「責任ある飲酒」の取り組み

医療機関向けの飲酒量コントロール指導支援ツールを開発

アサヒビール株式会社

 毎年11月10日から16日はアルコール関連問題啓発週間です。アサヒグループは酒類を扱う企業としての責任と自覚を持ってアルコール関連問題に取り組んでいます。今年の国内での主な取り組みを紹介します。

■医療機関向けの飲酒量コントロール指導支援ツールを開発

 アサヒビールは、保健師や管理栄養士が保健指導などの場で、生活習慣病のリスクを高める量の飲酒をしている人に対して飲酒量のコントロールを助言する際に活用できる支援ツールを開発しました。生活習慣病のリスクを高める飲酒量や過度な飲酒が健康に及ぼす影響、飲酒状況のセルフチェックの方法などを、図や表を用いてわかりやすく解説しています。また、飲酒量を減らすための具体的な方法として、ノンアルコール飲料への置き換えや休肝日の設定など、生活に取り入れやすい工夫を紹介しています。12月以降、全国約4千カ所の医療機関に無料で配布する予定です。

 2024年からは、保健指導の際にノンアルコール飲料を配布し、飲酒量のコントロールを提案する取り組みを実施しています。2025年1月から9月末までに、約65万人にノンアルコール飲料を配布しました。こうした取り組みを通じて、生活習慣病のリスクを高める飲酒の予防を後押ししていきます。

■お酒を飲む人も飲まない人も楽しめるポップアップバー 愛知・大阪・韓国に展開

 スマドリ社は、4月から8月にかけて、アルコール分0%、0.5%、3%のドリンクを楽しむことができる期間限定バーを愛知県、大阪府、韓国・ソウルで展開しました。3会場では、2022年に東京・渋谷にオープンした『SUMADORI-BAR SHIBUYA』のように、お酒を飲む人も飲まない人も楽しめる新しい生活文化「スマートドリンキング」を体験できる機会を創出し、1万2千人以上が来場しました。訪れた人からは「お酒を飲まない友人と一緒にバーを訪れた気分を味わえた」といった声が寄せられ、飲み方の多様性を尊重しあう社会の実現に向けて着実に前進していることがうかがえました。

■社内資格制度「スマドリアンバサダー」 アサヒビール全社員の9割が取得

 アサヒビールは2月、「多様性のある飲酒文化の創造」と「責任ある飲酒の推進」を担う社内資格制度「スマドリアンバサダー」を設けました。対象は全社員約3千人で、講義の受講などを通じて適正飲酒や酒類業界を取り巻く環境について学習し、試験に合格するとスマドリアンバサダーとして認定されます。資格取得後は、飲食店や販売店などの取引先、企業、大学など社外向けに「スマドリ」や「責任ある飲酒」の考え方を紹介するセミナーなどの啓発活動に取り組み、「スマドリ」文化の浸透を推進する役割を担います。

 2030年までに全社員の資格取得を目指しており、9月末時点で約9割にあたる2700人が取得しています。また、「スマドリアンバサダー」などが講師を務める「スマドリセミナー」には、2024年から2025年9月末までに約3万7千人が参加しました。より多くの人に参加してもらえるよう、今後も積極的にセミナーを開催していきます。

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会社概要

アサヒビール株式会社

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URL
http://www.asahibeer.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都墨田区吾妻橋1-23-1
電話番号
0570-00-5112
代表者名
松山一雄
上場
未上場
資本金
200億円
設立
1949年09月