こども環境学のスペシャリストが提案! これからの保育環境を考える3回連続講座「心を育てる子ども環境」12月9日開講 申込受付中!!
たとえばあえて暗くした保育室、一斉に食べない給食、お父さんを巻き込んだ園庭づくり…… 先生のための価値ある講座をお届けします。オンライン視聴可!
「せんせいゼミナール」は、『教育技術』および『新 幼児と保育』を刊行してきた小学館がプロデュースする、幼保・小の保育者と教師のための研修講座シリーズです。信頼できる専門家や実践者を講師に迎え、先生方の悩みや学びたい気持ちに寄り添う講座をお届けしていきます。
今回は、こども環境学のスペシャリストが提案するこれからの保育環境を考える3回連続講座のご案内です。
- 講座「心を育てる子ども環境」が12月9日(木)開講!
そんな先生が見てきた園のなかにはデザイナーの思いが先行して、子どもも保育者にも使い勝手が悪くて、イライラしている環境もまま見てきたと言います。
「園舎が建築系の雑誌で掲載されている園にお邪魔することもあります。その中で『~したいと伝えたけれど設計の先生は聞いてくれなかったんです』『もう変更できないといわれたんです』など、間違いなく喜ばれていない保育建築(認定こども園・保育園・幼稚園)にもたくさん出合ってきました。」(前掲書「はじめに」)
そこで佐藤先生は保育者・教育者、そして子どもたちの「思い」をどうやったら環境に反映できるかを考えました。
保育室の片隅をあえて暗くして静かに過ごしてもいいのです。食べたくなったタイミングで食堂に来て食べてもいいのです。お父さんが積極的に園庭づくりに参加するのは素晴らしいことです。当たり前と思っていた保育環境を、一度立ち止まって見つめ直してみませんか。環境を見直すことは、保育自体を見直すことになります。
施設そのものを建て替えたり、大がかりなリフォームをしたりの話ではありません。
与えられた条件のなかで、ちょっとした工夫「とりあえず」を積み重ね、理想の環境に近づけるアイデアを提案します。
★おもに保育者を対象とした講座ですが、どなたでも受講いただけます。
★本講座は全3回の連続講座です。全3回を通して受講いただくようにプログラムを組んでいます。
各回単独での申し込みはできません。
【受講料】全3回セット 5,500円(税込)
《各回の講座詳細》
第1回:落ち着きを育む環境
12/9(木)19:00~21:00
気になる子が増えていませんか? そんな子どもたちが落ち着きを育むために、できる技をたくさん紹介します。高さ低さ狭さ広さなどなんとなくやってみてきたことに加えて、今まで気にしてこなかったかもしれない、音、光、温度、配色、動線など、子ども目線からの環境構成要素を理解しつつ、より安心できる空間づくりを考えます。
第2回:やってみようを育む環境
12/23(木)19:00~21:00
園庭や遊具の配置など、子どもが集中して過ごしたり、活発に動いたり、次の行動に移りやすくなったりする環境について考えます。例えば、食事環境であれば、食べたい! 作りたい! など食事に関係してやってみようと思うこと、片付けであれば思わず片付けてしまいたくなる「動機付けをつくる技」について多様な事例をご紹介します。
第3回:まちの一部になる
2022/1/13(木)19:00~21:00
子どもがまちに出ること、その意味を考えます。環境を一施設内でのものと考えず、まち全体を子どもの環境ととらえ直し、とりあえずできることを積み重ねます。保育者の負担が増えるように思われがちですが、思い浮かばなかったたくさんのコンテンツが自然と増えた! と思える方法に納得できます。
お申し込みはこちら
https://sho-cul.com/courses/detail/328
※小学館講堂での授業をライブ配信します。
※会場受講をご希望の方は、申し込みの際に通信欄にてご希望の回をお知らせください。せんせいゼミナール事務局より3営業日以内に確認の連絡をさしあげます。なお座席の関係上、申し込み多数となった場合は先着順に締め切らせていただきます。
※すべての講座にアーカイブ配信が付いています。
※申し込み時にすでに開催済みの回については、申し込み後にアーカイブ配信を視聴してください。
※自然災害、感染症の拡大、その他の都合により、講座の一部を変更、または講座を中止させていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
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