【岩間市民プラザ】サイレントシネマ&活弁ワールド#16「水戸黄門 完結篇 血刃の巻」「爆進ラリー」「ドタバタ撮影所」
岩間市民プラザ恒例!活弁と音楽で送る無声映画の世界!
上映作品
■「水戸黄門 完結篇 血刃の巻」 (77分)
1935年(昭和10年) 日活京都撮影所作品
監督:荒井良平
原作:大佛次郎
脚本:山中貞雄
出演:大河内傳次郎 澤村國太郎 市川百々之助 ほか
作品概要:原作は大佛次郎が朝日新聞に連載した時代小説。『来國次の巻』『密書の巻』に続く水戸黄門三部作の完結篇。ほぼ前二作と同じスタッフ、キャストで製作された。大河内傳次郎による水戸黄門は本シリーズが初めてで、老公の水戸光圀と野人を思わせる立花甚左衛門の対照的な二人
を一人二役で演じている。荒井良平監督の整然
とした演出をはじめ、山中貞雄の脚本ならではの台詞の面白さも十分に楽しめる娯楽作品である。
■「爆進ラリー」 (20分)
1922-24年(大正11-13年)
米ラリー・シモン・プロダクション作品
監督・主演:ラリー・シモン
作品概要:アメリカの短編喜劇のスター、ラリー・シモンによるドタバタコメディー3本立て。今回は『ラリーの美容師』『ラリーのゴルフ』『ラリーの自動車競争』の短編3作品をまとめたものを上映します。自動車を駆使したスピーディーなスリルをはじめ見どころ満載です。
■「ドタバタ撮影所」 (10分)
製作年等詳細不明作品
作品概要:撮影所を舞台に繰り広げられるドタバタ喜劇。古典的なギャグの連続ながら、それがかえって新鮮に感じられる万人受けする傑作短編喜劇である。ライオン、ワニなどの調教された猛獣が多数登場するところも見どころのひとつ。詳細不明の作品だが、1920年代にアメリカの短編喜劇で活躍したモンティ・バンクスの主演作という説もある。


出演弁士:坂本頼光
1979年、東京生まれ。少年時代は水木しげるに憧れ妖怪の絵ばかり描く日々を送るも、中学二年頃より映画熱に取り憑かれ、やがて活動弁士を志す。2000年、嵐寛寿郎主演『鞍馬天狗』前編の説明でデビュー。現在までに、国内外の無声映画約120本を説明する傍ら、アニメやCMの声優も務めている。平成28年度花形演芸大賞において銀賞、30年度同金賞、2025年3月には令和6年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞する。2019年公開の周防正行監督『カツベン!』では、活弁指導を担当。落語芸術協会会員として、寄席への出演も数多い。

演奏:湯浅ジョウイチ
1987年の東京国際映画祭で音楽を担当したD・W・グリフィス監督『國民の創生』を機に、既に途絶えていた日本の無声映画期の伴奏音楽の復元・制作を行い、のちに和洋楽団『Colored Monotone』を結成。300本を超える国内外の映画作品の作・編曲、指揮、三味線、ギター演奏を手掛け、当時の和洋楽団同様の再現演奏ができる唯一の楽士。2001年のポルデノーネ国際無声映画祭参加を機に欧州各国に招聘され、2024には『The Art Of TheBenshi』で米国ツアーに参加。楽長、ソリストとして伴奏を務めた。近年は即興も取り入れ、演奏に磨きをかけている。
日 時 2026年2月1日(日 開場13:30 上映開始14:00 終演16:00予定
会 場 横浜市岩間市民プラザ 4Fホール
参 加 費 前売券2,500円 当日券3,000円【全席指定】
ご予約 絶賛発売中! 直接来館又は電話予約(045-337-0011)
【問合せ】
横浜市岩間市民プラザ 〒240-0004横浜市保土ケ谷区岩間町1-7-15
Tel:045-337-0011
【主催】
横浜市岩間市民プラザ(吉野町・岩間アート&メディアパートナーズ/株式会社tvkコミュニケーションズ、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、株式会社清光社、株式会社横浜メディアアド共同事業体)/株式会社マツダ映画社
【協力】
大佛次郎記念館

横浜市岩間市民プラザ
相鉄線・天王町駅近くに位置するホール、ギャラリー、会議室、4つのスタジオの貸出施設を備えた地域の文化施設です。
吉野町・岩間アート&メディアパートナーズ(株式会社tvkコミュニケーションズ、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、株式会社清光社、株式会社横浜メディアアド)
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