発売わずか2週間で2万部突破!『増補改訂版 スマホ時代の哲学』
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:谷口奈緒美)が2025年4月18日に刊行した『増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険』(谷川嘉浩著)が、発売からわずか2週間で2万部を突破したことをお知らせいたします。

本書は、「つながっているのに寂しい、常時接続の世界」を生き抜くための哲学書です。メディアで話題となった単行本に18000字を超える増補と改訂を加え、コンパクトな新書サイズで登場しました。スマホが日常を支配する現代において、私たちが失いつつある「孤独」の価値を見つめ直し、情報過多の時代をどう生きるべきかを考える1冊です。
■ニーチェからエヴァンゲリオンまで。失われた孤独をめぐる哲学的冒険

スマホは私たちの生活をどう変えてしまったのか?いつでもどこでもつながることができる「常時接続の世界」で、私たちはどう生きるべきか?
ニーチェ、オルテガ、ハンナ・アーレント、パスカル、村上春樹、エヴァンゲリオンetc.…哲学からメディア論、カルチャーまで、様々な切り口で新進気鋭の哲学者が問いかけます。
「常時接続の世界」において、私たちはスマホから得られるわかりやすい刺激によって、自らを取り巻く不安や退屈、寂しさを埋めようとしています。そうして情報の濁流に身を置きながら、私たちが夢中になっているのは果たして、世界か、他者か、それとも自分自身か。そこで見えてくるのは、寂しさに振り回されて他者への関心を失い、自分の中に閉じこもる私たちの姿ではないでしょうか。
■読者のみなさまからの熱い反響が届いています!
「どうしてスマホを手放せないのだろう、と思っていた昨今の問題意識にばっちりハマった本。読みやすいのに簡単ではない、でもそれがいいんだろうな」
「谷川さんの著作には、真っ当な思索の様子が感じられて、読んでいてなるほどと思うことが多い。気張らずに読み進めることができるのは、ありがたいことです」
「ページ数に恥じぬ肉厚な内容。新書はこうあるべき」
(弊社に寄せられた「お客様の声」より)
■合計18000字超の大増補!

新書化にあたり、18000字超の増補と改訂を加えた充実の内容でお届けします。
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付録「『スマホ時代の哲学』を実践する人のためのQ&A」を新たに収録
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ドミニク・チェン氏(発酵メディア研究者)による解説
「『スマホ時代の哲学』の発酵」
さらに、単行本時に大好評だった購入者限定特典の「スマホ時代を考えるためのブックガイド」も増補改訂版仕様に!PDFをダウンロードしてお楽しみいただけます。
■推薦の声、続々!


「SNSによって失われたものを、哲学者とともに取り戻す旅に出る。そんな素敵な本ほかにないです!」
――新書大賞2025受賞『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』著者
文芸評論家 三宅香帆氏
「即時(アジャイル)で常時(ユビキタス)なスマホ時代に、超遅効で来る、孤独の消化不良(グルメ)。それでも、尚、「哲学」は美味い‼高解像度モニターの中に満腹感を探すより本書の導きとともに、知恵の樹の実の素晴らしき胃もたれにありつけ!」
――『チ。―地球の運動について―』作者 魚豊氏
■早期購入特典のお知らせ
本書を早期にご購入された方限定!
著者・谷川嘉浩氏と、YouTubeやSpotifyで活躍するマルチタレントの佐伯ポインティ氏による対談オンラインイベントにご参加いただけます。
リアルタイム配信日:5月10日(土)13時~
ご購入・お申し込み締め切り:
リアルタイム配信への参加:5月7日(水)12時まで
アーカイブ配信の視聴:5月30日(金)12時まで
申込方法の詳細はディスカヴァー・トゥエンティワンHPをご確認ください。
◎書籍概要
【目次】
はじめに
第1章 迷うためのフィールドガイド、あるいはゾンビ映画で死なない生き方
第2章 自分の頭で考えないための哲学――天才たちの問題解決を踏まえて考える力
第3章 常時接続で失われた〈孤独〉――スマホ時代の哲学
第4章 孤独と趣味のつくりかた――ネガティヴ・ケイパビリティがもたらす対話
第5章 ハイテンションと多忙で退屈を忘れようとする社会
第6章 快楽的なダルさの裂け目から見える退屈は、自分を変えるシグナル
おわりに
あとがき
増補改訂版 限定付録『スマホ時代の哲学』を実践する人のためのQ&A
あとがき――増補改訂版によせて
『スマホ時代の哲学』の発酵(解説:ドミニク・チェン)
【著者情報】
谷川嘉浩(たにがわ・よしひろ)
1990年生まれ。京都市在住の哲学者。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科講師。哲学者ではあるが、メディア論や社会学といった他分野の研究やデザインの実技教育に携わるだけでなく、企業との協働も度々行っている。著書に『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』(筑摩書房)、『鶴見俊輔の言葉と倫理』(人文書院)、『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(さくら舎、共著)、『働き方と暮らし方の哲学』(丸善出版、共著)『公式トリビュートブック「チ。-地球の運動について-」第Q集』(小学館、共著)など多数。翻訳に、マーティン・ハマーズリー『質的社会調査のジレンマ』(勁草書房)など。
【書籍情報】

タイトル:『増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険』
発売日:2025年4月18日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:新書/384ページ
ISBN:9784799331422
【本書のご購入はこちら】
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