土に炭を、食卓に未来を 『バイオ炭』が育んだ野菜の販売を実施

2025年7月25日(金)・7月26日(土)京阪百貨店すみのどう店

株式会社ぐるなび

株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎以下、ぐるなび)は、2022年より取り組む国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)のグリーンイノベーション基金事業の一環として、一般社団法人日本クルベジ協会と株式会社林田商店と連携し、2025年7月25日(金)・7月26日(土)に京阪百貨店すみのどう店でバイオ炭を活用して生産された夏野菜の販売実証を行いました。

木材やもみ殻を炭化したバイオ炭を土壌に施用した農地は、大気中の二酸化炭素を固定し、土壌に炭素が貯留されることで地球温暖化対策の効果が期待されています。

今回の販売実証では、バイオ炭を施用する農地で育った14品目の夏野菜を店頭で販売し、生産者からの商品説明や購入者への意識調査を実施することにより、環境に配慮した食品選びが脱炭素社会の実現に向けた一歩となることを訴求しました。

その中で、購入者の声として、「こういった温暖化対策があることを初めて知った。今年も夏の暑さが厳しく温暖化は身近な話題。自分が購入することで貢献できるなら今後も購入したい」や「温暖化対策に取り組む農家を応援したい」といった意見をいただきました。

今回のご意見や販売実証の結果をもとに、今後はバイオ炭を活用して生産された農産物のEC販売や飲食店でのメニュー活用などを通じて、さらなる実証に取り組む予定です。

また、飲食店へのバイオ炭を活用した農産物の普及を目指すことで、脱炭素社会の促進に貢献してまいります。

ぐるなびは「食でつなぐ。人を満たす。」というPURPOSE(存在意義)のもと、事業を推進しています。今後も、食の持つ無限の可能性を信じ、多様な連携を通じて、持続可能なよりよい社会の実現に貢献していく企業であり続けます。

当日の販売実証の様子

7月25日(金)、7月26日(土)の2日間にわたり、京阪百貨店すみのどう店(大阪府大東市赤井1-4-1)で販売を実施。売り場では、トウモロコシ、オクラ、キュウリなどの14品目の野菜が販売されました。

一般社団法人日本クルベジ協会は、「バイオ炭の施用は循環型社会の実現の可能性を秘めています。また、土壌改良としても効果があり、病気や害虫に強い土壌を作っていくことができます。こうした取り組みを継続することで、土を育て、温暖化対策にもつながってくると考えています」とコメントし、生産者自らが消費者に対して商品の説明を行いました。

また、ぐるなび担当者は今後の展望について、「今回の実証で、取り組みを知っていただければ購入につながることがよくわかりました。今後も小売やいくつかのチャネルで認知拡大への活動を続けていく計画で、バイオ炭を施用した農地で育った農産物を消費者へ販売するというバリューチェーンをつなげる役割を果たしていきたいと思います。消費者に広く認知していただくことで消費を拡大し、それによってバイオ炭施用の普及につなげ、温暖化対策に貢献していきたいと考えています」と述べました。

【購入者の声】

・農家の方からキュウリの種類の違いやオクラの説明など詳しく聞けてよかった。

・まくわうりなど食べてみたことがない野菜の食べ方を聞けたので買ってみた。

・温暖化対策について、このような栽培をしていることが分かれば、優先して買いたい。

【バイオ炭による農地炭素貯留を実現した農地で生産された農産物の販売実証】

2025年7月25日(金)・26日(土)10:00~16:00

京阪百貨店すみのどう店青果売り場(大阪府大東市赤井1-4-1)

【協力】

一般社団法人日本クルベジ協会(https://coolvege.com/)

株式会社林田商店(https://www.hayashida-v.co.jp/)

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会社概要

株式会社ぐるなび

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URL
http://www.gnavi.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー11階
電話番号
03-6744-6463
代表者名
杉原 章郎
上場
東証プライム
資本金
1億円
設立
1989年10月