書籍を小ロットで重版できる『ショートラン重版自動生産システム』の運用を開始 在庫数を従来の100分の1まで圧縮可能に
インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 亨)は、株式会社インプレスR&Dおよび京葉流通倉庫株式会社と提携して、既刊書籍の在庫を小ロットで自動補充するシステム『ショートラン重版自動生産システム』の運用を実現いたしました。
出版社にとって、売上好調書籍を重版して販売することは利益の源泉となっています。一方で長期に渡り少量ずつ売上を見込む書籍については、適正な原価率で重版するために1年以上の販売見込み数を製造し在庫を持つ必要がありました。この仕組みでは一度の重版で千冊以上を印刷するため、重版時の市場予測と実際の市場状況が異なった場合、過剰在庫を持つリスクを伴うという問題がありました。(図1)
【図1:従来の重版】
【図2:京葉流通倉庫デジタル印刷 小ロット重版】
【図3:ショートラン重版自動生産システム】
『ショートラン重版自動生産システム』は2016年8月より運用を開始し、4か月間順調に運用されたため、今回の発表に至りました。現時点での対象書籍は25タイトルですが、今後は積極的に対象タイトルを増やしてまいります。また、当システムのノウハウについては、インプレスグループ各社、および営業提携しているパートナー出版社とも共有し、利用を広げていく予定です。さらに、京葉流通倉庫とインプレスR&Dにおいては、京葉流通倉庫の顧客出版社に対する当システムのノウハウ提供も検討しております。
出版各社によるデジタル印刷の活用についての話題は昨年来活発になってきておりますが、今回の『ショートラン重版自動生産システム』は、中でも先端的な活用例となると自負しております。当社では、長年、電子書籍、PODでの商品提供に積極的に取り組んでまいりましたが、デジタル印刷の活用方法についても同様に追求し、その普及に貢献していく所存です。
以上
【株式会社インプレス】 http://www.impress.co.jp/
シリーズ累計7,000万部突破のパソコン解説書「できる」シリーズ、「デジタルカメラマガジン」等の定期雑誌、IT関連の専門メディアとして国内最大級のアクセスを誇るデジタル総合ニュースサービス「Impress Watch」等のコンシューマ向けメディア、「IT Leaders」、「SmartGridニューズレター」、「Web担当者Forum」等の企業向けIT関連メディアブランドを総合的に展開、運営する事業会社です。IT関連出版メディア事業、及びデジタルメディア&サービス事業を幅広く展開しています。
【株式会社インプレスR&D】 http://www.impressRD.jp/
インプレスR&Dは、NextPublishingメソッドを活用した次世代型出版事業を推進する企業です。また自らも、NextPublishingを使った「インターネット白書」の出版などIT関連メディア事業を展開しています。
【京葉流通倉庫株式会社】 http://www.k-yo.co.jp/
京葉流通倉庫は、埼玉県を中心にサード・パーティ・ロジスティクス事業を展開しており、出版流通にも多くの実績を持つ。2013年よりPOD事業を立ち上げ、「物流」と「印刷」の両面で出版社を支援。本年10月、川越市内に新しいロジスティクスセンターをオープン。
【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。
【図1:従来の重版】
従来のオフセット印刷では、売り上げの状況によっては1年以上の販売見込み数を製造し在庫することになり、過剰在庫を持つリスクを伴いました。
【図2:京葉流通倉庫デジタル印刷 小ロット重版】
デジタル印刷による1~3ヶ月分の販売見込み数の製造で、過剰在庫リスクは軽減することが出来ました(必要在庫数を10分の1に圧縮)が、事務工数は増大することになりました。
【図3:ショートラン重版自動生産システム】
在庫がある一定数を下回ったら、倉庫が判断して自動的に印刷し補充するシステムを運用。それにより必要在庫数は、さらに10分の1に圧縮。過剰在庫のリスクなく事務工数も軽減しました。
『ショートラン重版自動生産システム』は2016年8月より運用を開始し、4か月間順調に運用されたため、今回の発表に至りました。現時点での対象書籍は25タイトルですが、今後は積極的に対象タイトルを増やしてまいります。また、当システムのノウハウについては、インプレスグループ各社、および営業提携しているパートナー出版社とも共有し、利用を広げていく予定です。さらに、京葉流通倉庫とインプレスR&Dにおいては、京葉流通倉庫の顧客出版社に対する当システムのノウハウ提供も検討しております。
出版各社によるデジタル印刷の活用についての話題は昨年来活発になってきておりますが、今回の『ショートラン重版自動生産システム』は、中でも先端的な活用例となると自負しております。当社では、長年、電子書籍、PODでの商品提供に積極的に取り組んでまいりましたが、デジタル印刷の活用方法についても同様に追求し、その普及に貢献していく所存です。
以上
【株式会社インプレス】 http://www.impress.co.jp/
シリーズ累計7,000万部突破のパソコン解説書「できる」シリーズ、「デジタルカメラマガジン」等の定期雑誌、IT関連の専門メディアとして国内最大級のアクセスを誇るデジタル総合ニュースサービス「Impress Watch」等のコンシューマ向けメディア、「IT Leaders」、「SmartGridニューズレター」、「Web担当者Forum」等の企業向けIT関連メディアブランドを総合的に展開、運営する事業会社です。IT関連出版メディア事業、及びデジタルメディア&サービス事業を幅広く展開しています。
【株式会社インプレスR&D】 http://www.impressRD.jp/
インプレスR&Dは、NextPublishingメソッドを活用した次世代型出版事業を推進する企業です。また自らも、NextPublishingを使った「インターネット白書」の出版などIT関連メディア事業を展開しています。
【京葉流通倉庫株式会社】 http://www.k-yo.co.jp/
京葉流通倉庫は、埼玉県を中心にサード・パーティ・ロジスティクス事業を展開しており、出版流通にも多くの実績を持つ。2013年よりPOD事業を立ち上げ、「物流」と「印刷」の両面で出版社を支援。本年10月、川越市内に新しいロジスティクスセンターをオープン。
【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。
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