ディノスが日本製紙と「クローズド・ループ」によるカタログ古紙リサイクルスキームをスタート

～カタログの古紙を再資源化、新たなカタログへと生まれ変わらせる～

　株式会社DINOS CORPORATION（本社：東京都中野区、代表者：代表取締役社長 宇津 洋一）は、日本製紙株式会社（本社：東京都千代田区、代表者：代表取締役社長 野沢 徹）との間で、カタログ古紙を「クローズド・ループ」の形式により国内循環させることを目的とした、古紙の売買及び循環に関する契約を2023年3月23日（木）に締結し、その運用を開始します。

 

本リリースは、こちらよりPDFでご覧いただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d3084-20230322-f6f4a066d312f1d5b3248066eaa2fb92.pdf
※下記に掲載の画像をプレスリリース画像一覧に掲出しております。
 

　当社が運営する通販ブランド「ディノス」では、お客様への配布用と書店販売用カタログに関して、それぞれ、住所不明等の理由で返送されたり、店頭で実売されず返本された場合、改めて検本した上で、利用可能なカタログはお客様用として使用するなどリユースを行ってきました。しかしながら、再利用できないと判断したカタログについては、古紙として流通業者を通じ国内製紙メーカーへ販売されています。
　こうした状況を鑑み、「サステナビリティビジョン2030」において「責任ある紙の使用」を掲げる当社では、かねてよりカタログ用紙調達先である日本製紙と連携し、カタログ古紙を新たなカタログ用紙としてサステナブルに活用するスキームをスタートします。

　本スキームでは、当社のカタログ古紙を、流通業者を経由して日本製紙が買い受け、同社石巻工場（所在地：宮城県石巻市）で再資源化。当社ではここで生産される用紙を使用したカタログを発行します。両社でこの取り組みを通じ、大切な資源である古紙を長期的且つ安定的に印刷用紙の原料として循環させる事を目指していきます。

　「ディノス」では、長年にわたりカタログがお客様とのコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしてきました。今後も「紙」だからこその価値を大切にしつつ、本取り組みの推進によって、持続可能な社会の実現にさらなる貢献を果たしていきます。