米国、ロシア、中国が介入する中東は第三次世界大戦の火薬庫になるのか? イスラム思想研究者・飯山 陽が描く“今そこにある危機”
過酷な戦争を続けるイラン勢力とイスラエル、それを取り囲む国際情勢と日本の問題を説く! 『中東戦争最前線 対立するイランとイスラエル』が扶桑社より11月1日(土)に発売決定
イスラエルとハマスの戦闘が続き、イランの核開発問題も再燃した激動の中東戦争の最前線について、イスラム思想研究者で中東問題にも詳しい著者がわかりやすく説き明かす、必読の最新作です。
ハマス・ヒズボラ・フーシー派らイランの代理組織との戦いを続けるイスラエル、イランとイスラエルとの直接戦争、シリアのアサド政権の崩壊、トランプ米大統領の中東政策など、日本のメディアや「専門家」が報じない事実に基づいて論じます。

■著者メッセージ
日本は戦後80年間、平和な時代を享受してきましたが、中東では今も毎日、各地で激しい武力衝突が続いています。米国・ロシア・中国ら大国も介入し、イランの核開発をめぐる問題も取り沙汰されています。しかし日本の中東報道は現実と乖離しており、実状が伝えられていません。
本書でお届けするのは、中東でも最も過酷な戦争の最中にあるイラン勢力とイスラエルの戦いの最前線、それを取り囲む国際情勢と日本の問題です。空爆、ミサイル攻撃、暗殺、テロ、拉致、人質、核開発……。並ぶ言葉は物騒ですが、これが彼らの日常です。戦争やスパイ活動のリアル、浸透工作やプロパガンダの巧妙さ、メディアの欺瞞、トランプ外交の成否、世界の行く末、日本の未来。リアルで過酷な現実を捉えた国家は生き延び、非現実的な理想世界に逃げ込んだ国家は滅びます。そのためにも、本書で最新の中東情勢を追いながら、日本が生き延びる道を一緒に考えていただければ幸いです。
【目次】
第1章 イスラエル殲滅を狙うイランとその代理組織
●ハマス・ヒズボラ・フーシ派と戦うイスラエル/テロ組織を支援する国際機関とメディア/テロ支援国家イランが進める核開発
第2章 イランが支援したシリア・アサド政権の崩壊
●アサド政権崩壊/シリア新政権の行方
第3章 トランプ米大統領の中東政策
●第二次トランプ政権の中東政策/イランの核開発を阻止せよ
第4章 「12日間戦争」後も睨み合うイランとイスラエル
第5章 日本が問われるイランとイスラエルとの関係
【著者プロフィール・飯山 陽(いいやま・あかり)】
1976(昭和51)年東京生まれ。イスラム思想研究者。上智大学文学部史学科卒。東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学専門分野博士課程単位取得退学。博士(文学)。著書に『イスラム教再考』『中東問題再考』『ハマス・パレスチナ・イスラエル』『イスラム移民』(以上扶桑社新書)、『イスラム教の論理』(新潮新書)、『イスラム2.0』(河出新書)、『エジプトの空の下』(晶文社)など。X「@IiyamaAkari」やYouTube「飯山あかりちゃんねる」、noteでイスラム世界の最新情報と情勢分析などを随時更新中。
【書誌情報】

タイトル:『中東戦争最前線 対立するイランとイスラエル』
定価:1210円(税込)
発行:育鵬社
発売:扶桑社
発売日:2025年11月1日(土)
ISBN:978-4594101541
※全国の書店、ネット書店にて予約受付中
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株式会社扶桑社 宣伝PR宛
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