TIS、「UXデザインコンサルティングサービス」を提供開始

デザイン思考とUXデザインによる課題解決を体験する「生成AI活用アイデア創出1DAYプログラム」を展開

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、デザイン思考を活用して事業創造や業務改善を支援する「UXデザインコンサルティングサービス」を提供開始することを発表します。
また、UXデザインをより手軽に、効果的に取り入れるプランとしてChatGPTなどの生成AI活用のための実践的なアイデア創出を支援する「生成AI活用アイデア創出1DAYプログラム(以下:1DAYプログラム)」を提供します。

「UXデザインコンサルティングサービス」は、ユーザーの感情や行動を調査、プロトタイプを通じた検証を反復、試行するプロセスを通じて、事業創造や業務改善を支援するコンサルティングサービスです。面倒だから後回しにする、手間が少なくて楽だから先に行うといった、感情や行動経済学に基づく人間の行動に着目し、論理的思考だけでは発見できない課題をデザイン思考で可視化し、解決に導びく点が特長です。また、論理的に分析するビジネスコンサルティングや技術コンサルティングと組み合わせて、より網羅的な支援も可能です。感覚とロジックの両面からアプローチすることでより広範な課題の発見につながります。また技術検討段階にUXデザインのユーザー中心の観点を入れることで、ユーザーを置き去りにした技術先行の開発を防ぐことができます。

 

<「UXデザインコンサルティングサービス」の全体像>

「1DAYプログラム」は、生成AIの活用をアイディア創出ワークショップで可視化することで、実践的なアイデア創出を支援する1日集中プログラムです。生成AIの専門家がいない、プロジェクトメンバーの理解度に差があるなどの技術的な課題を解決する技術学習セッションと、アイデア創出やユーザー目線での仮説検証を行うワークショップで構成されています。

プロジェクト開始前の情報収集や検討にも活用できる手軽なプログラムで、プロジェクト進行の妨げになる課題を一緒に解決します。

 

 

■背景

近年、「サステナブル消費」というキーワードに代表されるように、ブランドや企業の価値観で商品やサービスが選ばれる傾向が強まっています。消費者の選択の動機は商品の良し悪しに加えて、企業ビジョンと商品やサービスを使い続ける日常の利用体験全体やSDGsなどの社会貢献といった、企業の姿勢やパーパスに共感できるかといった点に注目が集まっています。

こうした背景の中では、従来の客観的事実から課題を抽出して個々に解決する論理的なアプローチだけでは不十分です。そこで注目されているのがデザイン思考による改善手法です。デザイン思考ではユーザーの感覚や価値観といった主観的な判断に起因する原因を発見し、商品・サービスを利用する体験全体の課題を解決します。中でも、生成AIなどの技術革新が目まぐるしいプロジェクトでは、従来の論理的思考だけでアプローチすると不確定要素の多さから行き詰まるケースが見受けられます。

そこで、TISでは、情報収集や検討の段階からデザイン思考によるアプローチを活用して、プロジェクト成功の一助になることを目指し、「UXデザインコンサルティングサービス」及び「1DAYプログラム」を提供します。

 

■「UXデザインコンサルティングサービス」の概要

本サービスでは、ユーザーの感情や行動、感覚的な判断を調査して、データに現れない課題を発見することから始まり、そこから解決策を発想し、プロトタイプとしてアイデアを形にし、ユーザーに試してもらうといった仮説検証を繰り返し行うことで精度を高めていきます。

 

                                     
<UXデザインコンサルティングサービスのプロセス>

1     状況調査

1.1    状況理解のための定量調査
アンケートやデータ分析を用いて、ユーザーの行動や意思決定に至る基準などを統計的に調査します。

1.2    ワークショップで現場の課題感を抽出
関係者を巻き込んだワークショップを実施し、現場の印象の抽出や目的共有をして、一致団結して進む体制を作ります。


2     ユーザー調査

2.1    定性調査による体験の検証
現場で行動観察するエスノグラフィ調査やユーザーインタビュ―を通じて、ターゲットになるユーザーを深掘りします。


3     体験設計

3.1    ユーザー感情の仮説を立てる
ペルソナやカスタマージャーニ―マップなどの手法で、ユーザ―が意思決定に至るまでの行動と感情の変化を洗い出します。

3.2    仮説に基づいて体験設計
サービスの各工程でユーザーが心地よく意思決定できるような感情に導く体験を設計します。


4     仮説検証

4.1    プロトタイプで意思決定できるか検証
ユーザーに体験設計を取り入れた仮のサービスを使用してもらい、実効性を検証します。

4.2    検証結果を体験設計に反映し精度を上げる
設計と検証を繰り返し行い、実際にユーザーが自然に意思決定できる品質に高めます。


5     報告

5.1    社内承認のための報告書ご提出
調査結果や体験設計の内容をまとめて、社内で計画の承認が得られる報告書を作成します。


詳細は、以下URLをご参照ください。

https://www.tis.jp/service_solution/UX_design_consulting

 

■「生成AI活用アイデア創出1DAYプログラム」の概要

「1DAYプログラム」は、ChatGPTなどの生成AI活用のための検討・情報収集をスムーズに進める1日集中プログラムです。生成AIの専門家がいない、メンバーの理解度に差があるなどの技術的な課題を解決する技術学習セッションと、アイデア創出やユーザー目線で仮説検証するワークショップを組み合わせたデザイン思考プログラムをご用意しています。プロジェクトメンバーの足並みを揃え、プロジェクト推進の妨げとなる課題解決をサポートします。

 

<特長>

研修ではなく実際のプロジェクトにご利用いただけるプログラムです。

・デザイン思考による右脳的なアプローチを体験

・状況に合わせて実際のプロジェクトを支援

・テクノロジーと感情の両面から実用的なアイデアを創出

 

<内容>

事前準備:

・プロジェクトの状況や課題、ご要望のヒアリング

・状況や課題に合わせたプログラム設計

・参加メンバーの推薦など、ご担当者様の検討のサポート

 

1DAYプログラム:

・技術学習セッション

  参加者の理解度に合わせたChatGPT・生成AIのセミナーやハンズオン

・ワークショップ

  デザイン思考フレームワークでアイデア創出やユーザー目線での発想を実践

・開催後に報告書をご提出

・ご要望に応じたオプション

事前技術学習

アイデアへの技術的アドバイス

プロトタイピングによるアイデアの可視化

懇親会

 

開催後は「UXデザインコンサルティングサービス」にて継続的なご支援が可能な他、ビジネスコンサルティング、技術コンサルティング、開発など当社の他のサービスと組み合わせて、サービス提供まで一気通貫での支援も可能です。

 

<金額>

70万円~(税抜)

 

詳細は、以下URLをご参照ください。

https://www.tis.jp/service_solution/UX_design_consulting/genai_program/

 

【参考】TISの生成AI関連発表について
TISの「Dialog Play®」とMicrosoftの生成AIサービスの連携機能を、大阪府のLINE公式アカウント「おおさか楽なび」へ提供

https://www.tis.co.jp/news/2023/tis_news/20230907_1.html
TIS、AI搭載型チャットボット作成サービス「Dialog Play®」にベータ版としてAzure OpenAI Serviceと連携する機能を付与

https://www.tis.co.jp/news/2023/tis_news/20230703_1.html

TISと澪標アナリティクス、Googleの生成AIソリューションのパートナー企業に選定

https://www.tis.co.jp/news/2023/tis_news/20230823_1.html

 

 

TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/

TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。

 

 

TISインテックグループについて

TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

 

 

※ Microsoft、Azure は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。

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◆サービスに関するお問合わせ先

TIS株式会社 ビジネスイノベーションユニット

ビジネスイノベーション事業推進部 マーケティング窓口

E-mail:biu_marketing@tis.co.jp

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月