【株式会社ジェイアール西日本ファッショングッズ】鉄道遺失ビニール傘から生まれ変わったアップサイクルフラワー「umbrella leaf」が令和6年度おおさか環境賞を受賞
株式会社ジェイアール西日本ファッショングッズ(本社：大阪府大阪市 代表取締役社長：冨田 康雄 以下：JFG)は、アップサイクル事業者octangle合同会社※を主とした同じ志を持つ他業種の皆様と連携し、鉄道遺失ビニール傘から生まれ変わったアップサイクルフラワー「umbrella leaf」において、大阪府が環境保全や創造に貢献する活動に取り組んでいる個人や団体、事業者の活動を推奨するために設けられた「おおさか環境賞・協働賞」を受賞いたしました。
※octangle合同会社：https://www.octangle.jp/
【活動名】
廃棄ビニール傘から生まれ変わったアップサイクルフラワー「umbrella leaf」
【活動概要】
年間約８千万本も消費され、その多くが半年以内には廃棄されてしまう身近なビニール傘から作成した再生生地を活用し、小さな白い花を咲かせ、雨に濡れると透明になる多年草「山荷葉(英名:umbrella leaf)」から着想したアップサイクルフラワーを開発。イベント会場や商業施設で空間演出やアートを展示する等、「アップサイクル×アート」を通じて、環境課題の興味関心に繋げることとしている。また、同様の素材から、傘の取り違えや紛失を防ぎたいときにおすすめのアンブレラマーカーをつくるアップサイクルワークショップを開催し、啓発を行っている。
【受賞理由】
使用後は大量に廃棄されてしまわれがちなビニール傘を再利用し、芸術性の高いアップサイクルフラワーに再生・発信するなど新たな付加価値を生み出す事業コンセプトは、環境問題の啓発に大きく寄与する取組であると高く評価されました。また、様々な事業者が特色を活かし合いながら協働することにより、効果的な取組が実現しています。
※参照 https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/934/r6zyusyounaiyou.pdf
【ビニール傘のアップサイクル】
ビニール傘は、分解しづらいプラスチック素材で作られており、リサイクルが難しいため多くの傘が埋め立て処分や焼却処理をされています。また、生地部分に塩化ビニールが使われている製品も多く、焼却処理の際、ダイオキシンが発生するため環境に大きな負担となっています。JFGでは、JR西日本の車内や駅構内に忘れられ、持ち主が現れることなく廃棄する予定の傘から選別・回収し、廃棄処理されるビニール傘の削減と環境汚染の改善に努めています。
回収された傘は、解体・洗浄され、プレス機で何層にも圧着することで半透明で凸凹した素材の再生生地となります。出来上がった生地は、octangle合同会社にて職人が一人ひとりハンドメイドで花を作成、光に反射するとキラキラ光る透明な花、アップサイクルフラワーへと再生されます。
【octangle POP UP STOREのお知らせ】
期間：2025年6月上旬予定
場所：ルクア イーレ 4F イベントスペース
（〒530-8558 大阪府大阪市北区梅田３丁目１−３）
販売予定商品：アップサイクルフラワー、他
鉄道遺失ビニール傘から再生されたアップサイクルフラワーを手にしていただき、廃棄物・環境問題に目を向けていただければと存じます。
■株式会社ジェイアール西日本ファッショングッズについて
ジェイアール西日本ファッショングッズはJR西日本の駅ナカや駅ビル、そして市中のショッピングセンターで、バラエティ雑貨や、アクセサリーなどを扱う店舗を運営している会社です。私たちが培った事業ノウハウを介し、お客様、そして地域の皆さまに"暮らしの楽しさ"・"心の豊かさ"を提供することで、お客様をHappy Smileに、今日いちばんのご満足をいただくことが私たちの使命だと考え、これからも事業展開を進めてまいります。
本部所在地：〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-4-20 中央ビル7F
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