【想像力がふくらむ絵本】まるやまあやこが描く、たんぽぽの綿毛が題材の心あたたまる物語『たんぽぽのふね』3月4日(土)発売
世界文化社は、長野県・安曇野出身の絵本作家・まるやまあやこさんが描く、たんぽぽの綿毛にみちびかれた、心あたたまる物語『たんぽぽのふね』を2023年3月4日(土)に発売します。
- 長野県・安曇野出身の著者ならではの豊かな描写で、読者の想像力がふくらむ絵本
たんぽぽの上に住む、小さな女の子ぽぽんと小さな犬のぽんた。ある日ぽぽんは、たんぽぽの綿毛がどこへ飛んでいくか知りたくなり、たんぽぽの綿毛で空を飛べる船を作ります ……。
軽やかなたんぽぽの綿毛にみちびかれた心あたたまるファンタジー。光につつまれた美しく幻想的な絵で、物語の世界に魅了されます。大人から子どもまで、夢がふくらみ、心に響く絵本です。
「いっしょに つくろう、たんぽぽのふね!」
- 絵本制作のきっかけは、学生時代に作った立体作品でした
「(前略)大学生のとき、たんぽぽの綿毛でできた船が空を飛んでいくイメージを表現したくて、本物のたんぽぽの綿毛を素材として使った立体作品を作っていました。土台の発泡スチロールにあけた無数の穴に綿毛を一本一本さしていく作業はとても大変でしたが、時間を忘れるほど楽しかったのを憶えています。先生から助言をいただき、卒業制作では立体作品からイメージを膨らませた一冊の絵本を作ることになりました。そして、小さな女の子と動物たちが力を合わせて、たくさんの綿毛で大きな船を作り、故郷の安曇野の空へと旅立つお話、絵本『たんぽぽのふね』ができあがりました。(後略)」 ── 本書「あとがき」より |
●まるやまあやこさんが本物のたんぽぽの綿毛で作った立体作品「たんぽぽのふね」をご覧いただけます↓
- まるやまあやこさん、幻のデビュー作
しかし残念なことに、時間を経たずして版元がなくなり、絵本『たんぽぽのふね』は幻の作品となってしまいました。
手元に残った本を安曇野の絵本美術館森のおうちや、ご自身の原画展などで販売しながら、細く長くたくさんの方に親しまれてきた作品でしたが、この度、一部文章を修正、デザインを新たに、製版もしなおし、新しい『たんぽぽのふね』としてお届けすることになりました。
- 『たんぽぽのふね』原画展情報
光に満ちた原画をぜひご覧ください。
絵本美術館森のおうちでは、動画で紹介している立体作品「たんぽぽのふね」の現物をご覧いただけます。
<森からはじまる『たんぽぽのふね』絵本原画展>
■日程:2023年1月27日(金)~4月10日(月)
■場所:絵本美術館 森のおうち
〒399-8301長野県安曇野市穂高有明2215-9
木曜定休 9:30〜17:00(最終入館 16:30)
http://www.morinoouchi.com/exhibition.html
<まるやまあやこ絵本原画展『たんぽぽのふね』>
■日程:2023年6月7日(水)~6月18日(日)
■場所:貝の小鳥
〒161-0033 東京都新宿区下落合3-18-10
火曜定休 12:00~18:00
https://kainokotori.com/top.html
- 刊行概要
まるやまあやこ
長野県生まれ。絵本作家。多摩美術大学卒業。『たんぽぽのふね』(新風舎)で絵本デビュー。おもな作品に『まよなかのトイレ』『ひとりでおとまり』(ともに福音館書店)、『ゆきのひのいえで』(学研プラス)など。絵を担当した作品に『わたしのくつ』(柴田愛子・文/ポプラ社)、『おかしのくにのバレリーナ』(犬飼由美恵・文/教育画劇)、『ことりのデパート』(苅田澄子・文/世界文化社)などがある。
■書籍概要
『たんぽぽのふね』
■発売日:2023年3月4日(土)
■定価:1,760円(税込)
■発行:株式会社世界文化ブックス
■発行・発売:株式会社世界文化社
https://amzn.to/3YOsPl5
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