ゴールドマン・サックスと AWS 、金融サービス機関向けに新しいデータ管理・分析ソリューションを共同開発
ゴールドマン・サックスが 150 年にわたり培ってきた金融市場の専門知識に、業界をリードするセキュリティ、サービス、実績のあるグローバルインフラを備えたAWSクラウドのあらゆるメリットを組み合わせた Goldman Sachs Financial Cloud サービスを提供
※本プレスリリースは、2021年11月30日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
(ラスベガス - 2021年11月30日発表) 本日、AWS re:Invent において、ゴールドマン・サックスは、Amazon Web Services, Inc.と共同で、金融機関向けの新しいクラウドベースのデータ分析ソリューション「GS Financial Cloud for Data」を発表しました。このユニークなコラボレーションにより、クラウド上でデータを検出、整理、分析する方法が再定義され、より迅速なインサイトの獲得が可能となり、十分な情報に基づいた投資判断を行うことができます。金融機関は、ゴールドマン・サックスの数十年にわたる経験を活かし、データ管理および分析の課題に取り組むことができます。
データとテクノロジーの進歩によって金融サービス業界は急速に変化していますが、投資会社の開発者は、大規模な金融データの管理、解釈、分析のためのさまざまなツールのカスタマイズに多大な時間と労力を費やしています。金融データの管理と分析のための既存のソリューションの多くは、従来のテクノロジーの複雑な組み合わせに基づいており、最新の投資業務におけるレイテンシーやスケールの要件を満たすことが困難になっています。その結果投資会社は、エンジニアリングの専門知識を、顧客が求めるスピードでイノベーションを起こすことではなく、差別化されていないインフラストラクチャの管理とデータを管理することに費やしている可能性があります。
今回の ゴールドマン・サックスと アマゾン ウェブ サービス(AWS) のコラボレーションにより、投資会社が基盤となるデータ統合技術を開発・維持する必要性が大幅に軽減され、グローバル市場で高度な定量分析を利用するための参入障壁は低くなります。ゴールドマン・サックスの顧客である機関投資家は、金融アプリケーションの市場投入までの時間を短縮し、リソースを最適化してポートフォリオのリターンに集中し、より迅速にイノベーションを創出できます。また、Goldman Sachs (GS) Financial Cloud for Data のユーザーは、ゴールドマン・サックスが提供する最高レベルの財務データに、効率よく安全にアクセスすることが可能になります。
ゴールドマン・サックスの最高経営責任者(CEO)である David Solomon(デビッド・ソロモン)氏は、次のように述べています。「ゴールドマン・サックスは、これまで最も洗練された金融機関にサービスを提供するためのテクノロジーを構築し、業界をリードしてきました。今後はこれからの金融サービス向けのクラウドについて再定義し、開発者が顧客向けの金融ソリューションの構築に専念できるよう支援しています。金融サービスとクラウドコンピューティングの分野をリードする両社が協力して、金融データの管理と分析を行う画期的なソリューションをクラウド上で提供することにより、金融業界で増え続ける大量の情報から、お客様が価値を引き出す方法を変革できることを嬉しく思います」
GS Financial Cloud for Data は、ヘッジファンド、資産運用管理会社、その他の機関投資家向けのクラウドネイティブな金融データ管理および分析ソリューションで、ゴールドマン・サックスの主要な時系列分析ツールである PlotTool Pro や、同社の Python ツールキットである GS Quant など、Goldman Sachs のフロントオフィス分析ツールの能力が大幅に向上します。GS Financial Cloud for Data と AWS Data Exchange(クラウド内のサードパーティのデータを簡単に検索、購読、利用できるようにするサービス)の統合により顧客は、自社のデータとゴールドマン・サックス が提供する金融市場データや厳選されたサードパーティのデータをシームレスかつ安全に統合することができます。これらのデータは、セキュアに管理されたゴールドマン・サックスの時系列データベースと分析エンジンで利用できるため、何百もの異なる資産のティックレベルの金融データをリアルタイムで保存、統合できます。その結果、開発者は最新の定量的手法を使用してさまざまな金融データセットについて一貫した大規模な分析を簡単に行えるようになり、市場に価値をもたらすまでの時間を短縮できます。GS Financial Cloud for Data のコンポーネントは、Amazon FinSpace とも互換性があります。これは、データウェアハウスやデータレイクの位置データなど、複数のソースからのデータを簡単に組み合わせて分析できる AWS サービスです。
Amazon Web Services, Inc.の CEO である Adam Selipsky(アダム・セリプスキー)は、次のように述べています。「Goldman Sachs Financial Cloud for Data により、これまで以上に多くの金融サービス機関がクラウドでリアルタイムに近い高度な分析を実施できるよう、参入障壁を下げていきます。ゴールドマン・サックスが保有するデータと 1 世紀以上にわたる金融サービスの知識を、AWS の信頼性、セキュリティ、業界の専門知識と組み合わせることで、金融サービステクノロジーを再構築し、開発者にフォーカスしたコスト効率の高いテクノロジーをすべての組織が利用できるようになります」
Wellington Management の投資サービス/テクノロジー部門の責任者である Justin Stephan(ジャスティン・ステファン)氏は、次のように述べています。「お客様に差別化されたリターンを提供するためには、高品質なデータを大規模に入手することが不可欠です。当社は、さまざまな業界リーダーと協力してこれらの機能を提供しており、AWS とゴールドマン・サックスは長年にわたる重要なパートナーです。ゴールドマン・サックスの市場カバレッジおよび専門知識と、AWS のイノベーションおよびスピードと組み合わせた製品で、データを入手、管理、分析する機能をさらに強化することで、投資成果を向上できると確信しています」
Millennium の最高情報責任者である Vlad Torgovnik(ヴラド・トルゴヴニク)氏は、次のように述べています。「当社はゴールドマン・サックスと緊密に連携して、新しい戦略の市場投入までの時間を短縮する、投資専門家向けの高度なデータ/分析ソリューションを開発しています。ゴールドマン・サックスと AWS の新たなコラボレーションにより、クラウドのスケールとイノベーションのスピードを活用しながら、セキュアなプライベート環境で独自のデータから独自のインサイトを引き出すことができるようになります」
MSCI の分析責任者である Jorge Mina(ホルヘ・ミナ)氏は、次のように述べています。「MSCI は、機関投資家がポートフォリオをより効果的に管理できるよう支援する、独自のインサイトとソリューションを提供しています。MSCI とゴールドマン・サックスのコラボレーションにより、両社共通のお客様に、MSCI の堅牢なデータ/コンテンツと、ゴールドマン・サックスの分析/取引ワークフローのメリットを提供します。当社は常にお客様の立場に立って対応するよう努めています。そしてゴールドマン・サックスと AWS のコラボレーションにより、当社のお客様はクラウド上での高度なポートフォリオ分析の可能性を引き出すための、より多くの選択肢にアクセスできるようになります」
プレビュー版へのアクセスは、GS 開発者コンソールまたは AWS Marketplace からリクエストできます。プレビューのリクエストについては、http://developer.gs.com/discover/ をご覧ください。
アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は約15年にわたり、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドサービスになっています。AWSは、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーキング、分析、機械学習および人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)、メディア、ならびにアプリケーション開発、展開および管理に関する200種類以上のフル機能のサービスを提供しています。AWSのサービスは、25のリージョンにある81のアベイラビリティーゾーン(AZ)でご利用いただけます。これに加え、オーストラリア、カナダ、インド、インドネシア、イスラエル、ニュージーランド、スペイン、スイス、アラブ首長国連邦を含む9つのリージョンにおける27のAZの開設計画を発表しています。AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。https://aws.amazon.com/
Amazon について
Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology, Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。Amazonについて詳しくはAmazon Newsroom(http://amazon-press.jp)およびAmazon ブログ(http://blog.aboutamazon.jp)から。
(ラスベガス - 2021年11月30日発表) 本日、AWS re:Invent において、ゴールドマン・サックスは、Amazon Web Services, Inc.と共同で、金融機関向けの新しいクラウドベースのデータ分析ソリューション「GS Financial Cloud for Data」を発表しました。このユニークなコラボレーションにより、クラウド上でデータを検出、整理、分析する方法が再定義され、より迅速なインサイトの獲得が可能となり、十分な情報に基づいた投資判断を行うことができます。金融機関は、ゴールドマン・サックスの数十年にわたる経験を活かし、データ管理および分析の課題に取り組むことができます。
データとテクノロジーの進歩によって金融サービス業界は急速に変化していますが、投資会社の開発者は、大規模な金融データの管理、解釈、分析のためのさまざまなツールのカスタマイズに多大な時間と労力を費やしています。金融データの管理と分析のための既存のソリューションの多くは、従来のテクノロジーの複雑な組み合わせに基づいており、最新の投資業務におけるレイテンシーやスケールの要件を満たすことが困難になっています。その結果投資会社は、エンジニアリングの専門知識を、顧客が求めるスピードでイノベーションを起こすことではなく、差別化されていないインフラストラクチャの管理とデータを管理することに費やしている可能性があります。
今回の ゴールドマン・サックスと アマゾン ウェブ サービス(AWS) のコラボレーションにより、投資会社が基盤となるデータ統合技術を開発・維持する必要性が大幅に軽減され、グローバル市場で高度な定量分析を利用するための参入障壁は低くなります。ゴールドマン・サックスの顧客である機関投資家は、金融アプリケーションの市場投入までの時間を短縮し、リソースを最適化してポートフォリオのリターンに集中し、より迅速にイノベーションを創出できます。また、Goldman Sachs (GS) Financial Cloud for Data のユーザーは、ゴールドマン・サックスが提供する最高レベルの財務データに、効率よく安全にアクセスすることが可能になります。
ゴールドマン・サックスの最高経営責任者(CEO)である David Solomon(デビッド・ソロモン)氏は、次のように述べています。「ゴールドマン・サックスは、これまで最も洗練された金融機関にサービスを提供するためのテクノロジーを構築し、業界をリードしてきました。今後はこれからの金融サービス向けのクラウドについて再定義し、開発者が顧客向けの金融ソリューションの構築に専念できるよう支援しています。金融サービスとクラウドコンピューティングの分野をリードする両社が協力して、金融データの管理と分析を行う画期的なソリューションをクラウド上で提供することにより、金融業界で増え続ける大量の情報から、お客様が価値を引き出す方法を変革できることを嬉しく思います」
GS Financial Cloud for Data は、ヘッジファンド、資産運用管理会社、その他の機関投資家向けのクラウドネイティブな金融データ管理および分析ソリューションで、ゴールドマン・サックスの主要な時系列分析ツールである PlotTool Pro や、同社の Python ツールキットである GS Quant など、Goldman Sachs のフロントオフィス分析ツールの能力が大幅に向上します。GS Financial Cloud for Data と AWS Data Exchange(クラウド内のサードパーティのデータを簡単に検索、購読、利用できるようにするサービス)の統合により顧客は、自社のデータとゴールドマン・サックス が提供する金融市場データや厳選されたサードパーティのデータをシームレスかつ安全に統合することができます。これらのデータは、セキュアに管理されたゴールドマン・サックスの時系列データベースと分析エンジンで利用できるため、何百もの異なる資産のティックレベルの金融データをリアルタイムで保存、統合できます。その結果、開発者は最新の定量的手法を使用してさまざまな金融データセットについて一貫した大規模な分析を簡単に行えるようになり、市場に価値をもたらすまでの時間を短縮できます。GS Financial Cloud for Data のコンポーネントは、Amazon FinSpace とも互換性があります。これは、データウェアハウスやデータレイクの位置データなど、複数のソースからのデータを簡単に組み合わせて分析できる AWS サービスです。
Amazon Web Services, Inc.の CEO である Adam Selipsky(アダム・セリプスキー)は、次のように述べています。「Goldman Sachs Financial Cloud for Data により、これまで以上に多くの金融サービス機関がクラウドでリアルタイムに近い高度な分析を実施できるよう、参入障壁を下げていきます。ゴールドマン・サックスが保有するデータと 1 世紀以上にわたる金融サービスの知識を、AWS の信頼性、セキュリティ、業界の専門知識と組み合わせることで、金融サービステクノロジーを再構築し、開発者にフォーカスしたコスト効率の高いテクノロジーをすべての組織が利用できるようになります」
Wellington Management の投資サービス/テクノロジー部門の責任者である Justin Stephan(ジャスティン・ステファン)氏は、次のように述べています。「お客様に差別化されたリターンを提供するためには、高品質なデータを大規模に入手することが不可欠です。当社は、さまざまな業界リーダーと協力してこれらの機能を提供しており、AWS とゴールドマン・サックスは長年にわたる重要なパートナーです。ゴールドマン・サックスの市場カバレッジおよび専門知識と、AWS のイノベーションおよびスピードと組み合わせた製品で、データを入手、管理、分析する機能をさらに強化することで、投資成果を向上できると確信しています」
Millennium の最高情報責任者である Vlad Torgovnik(ヴラド・トルゴヴニク)氏は、次のように述べています。「当社はゴールドマン・サックスと緊密に連携して、新しい戦略の市場投入までの時間を短縮する、投資専門家向けの高度なデータ/分析ソリューションを開発しています。ゴールドマン・サックスと AWS の新たなコラボレーションにより、クラウドのスケールとイノベーションのスピードを活用しながら、セキュアなプライベート環境で独自のデータから独自のインサイトを引き出すことができるようになります」
MSCI の分析責任者である Jorge Mina(ホルヘ・ミナ)氏は、次のように述べています。「MSCI は、機関投資家がポートフォリオをより効果的に管理できるよう支援する、独自のインサイトとソリューションを提供しています。MSCI とゴールドマン・サックスのコラボレーションにより、両社共通のお客様に、MSCI の堅牢なデータ/コンテンツと、ゴールドマン・サックスの分析/取引ワークフローのメリットを提供します。当社は常にお客様の立場に立って対応するよう努めています。そしてゴールドマン・サックスと AWS のコラボレーションにより、当社のお客様はクラウド上での高度なポートフォリオ分析の可能性を引き出すための、より多くの選択肢にアクセスできるようになります」
プレビュー版へのアクセスは、GS 開発者コンソールまたは AWS Marketplace からリクエストできます。プレビューのリクエストについては、http://developer.gs.com/discover/ をご覧ください。
アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は約15年にわたり、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドサービスになっています。AWSは、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーキング、分析、機械学習および人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)、メディア、ならびにアプリケーション開発、展開および管理に関する200種類以上のフル機能のサービスを提供しています。AWSのサービスは、25のリージョンにある81のアベイラビリティーゾーン(AZ)でご利用いただけます。これに加え、オーストラリア、カナダ、インド、インドネシア、イスラエル、ニュージーランド、スペイン、スイス、アラブ首長国連邦を含む9つのリージョンにおける27のAZの開設計画を発表しています。AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。https://aws.amazon.com/
Amazon について
Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology, Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。Amazonについて詳しくはAmazon Newsroom(http://amazon-press.jp)およびAmazon ブログ(http://blog.aboutamazon.jp)から。
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