マイナビ進学「2021年 高校生の進路意識と進路選択に関する調査」を実施
高校3年生の進路選択において、新型コロナウイルスの影響を受けたと感じた人は65.1%
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)が運営する進学情報サイト『マイナビ進学』は、当サイト会員で2021年3月卒業予定の高校3年生を対象とした「2021年 高校生の進路意識と進路選択に関する調査」を3月下旬に実施し、今回初めて発表しました。調査結果の概要は以下の通りです。
≪TOPICS≫
≪調査概要≫
◆進路選択において新型コロナウイルスの影響を受けたと感じた人は65.1%【図1】
2021年3月卒業予定の高校3年生(現在は大学や専門学校などの進学先に入学した新入生)に、自身の進路選択において新型コロナウイルスの影響を受けたか尋ねたところ、全体の65.1%が「影響を受けたと思う(非常に強く受けたと思う31.3%+多少は受けたと思う33.8%)」と回答した。高校生の3人に2人は影響を受けたことになる。
【図1】あなたの進路選択は、新型コロナウイルスの流行によって何らかの影響を受けたと思いますか。
◆進路選択における新型コロナウイルスの影響は「オープンキャンパスや学校体験に参加できなかった」ことが55.1%【図2】
前問に続き、進路選択にあたって具体的にどのような影響を受けたか聞いた。その結果、男女ともに最も多く選ばれたのは「オープンキャンパスや学校体験に参加できなかった(全体:55.1%、男性46.8%、女性:61.1%)」であった。
次に多かったのは「学力に影響があった(全体33.5%、男子36.6%、女子31.0%)」で、休校による授業遅延やコロナ禍における勉強環境の変化などが影響したとうかがえる。
その他、「部活動などで結果を残せなかった(全体:18.2%、男性:21.6%、女性:15.3%)」で、試合やコンテストの機会喪失が進路選択にマイナスに作用したことも推察される。
【図2】コロナ禍の進路選択において、どのような影響を受けたと思いますか。(複数回答/以下5位までを抜粋)
※全体には性別が男女以外の25回答を含むが、回答件数が少ないためグラフでは非表示
◆4月以降の心配は「授業が予定通り行われるか」「友人ができるか」が半数を超える【図3】
2021年4月の進学後について心配していることを尋ねたところ、最も多かったのは「進学先の学校で、授業が予定通り行われるかどうか(56.7%)」で過半数を超えた。新しい環境に身を置くことに心配や不安は付きものだが、「友人ができるか(52.7%)」以上に「授業が予定通り行われるかどうか」の方が多い点は今年ならではの傾向だ。
さらに、どの項目においても男性より女性の方が不安に感じる割合が高く、様々なシーンで4月以降の学生生活に不安を感じていることがうかがえる。また、学費や生活費への不安を挙げる割合は全体の3割に上った。
【図3】4月以降、あなたが心配していることは何ですか。(複数回答/以下、全体数値30%以上の結果を抜粋)
≪総括≫
高校3年生の1年間、ずっと新型コロナウイルスの影響を受けてきた今春の新入生は、高校生活や進路選択において「やり残した」と感じたり、予定通りいかないことへの不安や不満を持ちながら、学校選びや受験に取り組みました。それは今回の調査でも明らかになり、6割以上の学生が影響を受けたと感じています。関係各所からの、生徒に対する経済面や心理面といった幅広いフォローを行うことが重要だと思われます。新型コロナウイルスの収束は未だ見えない状況ですが、今後の新入生の心配や不安の対象がどのように変化していくのか、今後に注目です。
マイナビ進学 調査担当/小林裕貴
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【調査概要】マイナビ進学「2021年 高校生の進路意識と進路選択に関する調査」
〇調査期間/2021年3月18日(木)~3月31日(水)
〇調査方法/メールおよびDMで調査告知を行い、Webフォームに回答
〇調査対象/2021年3月に卒業予定の高校3年生(マイナビ進学会員)
〇有効回答数/2,630名(進路決定先:大学: 1,881名、短期大学:91 名、専門学校:348名、留学・海外進学:7名、予備校・浪人:172名、就職等進学以外の進路:131名)
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- 進路選択において新型コロナウイルスの影響を受けたと感じた人は65.1%【図1】
- 進路選択における新型コロナウイルスの影響は「オープンキャンパスや学校体験に参加できなかった」ことが55.1%。その他、学力や部活動にも影響が【図2】
- 4月以降の心配は「授業が予定通り行われるか」「友人ができるか」が半数を超える【図3】
≪調査概要≫
◆進路選択において新型コロナウイルスの影響を受けたと感じた人は65.1%【図1】
2021年3月卒業予定の高校3年生(現在は大学や専門学校などの進学先に入学した新入生)に、自身の進路選択において新型コロナウイルスの影響を受けたか尋ねたところ、全体の65.1%が「影響を受けたと思う(非常に強く受けたと思う31.3%+多少は受けたと思う33.8%)」と回答した。高校生の3人に2人は影響を受けたことになる。
【図1】あなたの進路選択は、新型コロナウイルスの流行によって何らかの影響を受けたと思いますか。
◆進路選択における新型コロナウイルスの影響は「オープンキャンパスや学校体験に参加できなかった」ことが55.1%【図2】
前問に続き、進路選択にあたって具体的にどのような影響を受けたか聞いた。その結果、男女ともに最も多く選ばれたのは「オープンキャンパスや学校体験に参加できなかった(全体:55.1%、男性46.8%、女性:61.1%)」であった。
次に多かったのは「学力に影響があった(全体33.5%、男子36.6%、女子31.0%)」で、休校による授業遅延やコロナ禍における勉強環境の変化などが影響したとうかがえる。
その他、「部活動などで結果を残せなかった(全体:18.2%、男性:21.6%、女性:15.3%)」で、試合やコンテストの機会喪失が進路選択にマイナスに作用したことも推察される。
【図2】コロナ禍の進路選択において、どのような影響を受けたと思いますか。(複数回答/以下5位までを抜粋)
※前問で進路選択がコロナウイルス流行の影響を「非常に強く受けたと思う」「多少は受けたと思う」と回答した方のみに質問
※全体には性別が男女以外の25回答を含むが、回答件数が少ないためグラフでは非表示
◆4月以降の心配は「授業が予定通り行われるか」「友人ができるか」が半数を超える【図3】
2021年4月の進学後について心配していることを尋ねたところ、最も多かったのは「進学先の学校で、授業が予定通り行われるかどうか(56.7%)」で過半数を超えた。新しい環境に身を置くことに心配や不安は付きものだが、「友人ができるか(52.7%)」以上に「授業が予定通り行われるかどうか」の方が多い点は今年ならではの傾向だ。
さらに、どの項目においても男性より女性の方が不安に感じる割合が高く、様々なシーンで4月以降の学生生活に不安を感じていることがうかがえる。また、学費や生活費への不安を挙げる割合は全体の3割に上った。
【図3】4月以降、あなたが心配していることは何ですか。(複数回答/以下、全体数値30%以上の結果を抜粋)
≪総括≫
高校3年生の1年間、ずっと新型コロナウイルスの影響を受けてきた今春の新入生は、高校生活や進路選択において「やり残した」と感じたり、予定通りいかないことへの不安や不満を持ちながら、学校選びや受験に取り組みました。それは今回の調査でも明らかになり、6割以上の学生が影響を受けたと感じています。関係各所からの、生徒に対する経済面や心理面といった幅広いフォローを行うことが重要だと思われます。新型コロナウイルスの収束は未だ見えない状況ですが、今後の新入生の心配や不安の対象がどのように変化していくのか、今後に注目です。
マイナビ進学 調査担当/小林裕貴
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【調査概要】マイナビ進学「2021年 高校生の進路意識と進路選択に関する調査」
〇調査期間/2021年3月18日(木)~3月31日(水)
〇調査方法/メールおよびDMで調査告知を行い、Webフォームに回答
〇調査対象/2021年3月に卒業予定の高校3年生(マイナビ進学会員)
〇有効回答数/2,630名(進路決定先:大学: 1,881名、短期大学:91 名、専門学校:348名、留学・海外進学:7名、予備校・浪人:172名、就職等進学以外の進路:131名)
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