中部電力ミライズと共同で、蓄電池とエコキュートを協調制御するDRの実証を開始
複数の機器を組み合わせた効果的なDR制御を検証
シャープエネルギーソリューション株式会社は、中部電力ミライズ株式会社(本店:愛知県名古屋市、代表取締役:神谷 泰範、以下、中部電力ミライズ)と共同で、蓄電池とエコキュートを協調制御するDR(※1)の実証を、本年10月20日(月)より開始します。

再生可能エネルギー(以下、再エネ)の一層の普及拡大に向け、市場では電力需給バランスの調整量のさらなる向上が求められています。当社は、中部電力ミライズが提供する再エネの利用拡大を目的としたDRサービス「NACHARGE Link(ネイチャージリンク)」において、蓄電池のリアルタイム遠隔制御機能を、2023年9月より提供しています。
今般、複数の機器を組み合わせた効果的なDR制御の実現に向け、中部電力ミライズと共同で蓄電池とエコキュートの協調制御の実証を開始します。当社のクラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY(ココロエナジー)」が予測した、家庭ごとの太陽光による発電量や宅内消費電力量を中部電力ミライズに共有することで、蓄電池とエコキュートを組み合わせた該社のDR制御計画策定を支援します。また、策定したDR制御計画に基づく対象機器の制御をおこない、調整力の創出効果と機器動作を検証します。
当社は、本実証を通じて得られた知見をもとに、蓄電池とエコキュートを組み合わせた効率的なDR制御の早期実用化に貢献してまいります。

※1 DR(デマンドレスポンス)は、需要家側が電力使用量をコントロールすることで、電力需給バランスを調整する仕組みです。
中部電力ミライズのニュースリリースは、
< https://miraiz.chuden.co.jp/info/topics/1216885_1939.html >よりご参照ください。
蓄電池AI制御に関する情報は、以下のウェブサイトでもご覧いただけます。
※ ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。
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