ディップ、埼玉県杉戸警察署が主催の闇バイト啓発イベントで高校生約650名に正しい知識と安全なバイト探しを促す特別授業
12月18日(水) 埼玉県立杉戸農業高等学校にて実施
ディップ株式会社(以下「当社」)は、これから社会で活躍する高校生がより自分らしく活躍できるよう、働くことの意義、アルバイトを通じて得られる経験などについて理解を深めながら、学業とアルバイトの両立を応援していく「高校生アルバイト応援プロジェクト」(以下「本プロジェクト」を実施しております。
本プロジェクトの一環として、埼玉県杉戸警察署が主催する闇バイト啓発イベントにて、闇バイトトラブルを防ぐための正しい知識と安全なバイト探しを促す特別授業(以下「本授業」)を2024年12月18日に実施しました。
■「仕事探しの正しい知識を学ぶ」本授業について
近年、「闇バイト」と呼ばれる特殊詐欺の若者検挙数が増加傾向で社会問題となっています。当社が2023年12月に実施した調査では、「約8割の⾼校⽣が、SNS上で展開されている情報に対して、危険性のある内容とそうでない内容の違いがわからない」ことが判明いたしました。「バイトル」等の求人情報サービスを提供する当社は、この現状を踏まえて働くことに関する講義や、SNS上でのトラブルを防ぐことを目的とした闇バイトに関する情報リテラシーを高める授業を実施しております。本授業では、「高校生のうちに働くこと」について考えるほか、独自調査を行った「SNS上での求人募集情報に潜む危険性を見分けるクイズ」を実施するなど、正しい仕事探しの知識を得ることを伝えています。
また本授業は、元徳島県警 捜査第一課警部 / 犯罪コメンテーター 秋山博康氏監修のもと実施しております。
・特設HP:https://www.baitoru.com/pdt/highschool/
■埼玉県立杉戸農業高等学校 実施レポート
【1.闇バイトに関与しないために気を付けるポイントを学ぶ】
許可制のもと生徒のアルバイトが容認されている埼玉県立杉戸農業高等学校にて、高校生がアルバイトをする際の法律やルール、アルバイトの探し方、闇バイトの見分け方について、理解を深める機会といたしました。
【2.SNS上の闇バイト情報、見分けられる?リテラシーを試すクイズに全員で挑戦】
当社が作成したSNS上のダミー文章から、闇バイトと考えられる内容を当てるクイズを実施。生徒は「仕事内容が具体的でない」や「時給があまりにも高額だから闇バイトだと思った」など、授業での学びを活かしながらクイズに挑戦しました。
【3.杉戸警察署による闇バイトへの注意喚起】
冬休みを控える高校生に対し、どのように闇バイトに巻き込まれてしまうのか、巻き込まれたらどうなるのかなどを説明し、トラブルに巻き込まれ困ったことがあった際に、勇気を持って家族や警察に相談するように伝えました。
【警察署コメント】
闇バイトが社会問題化する中、関与する若者を減らすための方法を模索していたところ、ディップの取り組みを知りオファーいたしました。闇バイトに関する危険性を企業様にも広めていただけることはありがたいです。今回の授業を通じて高校生が闇バイトに対する理解を深め、いかに若者がターゲットにされているのかを知ってもらう機会となればと考えています。今後も防止策を講じていきます。(埼玉県杉戸警察署 生活安全課長 山田 徳行 様)
【教員コメント】
本校は許可制のもと全校生徒のうち約1割がアルバイトをしています。昨今闇バイトのニュースが多く埼玉県では学生の検挙もあり、我々教員としては中高生が狙われていると実感していますし、関心は高まっています。ほとんどの生徒がニュースの中の話、他人事だと思っている印象がありましたので、今回の授業を通じて、それを自分ごととして捉えるきっかけになったと考えています。(埼玉県立杉戸農業高等学校 校長 田口先生)
【生徒コメント】
闇バイトは自分には関係のないことだと思っていましたが、SNSは毎日使っているので、大きな犯罪に巻き込まれるリスクが身近にあるのだなと感じました。また闇バイトは一人の問題ではなく、みんなで解決していくべき問題だと思いました。もし怪しい情報を見つけたら、友達ではなく親や先生など大人にまず相談して、警察にしっかり話したいと思いました。(埼玉県立杉戸農業高等学校 参加生徒)
【本授業 講師・堤 花野】
これから社会で活躍する次の世代である高校生の皆さんが自分らしく就業機会の選択ができるように「働くことへの理解」「正しいアルバイトの探し方」「闇バイトへの危機管理能力」を授業の中でお伝えさせていただきました。今回埼玉県警杉戸警察署様と一緒に授業ができたことは、高校生一人ひとりがより自分ごとにできるような情報提供の機会に繋がったのではないかと考えております。また、今後も警察機関や地方自治体の皆様との連携を強化し、一人でも多くの学生の皆様に情報提供の機会を創出して行きたいと考えております。(当社 マーケティング統括部所属 本授業講師)
■バイトル「高校生バイト応援プロジェクト」について
高校生がアルバイトをすることには、経済的収入面のサポート以外にも責任感やコミュニケーション能力の向上、将来のキャリア形成に役立つなど、多くのメリットがあります。しかし、アルバイト意向があるものの、学業との両立に関する懸念や、校則の制約などにより、アルバイトに挑戦できない高校生も少なくありません。
そこで当社は、これから社会で活躍する高校生がより自分らしく活躍できるよう、働くことの意義やアルバイトを通じて得られる経験などについて理解を深めながら、学業とアルバイトの両立を応援していく「高校生アルバイト応援プロジェクト」を2024年2月より実施しています。
本プロジェクトは、2024年2月20日(火)の正則学園高等学校(東京都)での出張授業実施とオンライン授業の提供を皮切りに、大阪府立東住吉総合高等学校での出張授業実施など、高校生がアルバイト探しの正しい知識を身につけられるよう活動しています。今後は、全国の学校・教育機関を対象に取り組みを広めたいと考えております。教育関係者の方で出張授業の実施をご希望される場合は、特設HP (※1)のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
(※1 )特設ページ:https://www.baitoru.com/pdt/highschool/
■「バイトル」について
「バイトル」は、日本最大級の求人情報数を掲載するアルバイト・パート求人情報サイトです。インターネットならではの使いやすさを追求しており、職場の様子が動画で見られる機能や、応募状況がひと目でわかるバロメーター機能、就業後のミスマッチをなくす「しごと体験・職場見学」機能、仕事の魅力や職場のリアルな情報を客観的な視点で伝えるサービス「dipさんからのメッセージ」など業界に先駆けた独自のサービスを多く提供しています。
「バイトル」:https://www.baitoru.com
■当社概要
労働市場における諸課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指す“Labor force solution company”をビジョンに掲げ、人材サービス事業とDX事業を運営しています。企業理念「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」のもと、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
社 名:ディップ株式会社(dip Corporation)
代表者 :冨田 英揮(代表取締役社長 兼CEO)
本 社:東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー31F
電 話:03-5114-1177(代表)
設 立:1997年3月
資本金:1,085百万円 (2024年2月末現在)
従業員数:2,964名(2024年4月1日現在の正社員)※契約・アルバイト・派遣社員除く
事業内容:人材サービス「バイトル」「スポットバイトル」「バイトルNEXT」「バイトルPRO」「はたらこねっと」、看護・介護業界の転職支援サービス「ナースではたらこ」「介護ではたらこ」などの運営、DXサービス「コボット」の開発・提供、他
売上高:537億円(2024年2月期)
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