JTBガイアレック、プロスキーヤーとともに「スキーの新たな体験価値」を提供

太田好美プロ、勝浦由衣プロと提携し、地域の持続的な発展とスノースポーツの活性化を目指す

JTB

2025年11月10日 13時00分

　JTBグループで、SIT（Special Interest Tour：目的型旅行）を専門に扱う株式会社JTBガイアレック（本社：東京都品川区、代表取締役社長執行役員：小林　美江子、以下「JTBガイアレック」）は、日本を代表するプロスキーヤー太田好美氏をアンバサダー、プロスキーヤー勝浦由衣氏をスキー企画商品のサポーターとして提携し、プロスキーヤーの指導と交流を組み合わせたツアーを2025年11月10日（月）から販売開始します。

　本企画を通じ、トッププロスキーヤーの専門知見を活用しながら、スキーの新たな体験価値を提案するとともに、地域の持続的な発展とスキー業界の活性化を目指します。

（URL：https://www.jtbgaiarec.co.jp/lp/snowdream/）

■取り組みの背景

　国内のスキー界は、若年層のスキー離れが進み初中級者の裾野が縮小していることに加え、スキー人口の減少と高齢化が同時に進行しており、中長期的な市場のさらなる縮小が懸念されています。また、スキー場経営は、気候変動に伴う積雪量の減少や降雪の不安定化により営業期間が短縮・不安定化する中、来場者数の伸び悩みが課題です。

　さらに、スキー業界に目を向けると、スキー競技のメディア露出は限定的で、選手が安定的に収入を確保しにくい状況が続いています。地域のブランディング面では、体験コンテンツや観光資源の認知が進まず、滞在価値の訴求や魅力づくりが課題となっています。

　これらの課題を踏まえ、幅広い層を対象に、プロスキーヤーとの交流を交えながら実際にスキーを体験できるプログラムの提供を開始いたします。交流と体験を掛け合わせることで、スキーの新たな価値を創出してまいります。

　JTBガイアレックが培ってきたSIT（Special Interest Tour：目的型旅行）の知見に、交流から生まれる体験価値を融合させ、スキー業界全体およびスキー場所在地域の持続的な発展に貢献してまいります。

■取り組みの目的

1．現役トッププロスキーヤーとの「リアル交流」で体験価値向上

・従来の「滑るだけ」から、現役プロスキーヤーから学ぶ・観る・応援する多様な体験

・現役プロの技術をスキーシーズンに直接学べる貴重な機会を創出

・ランチやアスタースキーを楽しむアプレスキーでの交流など、多様な楽しみ方を提案

・ゲレンデに専用バーンを設置してプロスキーヤーによるデモンストレーション滑走を実現

２. 現役プロスキーヤーの競技活動を応援し、スノースポーツの持続的な発展に貢献

・太田好美プロの出場大会にて、ホスピタリティテント※を設置し、快適な観戦環境を提供することで、来場者の観戦体験の高付加価値化を図る

※ゴールエリアに設置するテント内では、暖がとれホットドリンクを飲みながら観戦できる特別感ある応援席をご用意

・シーズン直前のレセプション開催でプロスキーヤーとの交流機会を創出

スノースポーツを身近に感じていただける機会を提供し、競技に対する興味関心の醸成のきっかけを創る。

３. スキー場を核とした持続可能な観光の実現で、地域活性化の新モデル

・現役プロスキーヤーによる移動式レッスンを複数スキー場で展開し、地域の人と訪れる人との交流機会を創出

・大会運営について、地元実行員会とともに、地域の人と来訪者との交流を促進

・今シーズンの苗場スキー場の新規コンテンツ、アフタースキーを楽しむアプレスキー※にて、プロスキーヤーとDJとのトークセッションを実施

※フランス語に由来する言葉で、スキーを楽しんだ後という意味。お酒やドリンクや食事、音楽などを楽しむ欧米文化

■提携プロスキーヤーについて

太田好美プロ

（JTBガイアレックスキーアンバサダー）

JTBガイアレックとの連携による企画を通じて、直接指導やデモンストレーションを観ていただくことで、参加者やスキー場に来訪の皆様に「自分にもできる」という実感と喜びを、ジュニアにはスキーの楽しさと「プロを目指したい」という夢を膨らませる機会を提供します。これらの取り組みにより、スノースポーツの普及とスキー場を通じた地域振興を目指していきます。

プロフィール

生年月日 1993年5月31日

出　　身北海道網走市出身/早稲田大学卒業

経　　歴幼少から大学卒業までアルペンスキー競技に打ち込む

　　　　大学時代に全日本スキー選手権大会GS（大回転）2位

2019年より全日本スキー技術選に出場

2023年SAJナショナルデモンストレーター※に認定