日比谷図書文化館 特別展「実録 桜田門外の変」2025/2/8(土)ー3/24(月)
<人々は事件をどう記し、どう伝えたのか>
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千代田区立日比谷図書文化館では、2025年2月8日(土曜日)から3月24日(月曜日)まで特別展「実録 桜田門外の変」を開催します。本特別展では、幕末に千代田区域で起きた桜田門外の変を取り上げ、事件が起きた直後に情報を得た武士や商人をはじめ、現場を目撃した門番、捕えられた襲撃者が残した史料や絵画などから事件の実像に迫ります。
会 期 令和7(2025)年2月8日(土曜日)~ 3月24日(月曜日)
※桜田門外の変が起きたのは安政7年3月3日(1860年3月24日)
会 場 千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室(千代田区日比谷公園1-4)
開室時間 10時~19時(金曜日10時~20時、日曜日・祝日10時~17時)※入室は閉室の30分前まで
休館日 2月17日(月曜日)、3月17日(月曜日)
入場料 一般 500円、大学・高校生 300円
千代田区民・中学生以下、障害者手帳などをお持ちの方および付き添いの方1名は無料
※住所が確認できるもの、学生証、障害者手帳などをお持ちください。
主 催 千代田区立日比谷図書文化館
共 催 千代田区、千代田区教育委員会
展示概要
季節外れの雪降る安政7年3月3日、江戸幕府の大老井伊直弼が攘夷過激派の浪士に襲撃される「桜田門外の変」が起きます。事件は幕府を揺るがし、その7年後、江戸時代を閉じることとなります。社会を動揺させ、様々な人によって記録され、描かれた「桜田門外の変」は、現代でも芝居や小説、ドラマや映画などで取り上げられることが多い事件です。本展では、「桜田門外の変」がどのように描かれ、どのように記され、どのように伝えられたのか、絵画や資料からたどってみます。
見どころ
●事件を描いた絵画が日比谷に集結!
日本で最も有名な桜田門外の変の絵と言っても過言ではない「桜田門外之変図」(茨城県立図書館所蔵(茨城県立歴史館保管))を始め、事件を描いた絵を多数ご紹介します。
●事件がどのように記録され、伝えられたかに着目
創作の中では脚色されることが多いですが、本展では当時の史料をもとに事件の実像に迫ります。また、当時の人々が事件をどう捉え、記録したかという点に着目します。
桜田門外の変とは
安政7年3月3日(新暦:1860年3月24日)、江戸幕府の大老井伊直弼が、江戸城外桜田門の前で攘夷過激派の浪士に襲撃された事件です。幕府最高職の暗殺は社会を揺るがし、その7年後に江戸時代は幕を閉じることになりました。現代でも小説やドラマ、映画などの題材としても知名度の高い歴史的事件です。
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※画像の無断転載を禁じます。二次利用については、所蔵機関の利用条件をご確認ください。
※大量の画像使用はご遠慮ください。
展覧会特設ページ
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20250105-hibiyaexhibition_sakuradamongai/
展覧会特設ページQRコード
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関連講座
●講演会「彦根藩世田谷領の人々と桜田門外の変」 ※申込受付中
江戸時代、現在の世田谷区域には、近江国彦根藩の飛地領(彦根藩世田谷領)が存在しました。彦根藩世田谷領の人々にとって、領主である井伊直弼が殺害された桜田門外の変は大きな衝撃だったことでしょう。本講座では、世田谷代官の妻が書いた日記や、村々に残された史料から、事件が起きた当時の世田谷領内の様子や、井伊家の菩提寺である豪徳寺での直弼の葬儀準備をはじめとした事件後の動向も取り上げながら、世田谷の人々から見た桜田門外の変を紹介します。
・講師 角和 裕子氏(世田谷区立郷土資料館学芸員)
・日時 2025年2月22日(土曜日)14時~15時30分(13時30分開場)
・会場 日比谷図書文化館 地下1階日比谷コンベンションホール(大ホール)
・定員 200名(事前申し込み順、定員になり次第締切)
・参加費 1,000円
・講座URL https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20250222-post_785/
・お申込みQRコード
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●講演会「桜田門外の変の描かれ方」 ※申込受付中
幕末期、幕府大老井伊直弼は登城途中の桜田門外において尊王攘夷激派により暗殺されました。原因は安政五か国条約の締結と将軍継嗣問題を強引に結着させ、反対派を安政の大獄で弾圧したことにありました。桜田門外の変は、社会に大きな影響を与えるとともに、幕末政局の重要な転換点となりました。この事件を江戸庶民はどのように捉えたか、幕府や水戸藩・彦根藩など諸藩はいかに対応したか見ていきたいと思います。さらに、の事件が近代において、小説や大河ドラマ、映画などでどのように描かれたか見ていきます。
・講師 大石 学氏(静岡市歴史博物館館長/東京学芸大学名誉教授)
・日時 2025年3月1日(土曜日)14時~15時30分(13時30分開場)
・会場 日比谷図書文化館 地下1階日比谷コンベンションホール(大ホール)
・定員 200名(事前申し込み順、定員になり次第締切)
・参加費 1,000円
・講座URL https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20250301-post_787/
・お申込みQRコード
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●まち歩き「歩いて現場検証! 桜田門外の変」※申込開始:2月25日(火曜日)10時
桜田門外の変はどんな場所で起きたのか。事件後、どのような経過を辿ったのか。井伊直弼が出発した彦根藩邸や、浪士たちの逃走経路を巡りながら、展示への理解を深めていきます。
・講師 日比谷図書文化館文化財事務室学芸員
・日時 2025年3月22日(土曜日)10時から2時間程度
・定員 20名(先着順)
・参加費 1,000円(材料代を含む)
・講座URL https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20250322-post_788/
・お申込みQRコード
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【お申込み方法】
電話(03-3502-3340)、ご来館(1階受付)、ホームページのお申し込みフォーム、いずれかにて、下記の情報をご連絡ください。
①講座名
②お名前(よみがな)
③電話番号
④メールアドレス(「お申し込みフォーム」からの場合)
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。
(同伴者の方にも参加費が必要です)
※関連講座の詳細、お申込み方法については、当館HPをご覧ください。
お問合わせ先
日比谷図書文化館
〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4
03-3502-3340(代表)
取材のお問合わせ先
広報事業部門:南辻
03-3502-3340
※取材の申込については下記ページをご覧ください。
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