のAI制御をいち早く開発。新制度開始日の10月1日より「COCORO ENERGY」にて提供を開始します。現FIT制度では買取単価よりも電力会社から購入する電気の方が高価なため、日中太陽光で発電した電力はなるべく蓄電池に貯めておき、夜間に使用することで電力会社から購入する電気を抑制するように制御しています。新制度では、夜間の電気料金単価が設置後4年間の買取単価よりも安価な電力プランがあることから、夜間電力で蓄電池を充電しておき、昼間に使用することで可能な限り太陽光発電の余剰電力量を増やすようAIが制御します。4年が経過し、買取単価が低下すると、現FIT制度と同様に自家消費を優先する制御に自動で移行。設定変更の手間を省き、状況に応じて賢く制御することで、電気代を削減します。

■ 主な特長
1.買取単価の高い設置後4年間は、AIが日中の消費電力量を予測し、必要な分だけ充電。可能な限り売電するよう制御
2.設置後4年が経過し、買取単価が低下すると、自動で自家消費を優先するモードに切り替え
※1 蓄電池を制御するHEMSサービスにおいて。当社調べ(2025年9月24日現在)。
※2 Home Energy Management Systemの略。住宅で使用するエネルギーを管理・制御するシステムです。
※3 ご利用には、当社会員サイト「COCORO MEMBERS」への登録、およびクラウド連携エネルギーコントローラ<JH-RVB1>が必要です。
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