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葉真中 顕(はまなか あき)『ロスト・ケア』(光文社文庫)が、松山ケンイチ・長澤まさみ主演で映画化(3月24日全国ロードショー)。累計17万部のベストセラーを映画化全面帯で展開!

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  • 3月24日全国公開に向けて、映画化全面帯で展開!
葉真中顕(はまなか あき)のデビュー作であり第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した『ロスト・ケア』が、松山ケンイチ・長澤まさみの主演で映画化。いよいよ3月24日公開に向けて、映画全面帯で書店展開をしています。

【内容】
戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。その報を知ったとき、正義を信じる検察官・大友の耳の奧に響く痛ましい叫び――悔い改めろ! 介護現場に溢れる悲鳴、社会システムがもたらす歪み、善悪の意味……。現代を生きる誰しもが逃れられないテーマに、圧倒的リアリティと緻密な構成力で迫る! 全選考委員絶賛のもと放たれた、第16回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

 


【書誌情報】
書名:ロスト・ケア
著者:葉真中顕
判型:文庫判ソフト
定価:748円(税込)
発売元:光文社

【著者プロフィール】
葉真中顕(はまなか・あき)

1976年東京都生まれ。2013年、『ロスト・ケア』で第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、デビュー。第2作『絶叫』は第36回吉川英治文学新人賞、第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)の候補となり、大きな話題を呼ぶ。'19年、『凍てつく太陽』で第21回大藪春彦賞、第72回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞。'22年『灼熱』で第7回渡辺淳一文学賞受賞。そのほかの著書に、『コクーン』『Blue』『政治的に正しい警察小説』『ブラック・ドッグ』『そして、海の泡になる』『W県警の悲劇』『ロング・アフタヌーン』などがある。
 
  • 完成披露上映会に、豪華キャスト・スタッフと並んで原作者・葉真中顕が登壇

松山ケンイチ×長澤まさみ、初共演の二人が入魂の演技で激突する、社会派エンターテインメント、映画『ロストケア』が3月24日に全国公開する。日本では、65歳以上の高齢者が人口の3 割近くを占め、介護を巡る事件は後を絶たない。この問題に鋭く切り込んだ葉真中顕の第 16 回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、「そして、バトンは渡された」の前田哲監督が映画化。介護士でありながら、42人を殺めた殺人犯・斯波宗典に松山ケンイチ。その彼を裁こうとする検事・大友秀美に長澤まさみ。社会に絶望し、自らの信念に従って犯行を重ねる斯波と、法の名のもとに斯波を追い詰める大友の、互いの正義をかけた緊迫のバトルが繰り広げられる。他に鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、藤田弓子、柄本明といった実力派俳優が出演。現代社会に、家族のあり方と人の尊厳の意味を問いかける、衝撃の感動作だ!
 
  • イベントレポート
来月に公開を控えた本日、上映が終わったばかりで余韻に満ちた会場に、松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、戸田菜穂、加藤菜津、前田哲(監督)、葉真中顕(原作)ら、豪華俳優&スタッフ陣が登場すると、場内は大きな拍手に包まれた。

 

殺人犯・斯波宗典を演じた松山ケンイチ殺人犯・斯波宗典を演じた松山ケンイチ

本作で介護士でありながら42人を殺めた殺人犯・斯波宗典を演じた松山ケンイチは「形になってうれしい。実はみなさんの反応が見たくて一緒に見ていました。同じポイントで感動しているのがわかりました」と挨拶。

検事・大友秀美を演じた長澤まさみ検事・大友秀美を演じた長澤まさみ

 

その斯波を追い詰める検事・大友秀美を演じた長澤まさみは「みなさんの元に届けられてうれしい」と語り、大友と共に事件を追う検察事務官の椎名幸太を演じた鈴鹿央士は「短い時間ですが楽しんでもらえたら」と挨拶。斯波に家族を奪われた女性・梅田美絵を演じた戸田菜穂は「苦しい役でした。ラストは渾身の思いで叫びました」とコメント、斯波と同じ訪問介護センターで働く新人ヘルパーの足立由紀を演じた加藤菜津は「初めての大舞台に緊張している」と挨拶。

 

前田哲監督前田哲監督

そして、監督をつとめた前田哲は「10年かかってやっと届けられた」と挨拶し、原作者の葉真中は「こういう形で見てもらえて感激」とコメントした。
本作は、原作が出版された2013年の頃から、松山と監督で温めてきた作品であったという。前田監督は「小説を読み終わったすぐあとに松山から電話がきた」と明かすと、松山は「そうだっけ?覚えてないな」ととぼける場面も。「なかなか映画化が進まずにいた時にも葉真中先生には僕の情熱だけで待ってもらっていた」と語ると、葉真中も「感激です」と答えた。また、監督からは俳優陣に「役に対する捉え方が僕の思いと合致して驚いた、その力が観客のみなさんの心に届く力になった」とねぎらいの言葉がかけられた。
自分の演技について問われた長澤は「まだ冷静に見られない」としつつも、「自分が出ていないシーンにぐっとくるものがあった。身につまされる思い。見るべき映画だし、見て欲しい映画」とコメント。鈴鹿は「心に訴えてくるものがあった。自分ならどうする?」と問われた気分と作品への思いを語った。そして戸田は「発信して欲しいし、変わって欲しい。苦しい中にいる人にも光が届いて欲しい」と思いを口にした。

 

原作著者・葉真中顕原作著者・葉真中顕

続いて映画化について問われた葉真中は「想像を超えた素晴らしい作品になった。作者だということを忘れて見入った」と絶賛。加藤は「家族のあたたかさを大事にしたいと思える作品」とコメント。
「実は本日初めて作品を見た」と明かした松山にその理由を問うと「どういった作品になっているかより、お客さんと思いを共有したかった」という答えが。さらに「伝えたいことは伝わった。安全と思われている日本の社会の中にも穴はある。見たいもの、見たくないものを区別するのではなく、未来のためにも見ないといけない。どうか考えたことを家族と共有してほしい」と続けた。

今回の試写会では観客の質問に答えるコーナーも。「自分にも起こり得ること」と本作の感想を語る方から、作品を通じて受け取ってほしいことを聞かれると加藤は「介護のかたちはさまざま。同年代の人には考えるきっかけにしてほしい」とコメント。鈴鹿は「人間の尊厳や生死とどう向き合うか、じっくり時間をかけて考えて」と語った。さらに長澤が「将来の夢を語るのと同じように、老後のことも話し合うのが大事。言葉にして伝えて」と語ると、松山は「ぼくもまーちゃんと同じ考え」と同意すると長澤も「そうだよね、けんちゃん」とお互いをあだ名で呼ぶ場面も。そして松山は「そなえは大事。斯波がなぜ殺人をしたか。それは孤独だったから。孤立させないことが大事」と思いを口にした。葉真中が松山の思いに呼応し、「実際の生活でも他人への想像力を持つことが大事」と語り、監督も「現場のスタッフもふるえていたほどの俳優の演技の素晴らしさを見てほしい」とアピールした。

さらに、松山演じる斯波と長澤演じる大友が対峙するシーンの迫力に圧倒されたと興奮気味みに語る方から、撮影秘話について聞かれた長澤は「大友はルールに沿って正義をぶつけるけど、斯波も正しいと思えてくる。感情が揺れ動き、飲み込まれそうになる演技が難しかった。斯波が松山さんでよかった安心感があった。現場では距離感があったほうがいいと思っていたけど、松山さんもそう思ってくれていた。俳優同士では言葉にしないでも伝わるものが現場にはある。その時に生まれた生のものを積み重ねていけた」と話すと、松山は「ぼくもまーちゃんと一緒です!(笑)」とコメント。ふたりのシーンを間近で見ていた鈴鹿は「演技をするのを忘れるほど圧倒された」と撮影を振り返った。

最後は観客へもフォトセッションの時間が設けられ、熱狂のままイベントは終了した。

■日時:2月2日(木)
■登壇者:松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、戸田菜穂、加藤菜津、前田哲(監督)、葉真中顕(原作)
■場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
 
  • 『ロストケア』作品情報
【STORY】
早朝の民家で老人と介護センター所長の死体が発見された。
犯人として捜査線上に浮かんだのは死んだ所長が務める訪問介護センターに勤める斯波宗典(松山ケンイチ)。
彼は献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。この介護センターでいったい何が起きているのか?大友は真実を明らかにするべく取り調べ室で斯波と対峙する。「私は救いました」。斯波は犯行を認めたものの、自分がした行為は「殺人」ではなく「救い」だと主張する。斯波の言う「救い」とは一体何を意味するのか。なぜ、心優しい青年が未曽有の連続殺人犯となったのか。斯波の揺るぎない信念に向き合い、事件の真相に迫る時、大友の心は激しく揺さぶられる。「救いとは?」、「正義とは?」、「家族の幸せとは?」、現在の日本が抱える社会と家族の問題に正面から切り込む、社会派エンターテインメント映画が、今幕を開ける!

3月24日(金)全国ロードショー
出演
松山ケンイチ 長澤まさみ
鈴鹿央士 坂井真紀 戸田菜穂 峯村リエ 加藤菜津 やす(ずん) 岩谷健司 井上薫
綾戸智恵 梶原善 藤田弓子
柄本 明
 原作:「ロスト・ケア」葉真中顕 著/光文社文庫刊  監督:前田哲 脚本:龍居由佳里 前田哲
主題歌:森山直太朗「さもありなん」(ユニバーサル ミュージック) 音楽:原摩利彦
制作プロダクション:日活 ドラゴンフライ 配給:日活 東京テアトル
©2023「ロストケア」製作委員会 
公式サイト:lost-care.com

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業種
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本社所在地
東京都文京区音羽1-16-6
電話番号
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巴 一寿
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未上場
資本金
1800万円
設立
1945年10月
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