『マネーフォワードクラウド債務支払』、支払依頼業務などの大幅な機能アップデートを実施

支払依頼作成画面のリニューアルや、受領請求書のAPI公開で他システムとの連携性が向上

株式会社マネーフォワード

2025年4月28日 15時00分

株式会社マネーフォワードは、『マネーフォワードクラウド債務支払』において、大幅な機能アップデートを実施しました。これにより、支払依頼作成作業の際の抜け漏れを防ぎ、業務効率化を実現します。また、受領請求書のAPI公開により他システムとの連携が強化され、基幹システム等を利用する大企業・エンタープライズ企業にとっての利便性がさらに向上しました。

今回の機能アップデートでは、①「支払依頼作成画面」のリニューアル、②「通知送信機能」の提供、③「為替レートの設定」の追加、④「受領請求書APIの公開」を行いました。具体的な機能アップデートについては以下をご確認ください。

①「支払依頼作成画面」のリニューアル

請求書のプレビュー画面を見ながら作業できるよう、請求書のプレビュー表示や別ウィンドウ表示が可能になり、操作性が向上しました。

②「通知送信機能」の提供

請求書を受領すると、担当者にメールや社内のコミュニケーションツールを経由して通知が届くように設定できます。

③「為替レートの設定」の追加

支払い依頼の編集を行う際に取引日と通貨を選ぶだけで自動的にレートが設定されるため、外貨の請求書処理がスムーズに行えます。また、海外通貨・レート・摘要期間の事前登録が可能になります。

④受領請求書のAPIを公開

受領請求書のデータを他システムに連携しやすくなります。基幹システムで発注管理をしているユーザーなどは、基幹システムとの連携が可能になり、発注との突合管理などが効率化できます。

これらのアップデートにより、企業の請求管理業務をさらに効率化します。

■提供背景

これまで『マネーフォワードクラウド債務支払』において、支払依頼作成画面に対する改善リクエストや、都度発生する為替レート設定が手間といった声をいただいているほか、大企業・エンタープライズなど基幹システムで発注業務などを行っている企業からは、基幹システムとのスムーズな連携を希望する声をいただいていました。こうした中、各アップデート・機能提供を行う運びとなりました。

『マネーフォワードクラウド債務支払』は今後も、請求書受領・支払い依頼に関する効率化を目指して機能改善やサービス強化を行い、様々な規模のユーザーに対し、ビジネスを前に進めるサポートを行ってまいります。

■各アップデートの特長

・支払依頼作成画面のリニューアル

プレビュー表示の拡大や複数ページのスクロール、文字ベースのPDFであればテキストをコピーできます。また請求書画面を別ウィンドウで表示※することも可能です。

URL：https://biz.moneyforward.com/support/payable/news/new-feature/20250203.html

※この機能は特許申請済みです。

＜明細が少ない場合＞

＜明細が多い場合＞

・通知送信機能

請求書受領時の通知設定や、通知頻度を設定できます。

URL：https://biz.moneyforward.com/support/payable/news/new-feature/20250212.html

＜メール通知の場合＞

・為替レート設定

「債務機能設定」の「為替レート」メニューから、円換算時の端数処理方法や通貨ごとのレートを設定できます。

URL：https://biz.moneyforward.com/support/payable/news/new-feature/20250321-2.html

・受領請求書のAPI公開

請求書アップロードAPIと管理機能APIを公開しました。『マネーフォワードクラウド』のアプリポータルから連携できます。

URL：https://biz.moneyforward.com/support/payable/news/new-feature/20250415.html

■『マネーフォワードクラウド債務支払』について

『マネーフォワードクラウド債務支払』は、請求書やワークフロー管理に関わる業務を効率化する債務管理システムです。購買・発注や請求書の支払における申請・承認・決裁のワークフローを、クラウド上で完結できます。紙の稟議書や請求書の回覧が不要になるため、ペーパーレス、ハンコレスでの対応が可能になります。また、外出先や自宅からでも申請と承認作業が可能なため、テレワークでも活用できます。

URL：https://biz.moneyforward.com/payable/