【待望の復刊!】直木賞作家・北原亞以子の人気時代小説シリーズ「慶次郎縁側日記」 第2弾『再会 慶次郎縁側日記』が7月7日発売

NHKドラマにもなった人情時代小説の金字塔が、新装版としてシリーズ復刊!

株式会社朝日新聞出版

直木賞受賞作家で、時代小説の名手である北原亞以子さんの人気シリーズ「慶次郎縁側日記」が新装版として復刊します。元南町奉行所同心のご隠居・森口慶次郎が江戸を舞台に、庶民の困りごとに優しく寄り添う、人情時代小説の金字塔。NHKでドラマ化され、現在再放送中です。こんな時代だからこそ心に響く、江戸の粋と人情を鮮やかに描いた名作『再会 慶次郎縁側日記』は、2022年7月7日(木)、朝日新聞出版より発売します。

【内容紹介】

「罪を犯させぬことこそ、町方の役目――」

元南町奉行所同心のご隠居・森口慶次郎が、弱き者の困り事を優しく解きほぐす、
江戸の粋と人情に癒される傑作時代小説。

「仏の慶次郎」と呼ばれ、市井の人々に寄り添ってきた南町奉行所同心の森口慶次郎は、
祝言を間近に控えた18歳の一人娘を失う。見知らぬ男に乱暴され、それを苦に自害したのだった。

それから5年後、慶次郎は商家の別荘の寮番として第二の人生を送っていた。先輩格の飯炊き・佐七に小言を言われながらも穏やかに暮らす慶次郎の元には、さまざまな事件や相談、問題が持ち込まれる。

岡っ引の辰吉は、十数年ぶりに出会った昔の女から、亭主と別れたいと懇願され、奇妙な事件に巻き込まれる(「再会 一 秘密」)。そして慶次郎の前にも、たった一度、情を交わした女・おしのが現れて……(「再会 二 卯の花の雨」)をふくむ、珠玉の短編12作品を収録。

 
【著者略歴】
北原亞以子(きたはら あいこ)
1938年東京生まれ。69年「ママは知らなかったのよ」で新潮新人賞を受賞しデビュー。89年『深川澪通り木戸番小屋』で泉鏡花文学賞、93年『恋忘れ草』で直木賞、97年『江戸風狂伝』で女流文学賞、2005年『夜の明けるまで』で吉川英治文学賞を受賞。13年逝去。著書に、『東京駅物語』『妻恋坂』『父の戦地』『誘惑』『あんちゃん』『こはだの鮓』、「深川澪通り木戸番小屋」「慶次郎縁側日記」シリーズなど多数。

【関連情報】
本書原作のドラマ:時代劇セレクション「慶次郎縁側日記2」(主演:高橋英樹) NHK総合 毎週水曜日 午後3時10分〜 2022年8月放送予定 ※放送は変更になることがあります
第1弾の『傷 慶次郎縁側日記』は、現在、好評発売中です。
同シリーズ復刊予定:幻の傑作長編小説「雪の夜のあと」初の文庫化で、2022年8月7日発売(予定)

『再会 慶次郎縁側日記』
著者:北原亞以子
判型:文庫版
定価:880円(本体800円+税10%)
発売予定:2022年7月7日(木曜日)
本文440ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4022650494

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上場
未上場
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8000万円
設立
2008年04月