「Reborn Beer Line」プロジェクトが「第13回グッドライフアワード」で「実行委員会特別賞 地球と人への想いやり賞」を受賞
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 松山一雄)が、アサヒドラフトマーケティング株式会社(本社、東京 社長 松葉晴彦)、アサヒユウアス株式会社(本社 東京、社長 森裕佳子)、株式会社キール広告社(本社 東京、代表取締役 原田豊)、株式会社青野工業(本社 東京、代表取締役 青野義樹)と株式会社八興(本社 東京、代表取締役 三春憲一)と連携して取り組む使用済みビールライン(ビールサーバーのビールホース、ガスホース)のアップサイクル活動「Reborn Beer Line」プロジェクトが、環境省主催の「第13回グッドライフアワード」にて「実行委員会特別賞 地球と人への想いやり賞」を受賞しました。

グッドライフアワードとは、環境に優しい社会の実現を応援することを目的に、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取り組みを「環境大臣賞」などとして表彰するプロジェクトです。
全国20万店以上の飲食店から回収される使用済みビールラインを再資源化することに加え、地域の障がい者施設や協力企業と連携して製品化する体制を構築したことにより、環境負荷低減、地域雇用創出などを網羅する資源循環型社会のモデルケースとなりうる取り組みであることが評価されました。
■「Reborn Beer Line(ReBL(レブル))」プロジェクト概要について
飲食店などに設置されているビールサーバーに使用されているプラスチック製のビールラインは、高品質な生ビールを提供するために定期的に交換されています。2021年までは、使用済みビールラインは産業廃棄物として年間約40tを処理されていました。
この状況を課題と考えたアサヒビールは、2022年に社内外の協力会社と協働し、ビールラインを粉砕・洗浄して成形可能なアップサイクルして素材化するプロジェクトを立ち上げました。取り組み開始以来、累計で約10tの使用済みビールラインをアップサイクルし、スマートフォンケース約5千個、料飲店向けなどのコースター約24万枚、洗浄キットホルダー約2.6万個などを製造・展開してきました。
さらに、各製品の再生工程で障がい者施設と連携し雇用創出を図ることや、洗浄工程で、洗剤や添加物を使用しない技術の確立などにより環境負荷の軽減と社会的価値の創出を両立してきました。
今後は、2030年までに年間約40tの使用済みビールラインの全量アップサイクル化を目標としています。アップサイクルによる資源循環を実現し廃棄物ゼロのビールディスペンサー運用モデルを構築することで、環境負荷低減への貢献を目指します。

アサヒグループは豊かな社会の実現に向けて、「環境」「コミュニティ」「責任ある飲酒」「健康」「人権」の5つの重要課題を選出し、取り組みを進めています。アサヒビールでは魅力的な商品・サービスの開発に取り組み、グループ理念"Asahi Group Philosophy"で掲げる「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」の実現を目指します。

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