求人に応募する前の情報収集、「企業のホームページを探す」が最多の42.3%。勤務先の親睦会に参加したい人は全体で21.3%、30代以下では35.3%と上の年代より高い結果
2024年2月イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2024年2月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
調査結果
【応募前の情報収集について】
「企業のホームページを探す」42.3%、「企業の口コミを探す」31.1%、「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」22.1%、「特に調べず、いいなと思ったらすぐ応募する」22.8%
【参加してみたいと思う勤め先でのイベント】
「スキルアップ関連(勉強会など)」25.5%、「親睦会系(忘年会・新年会など)」21.3%、「季節行事(お花見、クリスマスなど)」18.4%
【正社員を希望する理由】
将来にわたって安定して働きたいから」71.4%、「社会保険に加入できるから」57.1%、
「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」35.7%
【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」58.6%、「生活との両立を図りたいから」41.4%、「すぐに働き始めたかったから」25.5%
調査結果の詳細(一部抜粋)
【回答者プロフィール】
【応募前の情報収集について】
「企業のホームページを探す」42.3%、「企業の口コミを探す」31.1%、
「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」22.1%、
「特に調べず、いいなと思ったらすぐ応募する」22.8%
求人に応募した人に、求人に応募する前に求人企業または求人情報に関する情報収集をするかどうかをきいた(複数回答)。全体では「企業のホームページを探す」が42.3%で最多、次いで「企業の口コミを探す」が31.1%、「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」が22.1%となった。「特に調べず、いいなと思ったらすぐ応募する」人は22.8%で、およそ8割の人は何らかの情報収集をするようだ。
希望の雇用形態別にみると、「正社員」を希望する人では「企業のホームページを探す」が66.1%と半数以上となっている。その一方で「普段使うSNSや動画サイトで企業を探す」事はあまりしないようだ(3.6%)。一方「パートまたはアルバイト」を希望する人では、「特に調べず、いいなと思ったらすぐ応募する」が24.8%で、4人に1人は求人情報の内容で納得できれば応募前に情報収集せず、即応募にうつるようだ。
年代別にみると、年代が若いほど事前に「企業のホームページを探す」あるいは「企業の口コミを探す」人が多いようだ。「30代以下」では「知人・友人・家族に評判を聞く」が20.6%で、周りの誰かの意見も参考にしておきたい様子がうかがえる。
【参加してみたいと思う勤め先でのイベント】
「スキルアップ関連(勉強会など)」25.5%、「親睦会系(忘年会・新年会など)」21.3%、「季節行事(お花見、クリスマスなど)」18.4%
求人に応募した人に、勤め先で開催されるイベントに参加したいかどうかをきいた。全体では何らかのイベントに参加してみたい人が59.6%、イベントには「参加したくない」人が40.4%となった。イベントの種類によって意向は様々だが、積極的に参加したい人が多いわけではなさそうだ。
参加してみたいイベントとして上位に上がったのは、「スキルアップ関連(勉強会など)」が25.5%、「親睦会系(忘年会・新年会など)」が21.3%、「季節行事(お花見、クリスマスなど)」が18.4%だった。懇親を深める目的で開催される行事については、比較的参加したい意向があるのかもしれない。
希望の雇用形態別にみると、「パートまたはアルバイト」を希望する人ではどのイベントについても参加への意向が「正社員」を希望する人よりも低かった。様々な雇用形態の人が一緒に働く職場では、意向を伺う配慮が必要そうだ。
年代別にみると、「30代以下」ではほかの年代よりも何らかのイベントに参加したい人が多いようだ。「社員旅行系」は29.4%とほかの年代より参加の意向が表れている。また、「スキルアップ関連」については「40代」が他を圧倒していて(42.1%)、前向きに取り組める人が多そうだ。
【正社員を希望する理由】
将来にわたって安定して働きたいから」71.4%、「社会保険に加入できるから」57.1%、
「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」35.7%
求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、なぜ正社員を希望するのかをきいた(複数回答)。最も多かったのは「将来にわたって安定して働きたいから」で71.4%、次いで「社会保険に加入できるから」が57.1%、「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」が35.7%となっている。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「自身のキャリア(仕事経験や意識・技術等)を維持・向上したいから」が18.7pt、「興味のある仕事が正社員での募集だったから」が16.3%、「社会保険に加入できるから」が9.3pt高くなった。仕事そのものへの興味や深堀りを求めている傾向が伺える。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が18.2pt、「将来にわたって安定して働きたいから」が15.5pt高くなった。収入面の安心・雇用の継続の両方を正社員で実現したいことがわかる。
【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」58.6%、「生活との両立を図りたいから」41.4%、「すぐに働き始めたかったから」25.5%
求人に応募した、パートまたはアルバイトを希望する人に、なぜその雇用形態を希望するのかをきいた(複数回答)。最も多かったのは「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」で58.6%、次いで「生活との両立を図りたいから」が41.4%、「すぐに働き始めたかったから」が25.5%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「興味のある仕事がパートまたはアルバイトでの募集だったから」が13.9pt、「気楽に働きたいから」が13.2pt高くなった。関心の強い分野での仕事につきたい傾向があるようだ。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「正社員より採用されやすいと思うから」が14.8pt、「扶養の範囲内で働きたいから」が14.3pt、「生活との両立を図りたいから」が12.4pt高くなった。家庭の仕事との兼ね合いでパートタイムを希望する人や、収入に目安を設けて仕事をしたい人の割合が男性よりも高いことがわかる。
調査・分析担当者のコメント
2月のアンケートでは、勤め先で開催されるイベントに参加したいかどうかをききました。全体で「参加したい」という回答が最も多かったのは「スキルアップ関連(勉強会など)」で25.5%、次いで「親睦会系(忘年会・新年会など)」が21.3%、「季節行事(お花見、クリスマスなど)」が18.4%となりました。多くても4人に1人というところから、積極的に参加したい人が多いわけではなさそうです。
年代別にみると、「30代以下」ではほかの年代よりも何らかのイベントに参加したい人が多いようです。親睦会や季節行事のほか、「社員旅行系」(29.4%)や「スポーツ系(運動会、ボーリング大会等)」(26.5%)にも意見が集まりました。
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、
2024年2月1日~2月29日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2024年2月2日~3月5日
有効回答:267名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります
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