過去と未来を繋ぐ、再起の物語。『懲役社長』、元犯罪者が語る社会貢献への道程

本書は、中学時代から社会のレールを外れ、過去に過ちを犯した草間氏が、刑務所での経験を経て、いかにして社会に貢献する道を選んだのかを綴った一冊です。現在は「お年寄り見守り事業」を全国展開する経営者として活躍する著者が、過去の経験から得た学び、社会への熱い想いを赤裸々に語ります。
■書籍内容
高齢者を見守る事業を創り出し、ハイスピードで全国展開している青年がいる。
彼は自らお客様である高齢者の自宅を訪ねている。どんなことに困っているのか、どんなサポートがあれば目の前の高齢者が笑ってくれるのかを探し出すためだ。いつも高齢者と朗らかに話すそんな彼が、実は3年前まで壁の向こう側の住人だったと思う者はいないだろう。
草間氏は神奈川県川崎市で生まれ育ち、若い頃は、荒れた生活を送っていた時期もあった。見かねた周囲の大人たちが鳶の会社に入れたことで草間氏も自分の人を動かす才覚に目覚める。
やがて独立して自分の会社をつくり、従業員も増えたものの、巨額の詐欺事件に巻き込まれ窮地に立たされてしまう。人間不信に陥った彼は「自分も悪いことをして金を稼いでやろう」と考えた。転落のスタートだった。しかし悪事がバレないことなどない。彼はすぐに逮捕され、裁判所で懲役8年を言い渡される。いま、草間氏は当時を振り返り「カッコ悪い生き方をしていた」と語る。
8年の刑期を務めて世間に出てきた彼の顔はすっかり変わっていた。悪い意味ではない。いい意味で顔が変わっていたのだ。それは壁の中でビジネスを本気で猛勉強し、多くの事業アイデアを抱えていたからだ。 中学時代から不良仲間とつるんでいたため学校で学ぶ機会を自ら放棄していたが、刑務所に入って人生で初めて「勉強したい」と心から思えたからだった。
おばあちゃん子だったことも大きく影響していそうだが、元不良少年だった草間氏が今、一番熱心に手掛けている事業は「お年寄り見守り事業」だ。
草間氏は出所後ずっと、ホワイトなビジネスだけを行い、二度と「カッコ悪い自分」には戻らない決意で事業をしている。
本書は、過去の過ちを乗り越え、社会に貢献する草間氏の生き様を描いた一冊だ。
■著者メッセージ
私がこの本で伝えたかったのは、成功のノウハウではない。「生き方」だ。もっと言えば、どう立ち上がるかだ。
人生には、どれだけ努力しても報われない時期がある。信じていた人に裏切られ、積み上げてきたものを失い、もう二度と戻れないと思う瞬間がある。私にもあった。8年という、終わりの見えない時間の中で。
だが、人はどんなに転んでも、何度でも立ち上がれる。立ち上がる理由を持っていれば。
それは才能でも環境でもない。「もう一度、やり直したい」と心の底から願うかどうかだ。
世の中は残酷だ。過去を一度でも踏み外した人間には、容赦なくレッテルを貼る。
だが、それでもなお、誠実に、まっすぐに生きていけば、必ず一人は手を差し伸べてくれる人が現れる。その人を裏切らないこと。それが、再出発の第一歩だ。
私は経営者として、何より「覚悟」というものを大切にしている。
覚悟とは、強がることではない。弱さを抱えたまま、それでも進むことだ。
不安を消すことではなく、不安と共に歩くことだ。
誰も守ってくれない夜に、自分自身を信じる力。
それが覚悟だ。
君がもし、今なにかに挑戦しようとしているなら、「失敗したらどうしよう」と考えるのをやめてほしい。失敗しない人生など存在しない。大切なのは、失敗を理由に止まらないこと。その一歩を、もう一度踏み出す勇気こそが、人間を形づくる。
人は、過去を変えることはできない。だが、「過去の意味」を変えることはできる。
私にとっての8年は、絶望の象徴ではなく、人生を根本から作り直すための時間だった。あの時間があったから、今の私がいる。そしてその経験が、今、誰かの役に立つ仕事へと変わった。
だから君にも伝えたい。どんな過去も、未来の材料にできる。
大切なのは、「もう一度、誰かの役に立つ自分になりたい」と思えるかどうかだ。
君がこの本を閉じたあと、ほんの少しでも前を向こうと思ってくれたなら、この本を書いた意味は、それだけで十分だ。
どうか、自分の人生を、他人の言葉で決めつけないでほしい。
君の中にある“まだ見ぬ可能性”は、君自身が信じてやらなければ、誰も信じてくれない。
転んでもいい。泣いてもいい。だが、立ち止まるな。
立ち上がるたびに、君は強くなる。その強さは、いずれ誰かを支える力に変わる。
これが、今の私が君に伝えたい、心からのメッセージだ
【著者プロフィール】
草間清隆(くさま きよたか)
DOGLORYグループ代表
1992年神奈川県川崎市生まれ。
中学2年からほぼ学校には行かず15才で彫り始めた背中。
見かねた親戚が草間氏を鳶の会社に放りこんだのをきっかけに建設業界に進むことに。
2010年、18歳のときに親方のもとを離れて独立するとすぐに売上と従業員数を伸ばし、やがて法人化して株式会社草間建設を設立。
しかし詐欺事件に巻き込まれたのをきっかけに自らも様々な悪事に手を染め犯罪集団のリーダーと化す。
2015年に逮捕され、函館少年刑務所に収監される。逮捕から8年後の2022年に出所。
現在は複数の会社を経営し、飲食事業、M&A事業、不動産事業、建設事業、リフォーム事業、コンサルティング事業、高齢者を見守る事業など多岐にわたる事業を日本中で展開中。
【書誌情報】
タイトル:『懲役社長』
定価:1,540円(税込)
発行:扶桑社
発売日:2025年11月27日(木)
判型:四六判・並製
ISBN:978-4-594-10156-5
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