人口の推移と人物伝でたどる「世界の首都=ローマ」3000年の栄枯盛衰『教養としてのローマ史入門』
世界文化社は、基礎から身につく「大人の教養」シリーズの書籍『教養としてのローマ史入門』を2月16日(木)に発売しました。
過去と現在が共存し生き続けるローマ。この「永遠の都」をこよなく愛する二人の著者・出口治明氏、上野真弓氏による、ユニークなローマ史の入門書です。都市の盛衰を人口の推移という客観的な数字で示し、古代の繁栄と中世の衰退、そしてルネサンス以降の回復という歩みが一目瞭然。また、歴史は人間が作るという視点から14人の人物を選び、彼らが生きた時代を多面的に描くことで、魅力的な人物伝でありながら通史としても読めます。楽しみながら教養としての知識が身につく。「世界の首都」3000年の歴史が1冊の本になりました。
- 人口の推移と人物伝でたどる「世界の首都」3000年の栄枯盛衰
古代から現代まで、ローマの人口推移はこの都市の栄枯盛衰と連動しています。古代の絶頂期に100万人だった人口はその後の混乱と衰退で減少。中世のころには3、4万人になります。ルネサンスを経てバロック期にようやく10万人に達し、激動の近代史を駆け抜ける中で、ムッソリーニ台頭時には70万人を超え、その後は急激に増加していくのです。
- 歴史は人間が作る。ローマ史を築いた、14人の人物を深堀
前1世紀、カエサル登場時に人口40万人だったローマは、後継者アウグストゥスが帝政を確立したのち、人口100万人を擁する「世界の首都」へ。内乱の1世紀の権力闘争から平和と繁栄をもたらした帝政初期までのローマ。
【目次】
序章 古代ローマの誕生第1章 古代ローマ 共和政から帝政へ( 1.ガイウス・ユリウス・カエサル 2.アウグストゥス )
第2章 ローマ帝国の変遷( 3.ネロ 4.ハドリアヌス 5.アウレリアヌス )
第3章 中世のローマと教皇( 6.レオ四世 7.ボニファティウス八世 番外編.フランジパニ一族 )
第4章 イタリア・ルネサンスとローマ( 8.ユリウス二世 9.ラファエッロ 10.ミケランジェロ )
第5章 対抗宗教改革とバロック( 11.ベルニーニ 12.クリスティーナ )
第6章 イタリアの近代、そして現代へ( 13.ヴィットリオ・エマヌエーレ二世 14.ムッソリーニ )
- 人気著者の共著にも注目!!
立命館アジア太平洋大学(APU)学長。1948年三重県生まれ。1972年京都大学卒業後、日本生命保険相互会社を経てライフネット生命保険株式会社を創業。2018年1月より現職。訪問した世界の都市は1200以上、読んだ本は1万冊を超える。『人類5000年史 』シリーズ(ちくま新書)、『全世界史 上・下 』(新潮文庫)ほか著書多数。
上野真弓(うえの まゆみ)
翻訳家、文筆家。1959年生まれ。成城大学文芸学部芸術学科(西洋美術史専攻)卒業。1984年12月よりローマ在住。2020年1月、出口治明氏の推薦で別府市よりツーリズム別府大使を委嘱される。訳書に『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密』『カラヴァッジョの秘密』『ラファエッロの秘密』(いずれも河出書房新社)がある。
基礎から身につく 大人の教養シリーズ
『教養としてのローマ史入門』
■著 者:出口治明 上野真弓
■発売日:2023年2月16日(木)
■定 価:1,980円(税込)
■発 行:株式会社世界文化社
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4418222316/sekaibunkacom-22
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