カルビーグループ・しれとこ斜里農業協同組合、原料ばれいしょの安定調達で連携~同農業協同組合による冷凍加工施設建設も計画~
カルビー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:江原 信、以下カルビーグループ)と、しれとこ斜里農業協同組合(北海道斜里郡斜里町:平田 隆雄、以下JAしれとこ斜里)は、このたび、ばれいしょの安定調達、および冷凍加工施設建設・運用を行うことで基本合意しましたのでお知らせします。
国内ばれいしょ生産量の約19%(年間37.9万トン:2024年3月期)を使用するカルビーグループは、本連携により年間約4万トンまで原料ばれいしょの調達が可能となります。カルビーグループは、2030年までに国内ばれいしょ調達量40万トン以上の確立を目指しており、本取り組みは、その達成に向けた大きな布石となります。一方、JAしれとこ斜里の生産者にとっては、他作物から加工用ばれいしょ生産に転換することで収益面の改善を図ります。
また、JAしれとこ斜里が建設する冷凍加工施設を足掛かりに、カルビーグループは、高い人気を得ている「ポテりこ」※をはじめとする冷凍食品事業に本格参入いたします。カルビーグループとJAしれとこ斜里が協働することで、ばれいしょの安定的な販売先の確保と地域雇用の創出が期待されます。
本案件に関わる現時点での投資規模は共同で約200億円を見込んでいます。完成後の運営はカルビーグループに委託されます。操業開始は2027年度中を目指します。
カルビーグループとJAしれとこ斜里は、双方の強みを活かしながら協働し、持続的な原料調達と北海道農業の振興に取り組んでまいります。
※「ポテりこ」は、カルビーのロングセラー「じゃがりこ」から生まれたホットスナックです。揚げたてホクホクでじゃがいものおいしさが味わえます。
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【カルビーグループについて】
1949年の創立以来75年に渡り、私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしへの貢献を実践してきました。変わらぬ企業理念のもと、100年を超えてなお挑戦を続ける企業になるべく、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいます。
カルビーグループは、次なる成長に向けた変革に踏みだすことで、新たな食の未来を創造します。
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【しれとこ斜里農業協同組合について】
斜里町の農業は、豊かな土地資源と恵まれた気象条件の中、大規模畑作を中心に青果や畜産を取り入れながら土地利用型農業を確立し、地域経済を支える基幹産業となっています。
JAしれとこ斜里では実需者ニーズに応えながら消費者に信頼される「安全・安心」な農畜産物を届けるため、クリーン農業に取り組んでいます。
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