30~50代女性で、自分ファーストな暮らしを目指している人は5割。子育てや家事で自分を優先できないという声が多数【ESSE女性の‟お悩み″研究所】
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2025年10月号の特集「自分ファーストな暮らし方」では、「ESSEフレンズレポーター」(全国の30~50代女性で構成される総勢298人の 読者モニター)に調査しました。その結果、30~50代読者で「すでに自分ファーストに暮らせている」という人はおよそ1割。まだ自分ファーストな暮らしを目指している途中の人は5割だと判明。また、自分ファーストな暮らしに憧れているものの「子どもの世話や家事で自分を優先できない」という悩みを抱えている人が3割にも上る結果になりました。ESSEの読者代表組織「ESSEフレンズエディター」(計22名)から、3名のエディターがご自身の経験や知識によって、お悩みの解決策を提案します。
調査概要【ESSEフレンズレポーターにwebでアンケート調査】
調査対象:全国の30~50代女性
調査人数:250人
調査期間:2025年5月25日~6月10日
調査方法:インターネットによる回答

すでに自分ファーストに暮らせていると思う:15%
ちょうど自分ファーストな暮らしを目指している途中:51%
憧れているけれど自分には遠いと思う:32%
とくに興味がない:2%
自分ファーストが難しいと感じている人のお悩みTOP2
・子どものお世話で忙しく自分を優先できない 38%
・家族が家事に非協力的で時間をつくれない 16%
調査結果によると、「自分ファーストな暮らしができていない」という人のなかでも、8割の読者が自分ファーストな暮らしに興味があるとのこと。そのなかで、自分ファーストな暮らしができない原因で最も多かったのが「子どもの世話が忙しく自分を優先できない」、次に「家族が家事に非協力的で時間をつくれない」が続くという結果になりました。
このお悩みについて、3名の「ESSEフレンズエディター」から、興味深い意見が集まりました。
●防災士で3人の子どもをもつ大森智美さん(40歳)のコメント

「最近は『母だから、妻だから、主婦だから』という垣根を越えて、ひとりの女性として人生を楽しんでいる人が増えたと感じます。私自身も、興味があることや楽しいと思うことを暮らしに取り入れているので、自分ファーストに暮らすことができています。
子どもが小さいころは、自分時間をつくることが難しい時期もありました。自分ファーストで過ごせるかどうかは、パートナーや家族の協力が大きいと思っています。
一度きりの自分の人生。現状を打開するには、『片づけ』が効果的です。どこになにがあるか家族も明確だと、自分が不在でも家族が困ることはありません」
●食育健康アドバイザーで2人の子どもをもつかつらさん(44歳)のコメント

「主婦も『もっと自己主張していいんだ、自分を大事にしていいんだ』と思えました。
多くの方が『自分ファースト』を意識し始めていることに、新時代の到来を感じます。過去の私も、育児や仕事で自分を優先できなかったので、子育てをもっと楽にできるよう、地域で支え合える世の中になってほしいと願っています。
親戚や信頼できる人を頼ったり、地域のサポートで解決できることもあるはず。私は、数年前に働き方を変えたり家族の協力を得たことで、暮らし方を自分ファーストに方向転換しました。家族には感謝しかありません」
●整理収納アドバイザーで3人の男の子を育てる和田ゆきえさん(43歳)のコメント

「『自分ファースト』というのは、『自己中心的』なイメージではなく、『自分を大事にする』という意味だと思っています。私も今は『自分ファースト』に生きています。
夫も私も『子どもは母親が見るもの』という昭和の家庭で育ち、私自身も子どもが小さいときは子育てと家事で1日が終わる…といった毎日を過ごしていました。
夫は飲み会などで自由に出かけるのに対し、自分は美容院に行くこともできない…という人にいつのまにかなっていたのです。そこから一歩踏み出すには、子どもを短時間でも夫や実家に預けるということを繰り返すのがおすすめです。自分が不在の時間に、夫も子どもも少しずつ慣れてもらうことが大切だと思います」
「子どもの世話や家族の家事で自分を優先できない」という読者のお悩みに、ESSEフレンズエディターの3名はともに共感していました。そのうえで、「自分ファーストな生き方」を実践するコツとして、「片づけで家事の負担を減らす」「家族の協力を得て、自分の時間をつくる」など、独自のお悩み解消法を教えてくれました。
●「ESSEフレンズエディター」とは?
厳正なる書類審査とエッセ編集部による面接を経て選ばれた、日本全国に暮らすESSE読者の代表組織。
収納・家事コツ・プチプラグッズ・節約&マネーなど、さまざまな得意分野をもつ。ESSE&ESSEonline編集部と深くかかわりながら、コンテンツづくりに参加。新商品や話題のアイテムなどのレビューも行っています。
実際のユーザー、また、読者の視点を交えながら、わかりやすく忙しい日々に役立つ暮らしのコツや耳より情報を発信中。
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