門外不出の名画「品川の月」を高精細データと映像で体験 ~20人の物語と江戸の月見文化を体感する文化体験プログラムを支援~
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、2026年9月9日から「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ: ザ ミュージアム オブ ナラティブズ)※1」(以下 MoN Takanawa)で開催される文化体験プログラム「江戸の月夜の物語~喜多川歌麿「品川の月」と高輪の二十六夜待ち~」(以下、本プログラム)を企画・プロデュースしました。スミソニアン国立アジア美術館所蔵の門外不出の名画「品川の月」を高精細デジタルデータで等身大に再現するとともに、映像・グラフィック・空間演出を融合することで、作品に描かれた20人の物語(ナラティブ)を立体的に描き出し、作品鑑賞を超える没入型の文化体験を創出します。

高輪・品川エリアは、江戸時代にお⽉⾒の名所として親しまれてきました。本プログラムは、MoN Takanawaで開催される期間限定プログラム「MoON MONTH(ムーン‧マンス)― ⽉を待つ⽉ ― 」と連動し、この地に刻まれた月見文化と物語を現代によみがえらせる文化体験プログラムです。スミソニアン国立アジア美術館が所蔵する門外不出の名画「品川の月」を通じて、かつてこの地で育まれた文化や人々の営みに新たな光を当てます。
キヤノンMJは、映像コンセプトの構築から制作統括までを担い、本プログラムを企画・プロデュースしました。単なる作品展示ではなく、「品川の月」に描かれた20人の物語と江戸の月見文化を伝える文化体験プログラムとして構想し、展示構成やナラティブ設計、映像・グラフィック・空間演出を担当しています。キヤノン株式会社(以下、キヤノン)と京都文化協会が共同で推進する「綴プロジェクト」で培った最先端の撮影技術や画像処理技術によって高精細なデジタルデータを作成し、歴史的背景や文化的価値を分かりやすく伝えるストーリー設計と高精細映像表現を融合することで、鑑賞者が自然に作品世界へ入り込める展示を実現しました。
■本プログラムのみどころ
① 4F Tatami:江戸の月夜に迷い込む、等身大のイマーシブ(没入)映像空間
「品川の月」に描かれた20人の登場人物を、高精細デジタルデータを活用して等身大スケールで再現しました。実際の畳敷き空間(Tatami)を舞台に、最先端の空間演出と融合した約12メートル幅の映像を上映します。来場者はまるで江戸の月夜の座敷に居合わせているかのような臨場感を味わうことができます。また、高精細な映像により、歌麿の繊細な筆致や色彩表現など、実物鑑賞だけでは気づきにくい細部まで鑑賞できます。
② 3F ランドラボ:映像の世界をさらに深掘りする、20人のナラティブ展
4F「Tatami」で体験した映像世界をさらに深く掘り下げる展示空間です。映像内で描かれた20⼈の⼀⼈ひとりを取り上げた「20⼈のナラティブ」を窓⾯に貼る半透明のグラフィックシートで表現します。映像と展示を行き来しながら鑑賞することで、「品川の月」に込められた20人の物語をより深く味わうことができます。
③ 3F サンラボ:高輪の賑わい、歴史と地域を紡ぐ「二十六夜待ち(にじゅうろくやまち)」の紹介
本プログラムのもう一つの核である、江戸時代に高輪で親しまれた月待ちの風習「二十六夜待ち」にスポットを当てた空間です。歌川広重が当時の高輪の賑わいを描いた「東都名所高輪廿六夜待遊興図」などの錦絵をパネルで紹介し、高輪・品川エリアに息づく月見文化や地域の歴史的背景を紐解きます。歌麿が描いた「品川の月」と広重が描いた「高輪の月」を通じて、来場者は江戸の人々が楽しんだ月見文化を多角的に体感できます。
キヤノンMJは今後も、映像コンテンツ制作力とキヤノングループのデジタル技術を融合し、文化財や地域資源の新たな価値創出を支援します。文化施設や自治体などとの連携を通じて、歴史や文化の魅力をより多くの人に届ける体験型コンテンツの企画・プロデュースを推進するとともに、文化財の保存・継承とデジタル活用を両立することで、新しい文化体験の創出と未来への継承に貢献していきます。
※1 「MoN」、「MoN Takanawa」並びに「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」は、一般財団法人JR東日本文化創造財団の登録商標です。
■文化体験プログラム概要
名 称:江戸の月夜の物語~喜多川歌麿「品川の月」と高輪の二十六夜待ち~
会 期:2026年9月9日(水)〜10月4日(日)10:00〜21:00
※開館時間に準ずる、ほかイベント実施時にはクローズする場合がございます。
会 場:MoN Takanawa: The Museum of Narratives 4F Tatami / 3F ランドラボ / 3F サンラボ
〒108-0073 東京都港区三田3−16−1
<アクセス>JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅直結
入場料:無料
主 催:MoN Takanawa: The Museum of Narratives
企画・プロデュース :キヤノンマーケティングジャパン株式会社 コンテンツプロモーションセンター
アートディレクション:キヤノン株式会社 総合デザインセンター
監 修:スミソニアン国立アジア美術館
協 力:綴プロジェクト(キヤノン株式会社、特定非営利活動法人 京都文化協会)
公式サイト:https://montakanawa.jp/programs/moonatshinagawa/
■「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」について
2026年3月、東京・港区の「TAKANAWA GATEWAY CITY」内に誕生した複合型ミュージアムです。建築家・隈研吾氏が外装デザインを手がけた螺旋状の美しい建築は、ユネスコ「世界で最も美しいミュージアム 2026」のリストの一つにも選出されました。「100年先へ文化をつなぐ」を掲げ、アート、サイエンス、伝統芸能など、ジャンルを超えた多彩な文化プログラムを世界へ発信します。
・公式サイト:https://montakanawa.jp/
■「MoON MONTH(ムーン・マンス)― 月を待つ月 ―」について
2026年9月7日(月)から10月4日(日)までの28日間、期間限定プログラム「MoON MONTH(ムーン・マンス)― 月を待つ月 ― 」を開催します。江戸時代、高輪は月の名所として知られ、旧暦7月26日の夜には、海から昇る細い月を待つ「二十六夜待ち(にじゅうろくやまち)」を楽しむため、多くの人々が集いました。月を待ちながら人々が語らい、食や酒をともにする、そんな高輪にかつて息づいていた「月待ち」の文化を、現代に再解釈します。期間中は、月をテーマにしたアートや食、音楽、体験型プログラムなどをMoN Takanawaの各所で展開。変わりゆく街で、変わらない月を待つ。かつてこの地で親しまれた文化を受け継ぎながら、新たな物語を重ね、100年先へと文化をつないでいきます。
・公式サイト:https://montakanawa.jp/articles/columns/moonmonth2026/
■「スミソニアン国立アジア美術館」について
1923年、米国初の国立美術館および米国初のアジア美術館としてワシントンD.C.に開館。世界最大級の博物館・研究複合施設であるスミソニアン協会に属し、古代から現代に至るアジアの芸術・文化に関する世界最高峰のコレクションと研究基盤を有しています。
・公式サイト:https://asia.si.edu/
・スミソニアン美術館(フリーア美術館)元学芸部長 フランク・フェルテンズ氏(現シアトル美術館学芸担当副館長)と時代考証家 山田順子氏(NHK大河ドラマ『べらぼう』吉原風俗考証)の対談の様子を収録した動画を、後日MoN公式YouTubeチャンネルで公開予定。
MoN 公式 YouTube チャンネル https://www.youtube.com/@montakanawa
■「綴(つづり)プロジェクト」について
キヤノンと京都文化協会が共同で推進する社会貢献活動。日本古来の貴重な文化財には、歴史の中で海外に渡った作品や国宝として大切に保管されている作品など、鑑賞の機会が限られているものが多くあります。「綴プロジェクト」では、キヤノン先進のイメージング技術と、京都伝統工芸の匠(たくみ)の技との融合により、オリジナルの文化財を忠実に再現した高精細複製品を制作しています。制作した高精細複製品は、文化財にゆかりのある社寺や自治体、博物館などへ寄贈し、寄贈先での一般公開や学校教育の現場において、複製品ならではの鑑賞体験を通じて、多くの方々に日本の文化財に親しんでいただく機会を創出しています。
・公式サイト:https://global.canon/ja/tsuzuri/
■「キヤノンマーケティングジャパン株式会社 コンテンツプロモーションセンター」について
キヤノンの最先端デジタル技術と独自のコンテンツ企画力を融合させ、貴重な文化財が持つ歴史や魅力を現代にふさわしい形で紐解く、体感型の新たな鑑賞体験(文化体験)をトータルプロデュースする専門組織です。技術やプロダクトの提供にとどまらず、次世代へ文化を継承するための新たな価値創出を目指しています。
・公式サイト:https://canon.jp/biz/solution/contentspromotion
一般の方のお問い合わせ先
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 コンテンツプロモーションセンター
contentpr@canon-mj.co.jp
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